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【話題のバンクシー展へ!】謎の芸術テロリストは天才か、反逆者か、それとも・・・作品情報あり

皆さんこんにちは、shunGoです!!!

まだまだ夏が終わる気配が全くないですね、、、暑いのなんの、、、

そんな茹だるような暑さが続いていますが!
先日、私横浜で開催されている「バンクシー展 天才か反逆者か」へ足を運んできました!!

以前から度々世間を賑わせているバンクシーですが、その数多くの作品たちが今横浜で生で見れてしまうのです!アートに疎い私でも十分に楽しめる展覧会であり、少しでも気になっている方に共有できればと思い、今回記事を書いております。

したがって今日は、バンクシー展について少しお話ししようと思います!


ところで、皆さんはバンクシーをご存知でしょうか?世界的に有名なので少なくとも名前は聞いたことあるという方が多いのではないでしょうか?

恥ずかしながら私自身はつい最近までバンクシーのことをほとんど知らず(教養なさすぎw)、辛うじて名前を聞いたことがある程度でした。しかし、少し調べてみるとその人物像や活動内容や数々の作品に込められたメッセージなどに惹かれ、独特の世界観に魅了されてしまい、今回展覧会まで行く流れになったというわけです。

バンクシーを知らない方、名前だけ聞いたことある方、バンクシー展に行ってみようと思っている方、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです(^^)

①そもそもバンクシーとは一体何者!?

一言で言うと、風刺画を描く画家です。笑

さすがにこれだけでは情報不足すぎるので補足を加えると、”ストリートアートを中心として反資本主義的なメッセージを作品を通して世界に訴えかける謎に包まれた覆面アーティスト”です。

皆さんは、このような絵を見たことがないでしょうか??

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1枚目は「風船と少女」(原題:Girl with Balloon)
2枚目は「花束を投げる男」(原題:Love is in the air)

バンクシーの作品の中でも有名な作品の一端です。バンクシーの作品に対する解釈は人によって様々であるため、様々な意見に目を通すとさらに作品を楽しめます。

「風船と少女」に描かれている赤い風船は”平和”を意味しており、少女の手から”平和”が離れていく様子が描かれていると言われていたり、彼女の表情には”自由”が表現されているという意見もあるそうです。

また、「花束を投げる男」はパレスチナで描かれ、本来であれば火炎瓶が描かれそうな雰囲気ですが手には花束を持っています。そこには、どんな抗議活動も暴徒化するのではなく平和的に行われるべきだという主張があるという意見や、抗議することは暴動中に花を投げるのと同等に役立つという見方がされています。

また、最近では医療従事者への感謝を描いたバンクシーの絵がイギリス国内の病院に届けられたことで話題になりました。

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原題:Game Changer

そんなバンクシーですが、実は”バンクシー”という名前が1人の人物名なのか、あるいは複数人の団体の名前なのか、それすらも定かではないのです。(イギリス人男性という情報が有力)

なぜなら、バンクシーは一切顔を表に出さずに覆面で活動し、かつ人前で活動しないからです。人目のつかないような場所や夜中にあえて作品を残すため、バンクシーの素顔、それは誰にもわからないのです。

例えて言うと、日本のビッグアーティスト"GReeeeN"のさらに謎に包まれたバージョンという感じでしょうか笑

バンクシー作品の特徴は、絵だけでなくその絵を書いた場所にも大きな意味があると言われていることです。先ほども言った通り、バンクシーの作品はストリートアートが多く、世界中にその作品が散りばめられています。描かれた "場所"も含めて伝えたいメッセージが隠されている点が非常に粋であり人々の探究心をくすぐるのでしょう。

②バンクシー展とは?

そんな世界的アーティストのバンクシーの作品が公開されるバンクシー展が、ここ日本の横浜大阪でそれぞれ期間限定で開催されています!!
横浜会場:2020/3/15〜2020/9/27
大阪会場:2020/10/9〜2020/1/17

バンクシー作品が70点以上も展示され、様々な仕掛けが施されたエンターテイメント要素たっぷりの展覧会です! 詳細は公式HPへ↓
https://banksyexhibition.jp

また、観賞中にはそれぞれの作品の音声説明や文章もあるので作品の背景についてもじっくり楽しむことができます。

ちなみに、忙しくてバンクシー展行けないよという方もこちらから作品情報をお楽しみ頂けます!↓
https://www.izi.travel/en/246b-banksy-genius-or-vandal/ja#4ced-rabuizuinziea/ja

③バンクシー展の展示作品の一例

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買い物袋を持つキリスト(原題:Christ With Shopping Bags)

反消費主義をテーマに描かれた作品。この絵は、クリスマスの本当の意味が消費社会によって打ち消されていることへの皮肉が込められている。元々、慈悲や思いやり、感謝の祝日であり休息の日だったクリスマスは、いつしか高価な食事やプレゼントを交換する日へと変化していることを描いた。

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ナパーム(原題:Napalm)

中央の少女はベトナム戦争で全身に火傷を負い苦しみに悶えている。この少女は実際の写真をモデルに描かれたものだ。そして両脇にはアメリカ資本主義の象徴であるミッキーマウスとドナルド。バンクシーはこの作品で資本主義社会への皮肉を描き、東南アジアの貧困国で作られた製品が消費主義のアメリカで売られている現状批判していると言われている、この作品は世界中で物議を醸した。

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アプローズ(原題:Applause)

戦闘機の前で「APPLAUSE」と描かれたサインが掲げられている。これは、現代メディアの紛争や争いの取り上げ方への疑問が表現されている。メディアは各国の戦争のリアルを報道せず、美化した情報をエンターテイメントのように報道しているとし、よく番組収録で使われるこのサインボードが描かれている。


ここでは個人的に印象に残った3作品を共有しました。ここに載せたのはごく一部であり、他の作品も本当にバンクシーの社会に対するメッセージや人々の受け取り方が表現・説明されており、とても興味深く面白かったです!

④バンクシー展はお勧めできる??

間違いなくオススメできます!

これまで24年間生きてきてアートというものになかなか関心が向かなかった私でさえも、バンクシーの世界観や作品の背景にある考えや訴えのようなものに思考を巡らせるのが楽しいと感じました。これは奇跡に近いです笑

正直言って、ピカソのような絵は一見ちんぷんかんぷんなので私にはまだ良さが分からず、絵そのものを楽しむことや過去の人間の作品となるとどうしてもまだ興味が湧かなかったりするのですが、バンクシーは現在もなお活動しており今私たちが生きている世界に対してメッセージを投げかけているので身近さを感じることができます。

また、絵だけでなく絵を描いた場所であったり絵の裏にある背景にも重要な意味が隠されているのが、謎解きのような感覚で楽しめます。

少しでも気になっている方はぜひ、バンクシー展へ足を運んでみてください!!

では、また!!

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