質問に対して、質問で返す意味。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で783日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,217日。
今日はバングレディシュ国の人と初めて友だちになることができました。大学の研究スタッフとして来日されている優秀な方です。これで、バングラデシュへの足掛かりができましたね。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「質問に対して、質問で返す意味。」です。早速書いていきたいと思います。
質問をされたらどう反応するか?
あなたも質問を受けることがあると思います。
たとえば、部下や後輩からだったり、子どもだったりするでしょう。
その時、あなたは何と答えますか?
私も仕事柄、色んな人から質問の嵐です。
色んな人から質問を毎日、受け続けているとあることに気づきます。
それは、自分で一旦考えてから質問をしているのか、それとも、とりあえず分からないから聞いてみようとしているのか、です。
前者の場合、考えているからこそ、質問の質も高くなります。それに対して、後者の場合、質問の仕方がこちらに全てを委ねるような聞き方をしてきます。
その典型的な質問が、冒頭の「どうしたら良いでしょうか?」です。
質問に対して答えたくなる。
とは言っても、質問をされたら素直に返事をしたくなりますよね。
私もそうです。
でも、質問に対して、答えるのではなく、逆に質問で返すとしたらどうでしょうか?
こんな感じです。
相手は答えを求めているから聞いているのに、質問で返ってきたら中にはイラッとする人もいるかもしれません。
そこまでいかなくても、困惑する人もいるかもしれません。
でも、確実に一つ言えることがあります。
質問に答えることの方が圧倒的に自分にとっても簡単だということです。
なぜなら、質問で返したところで、自分が予想していた答えとは全く違うことを考えているかもしれないからです。
その時は、自分の意見を一旦、さらに飲み込む必要があります。
まずは、意見を言ってくれたことをべた褒め。
そして、なぜそういう風に考えたのかを深堀りしていく。
そうやっていくうちに、考えのプロセスが違う点を見つけて、それを諭していく。
最終的に、自分自身で解決方法に気づいてもらうように促す。
つまり、コーチングのような対話となります。
今を対処したいのか、これから先を見据えるのか。
一体、なぜ、こんなまどろっこしい対応を私は選択するのでしょうか?
その理由は、これから先のことを考えると、自分の頭でしっかりと考えるベースを相手にもってもらうと相手自身もこちら側の双方にとって楽になるからです。
というのも、自主的に考えてくれて判断軸だったり考え方のベースが揃ってくると、毎回の打合せや摺合せもなくなっていきます。
毎回の度に、確認をする方もされる方も大変なことに変わりありません。
そんな成長する機会に溢れているにも関わらず、私が先に答えを言ってしまっては、その人の自主的に考えるという成長の芽を摘んでしまうことになりかねません。
そのため、できる限り、コーチング形式で対話をするように心がけています。
これも時と場合によっては、です。
例えば、どうしても今すぐ決断を出さないといけないような緊急事態であれば、コーチングをしている時間はありません。
そのため、こちら側から指示を出す、答えを伝えるということを先に行います。
そういうことを考えると、いくつかのリーダーシップの型を持っておいた方が良いんじゃないかなと考えています。
あなたはどうでしょうか?
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・質問する側は、「自分で一旦考えてから質問をしているのか」それとも、「分からないからとりあえず聞いてみようとしているのか」に分かれる。
・質問に答えることは、自分にとっても相手にとっても楽。
・その人が自分の頭で考えられるようになってもらうため、できる限り、コーチング形式で対話をする。
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