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10月1日は、内定式の日です

こんにちは。
キャリア教育・支援センターの神谷です。

10月1日は、内定式の日です。多くの企業では、この内定式の出席をもって最終的な内定者を確定させます。一方、学生にとっては、重複内定のある人はこの日までに1社に絞り込みをする、すでに1社に決めている人は改めて入社の意思を確認する、そんな大事なタイミングです。

でも、内定をもらえたとしても、それですべてOKという訳ではなさそうです。

大卒向けの就職情報を提供している株式会社ディスコが、2023年8月にリリースした「キャリタスリサーチ」にちょっと気になる記事を見つけました。「入社に向けた内定しフォロー」という調査結果で、「キャリタス就活」に登録されている学生モニターを対象に、2023年2月に調査をした「内定期間中の不安」という内容です。(グラフを参照)

内定期間中の不安についてたずねると、ほとんどの学生が「不安を感じた」と回答。どんなことに不安を感じていたのかについては、「仕事についていけるのか」が最も多く、次に「入社後、人間関係がスムーズにいくか」、「社会人の生活リズムに慣れるのか」でした。学生から社会人になるという立場の変化を前に、様々な不安を感じていた様子がうかがえます。

その結果として、内定そのものに疑問に思って就活を再開したり、あるいはせっかくいただいた内定を辞退したりする学生もたまにみられます。そこまでではなくても、不安を抱えたままの就職は早期離職につながることもあります。

学生たちの就職支援をする立場からいえば、内定がもらえれば就活終了!というのではなく、その後のフォローもまた大切だということ。学生の方々には、内定後であったとしても、何かしら不安を感じるようだったら、遠慮なく各キャンパスのキャリア支援室を訪ねて欲しいと思います。