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翔優
2020年7月26日 10:40
村上春樹の作品というと、独特の語り口というのがあって、全文を通してその調子なもんだから、違う人物も同じように見えてしまう。作品は読むんだけど、ハルキストになるほどハマり込むということはなかった。この作品(小説ではなく、エッセイ)は特徴的な書き方を封印して、父親のことを率直に書いていて、それが新鮮に映った。というよりは、村上春樹作品ではないみたいに思えたt言った方がいいのかもしれない。全部で
2020年7月14日 23:33
読書感想文ということでストレートな感想文を書きたいと思います。まずはネタバレにならない程度にあらすじを。主人公の更紗は実の父母と別れ、伯母の家で暮らしている。ある日、ひょんなことから文という男に付いていき、しばらくの間、生活を共にする。後に誘拐で逮捕された文と更紗は、数年後思わぬ形で再会するが…まずこの作品は「本屋大賞」を受賞しているのですが、まさになるべくしてなったのだと実感しました