歯科医M

情報発信で歯科疾患を「予防」して、「健康寿命」を延ばします。 勤務医、開業医として約3…

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情報発信で歯科疾患を「予防」して、「健康寿命」を延ばします。 勤務医、開業医として約30年間、歯科医として診療してきました。 1万人以上の治療と予防、通算100回以上の講演を開催し、特に「予防」に力を入れてきました。

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「自己紹介」

勤務医、開業医として約30年間、歯医者として働いてきました。 一般歯科、小児歯科、矯正歯科、特に予防に力を入れてきました。 1万人以上の治療、100回以上の講演やセミナー開催しました。 今まで、治療してきて思うことは、 虫歯の治療は、けずって、つめて、終わりではないということです。 それは、虫歯の進行を止めているだけで、また虫歯は、できます。 やがて、歯は痛くなり、寿命は短くなります。 それは、虫歯の「原因」が取れていないからです。 その「原因」を取り除くこと

    • 「マウスウォッシュ(洗口液)」は必要か?

      「マウスウォッシュ(洗口液)」は必要か? 必ずしも必要はなく、あくまで補助的なものです。 「マウスウォッシュ(洗口液)」は、歯磨きの代わりには、ならないです。 口の中がスッキリするので効いているように感じるかもしれませんが、洗口液を使ったからといって歯磨きの代わりになりません。 使うのはかまいませんが、あくまで補助的なものです。 いろんな商品がありますが、アルコールが含まれているものは、口腔粘膜を乾燥させるリスクがあります。 洗口液を使うなら、ノンアルコールのタイ

      • 「舌磨き」は必要か?

        「舌磨き」は必要か? 「舌磨き」は必要である 舌苔(ぜったい)のばい菌を除去するためです。 舌の表面に白い苔状のものが付着していることがあります。 これは舌苔(ぜったい)といって、皮膚でいう垢のようなものですが、ここにもばい菌がいるのです。 せっかくプラークを除去できたと思っていても、口の中はつながっているので、舌苔で繁殖したばい菌が、唾液を介して、きれいにした歯や歯周ポケットに戻ってきます。 また、舌苔が厚くなると、舌の表面の味を感じるセンサーの役割をしている味蕾

        • 「歯磨き」はどれぐらいの「時間が」必要?

          「歯磨き」はどれぐらいの「時間が」必要? 寝る前は、「歯ブラシ」だけで「5分」、「歯間ブラシ」や「フロス」などを加えると「10分」必要です。 歯を1本ずつ、ていねいに磨く必要があるからです。 食べかすは、歯と歯の間や、歯と歯肉の間にたまりやすいので、急いで磨こうとすると、2~3本の歯を一緒に磨くことになってしまいます。 その結果、大事なところに、磨き残しが出てくる可能性がありますので、1本ずつ、ていねいに磨いてください。 食べかすが残りやすいのは、①歯の噛む面、②歯

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        記事

          「歯磨き」は「いつ磨く」のが、「一番効果」があるの?

          「歯磨き」は「いつ磨く」のが、「一番効果」があるの? 「一番効果」があるのは、「寝る前」です。 虫歯菌、歯周病菌は、夜寝ている間に繁殖しやすいからです。 寝ているときは唾液の分泌が少なくなります。 唾液には殺菌作用があるので、唾液の分泌が盛んな日中は、虫歯菌、歯周病菌は就寝時よりは、繁殖しません。 ですから、虫歯菌、歯周病菌の原因となるプラークを「寝る前」にしっかり落として、菌の繁殖を抑えないといけません。 「寝る前」は、時間をかけて、しっかり磨くようにしてください

          「歯磨き」は「いつ磨く」のが、「一番効果」があるの?

          「フロス」や「歯間ブラシ」を使うのは、「歯ブラシ」の前か?後か?

          「フロス」や「歯間ブラシ」を使うのは、「歯ブラシ」の前か?後か? 「フロス」や「歯間ブラシ」は「歯ブラシ」の前に使う。   前のほうが、歯の間に残っている食べ物や汚れを落とせるために、「歯ブラシ」も入りやすく、フッ化物も残りやすいからである。 「歯ブラシ」だけでは汚れは6~7割しか落とせません。 そのため、「フロス」や「歯間ブラシ」が必要です。 「フロス」や「歯間ブラシ」は「歯磨き」の前のほうが、ケアの効率がよいというデータが出ています。 歯学部の学生が、「フロス

          「フロス」や「歯間ブラシ」を使うのは、「歯ブラシ」の前か?後か?

          「虫歯予防相乗効果」のある「2つの組み合わせ」とは?

          「虫歯予防相乗効果」のある「2つの組み合わせ」とは? 「緑茶に含まれるカテキン」と「フッ化物」 東北大学大学院歯学研究科の高橋信博教授の研究グループはこの度、「緑茶に含まれるカテキン」と「フッ化物」を組み合わせることで、虫歯予防に相乗効果が生まれることを国際学術誌「Caries Research」に発表した。 実験は、実際の緑茶に含まれるカテキンの濃度で行われていて、この結果はカテキンが将来的な虫歯予防に向けた効果的なツールとして期待できることを示している。 カテキンに

          「虫歯予防相乗効果」のある「2つの組み合わせ」とは?

          「食後すぐ(30分以内)の歯磨きは、しないほうがいい」説は本当か?

          「食後すぐ(30分以内)の歯磨きは、しないほうがいい」説は本当か? 「食後すぐ(30分以内)に歯を磨いてはいけない」説は、誤った情報です。 日本小児歯科学会や日本歯科保存学会、日本口腔衛生学会など国内の名だたる学会もこの言説を医学根拠に欠けた情報としています。 なぜ、このような情報が広まったのでしょうか? きっかけはTVの情報番組で取り上げられたことですが、その内容が誤った形で広まってしまい現在に至ります。 私たちが日常行っている歯磨きの目的は、むし歯や歯周病の原因

          「食後すぐ(30分以内)の歯磨きは、しないほうがいい」説は本当か?

          「口臭予防」に有効な「習慣」

          「口臭予防」に有効な「習慣」 「口臭」を発生させる原因の多くは、歯や舌に残ったタンパク質なので、「歯磨き」や「舌磨き」でタンパク質を残さないようにすると予防効果は高くなります。 とくに、生理的「口臭」の主な発生源は舌の表面ですので、舌のケアをしっかりおこなうと「口臭」は一気に軽減されます。したがって、1日1回、朝起きた時には、専用の舌ブラシで舌の表面の汚れを丁寧に落とましょう。 また、「唾液」が減少すると「口臭」は強くなるため、「唾液」の分泌を促して口の乾燥を防ぐこと

          「口臭予防」に有効な「習慣」

          「朝起きた直後の白湯」は「危険」!「虫歯菌」「歯周病菌」を飲むことになる

          「朝起きた直後の白湯」は「危険」!「虫歯菌」「歯周病菌」を飲むことになる 「朝起きた直後に白湯を1杯飲む」という健康法が最近流行っていますが、これは絶対にしないでください。 なぜなら、「虫歯菌」「歯周病菌」を飲みことになるからです。 「虫歯菌」「歯周病菌」は、夜寝ている間が一番増えます。 「白湯」自体は、体によいので、朝起きてすぐに、歯をみがいて口腔内を、きれいにしてから飲んでください。 どうしても、歯みがきの時間がないという人は、うがいをして、口の中の悪い菌を吐き出して

          「朝起きた直後の白湯」は「危険」!「虫歯菌」「歯周病菌」を飲むことになる

          「歯医者」に「行きたがらない人」を「行かせる方法」

          「歯医者」に「行きたがらない人」を「行かせる方法」 理解と共感: · 当事者の立場に立って話を聞き、その人の不安や恐れを理解しましょう。 · 歯医者に行くことがなぜ嫌なのか、具体的な理由を尋ねてみてください。 情報提供: · 歯医者の訪問が健康にとってなぜ重要なのか、リスクを避けるためにどのように役立つかを説明しましょう。 信頼できる歯医者の選定: · 良い口コミを持つ歯医者を選ぶことが大切です。信頼できる歯医者は患者に対して気配りがあり、安心感を提供します。 予約の

          「歯医者」に「行きたがらない人」を「行かせる方法」

          【歯医者イメージ調査】② 「約9割」の方が「短期間」での「集中治療」を望んでいる。

          【歯医者イメージ調査】② 「約9割」の方が「短期間」での「集中治療」を望んでいる。 歯科医院への通院経験がある30代~70代の方を対象に「歯医者と歯科治療に対するイメージ」に関する調査を実施しました。 およそ9割が「短期間で集中的に治療したい」と回答。その理由とは? · 「治療をするなら、短期間と長期間どちらがよいですか?」と質問したところ、およそ9割の方が『短期間で集中的に治療する(89.2%)』と回答しました。 ■短期間で集中的に治療したい理由とは…? ・通うのが面

          【歯医者イメージ調査】② 「約9割」の方が「短期間」での「集中治療」を望んでいる。

          【歯医者イメージ調査】① 「約半数」は「痛み」が「怖い」と感じている

          【歯医者イメージ調査】① 「約半数」は「痛み」が「怖い」と感じている 歯科医院への通院経験がある30代~70代の方を対象に「歯医者と歯科治療に対するイメージ」に関する調査を実施しました。 「歯医者に対して怖いイメージはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『歯を削る、抜くのが怖い(50.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『痛みが怖い(46.9%)』『特にない(28.6%)』『麻酔が怖い(23.0%)』と続きました。 ■治療時の痛みについて、特に何が怖いな

          【歯医者イメージ調査】① 「約半数」は「痛み」が「怖い」と感じている

          「避難生活」で健康を保つために必要な「お口のケアー」

          「避難生活」で健康を保つために必要な「お口のケアー」 避難生活でもお口のケアーは必要です。 お口を清潔にすることで、感染症の原因となる細菌が、体の中に入ってくるのを止めることができます。 特に免疫力が低下している避難者は、お口の中が清潔でないと、細菌が増えて、肺炎など、さまざまな感染症になります。 少しの水でもできる歯磨きの方法 ・歯ブラシを湿らせて、歯磨きをする。 ・歯ブラシの汚れは、ティッシュペーパーで拭き取りながら繰り返す。 ・少しの水を一気に口に含むのではなく

          「避難生活」で健康を保つために必要な「お口のケアー」

          「揚げ物」を食べる人は「口内炎」ができやすい

          「揚げ物」を食べる人は「口内炎」ができやすい 「揚げ物」を食べる人は、「口内炎」ができやすくなるリスクが4.42倍になります。 フライや天ぷら、唐揚げなどの「揚げ物」は食生活のバランスに関連します。脂肪を代謝するビタミンB群が不足する可能性が高くなります。 「口内炎」を予防し、口の中を健康に保つには、ビタミンB2、B6、ビタミンC、ビタミンAなどの栄養素をしっかりとる必要があります。 ビタミンB2は、レバーや卵、うなぎ、牛乳、ビタミンB6は、まぐろ、かつお、鮭などの魚

          「揚げ物」を食べる人は「口内炎」ができやすい

          「歯磨き」だけで「虫歯」は「予防」できない!3つの「虫歯予防法」とは?

          「歯磨き」だけで「虫歯」は「予防」できない!3つの「虫歯予防法」とは? 「歯磨き」だけで「虫歯」は「予防」できない 3つの「虫歯予防法」 1,飲食物の回数を減らす(特に間食、おやつ) 2,寝る前に食べない、飲まない(特に甘い飲食物など) 3,フッ素入り歯磨き粉を使う(特に寝る前) 1,飲食物の回数を減らす(特に間食、おやつ) 飲食物の回数が増えるほど、酸が出る回数が増えて、虫歯ができます。虫歯の予防には、飲食物の回数を減らすことが必要となるのです。 2,寝る前に食

          「歯磨き」だけで「虫歯」は「予防」できない!3つの「虫歯予防法」とは?