歯科医M

情報発信で歯科疾患を「予防」して、「健康寿命」を延ばします。 勤務医、開業医として約3…

歯科医M

情報発信で歯科疾患を「予防」して、「健康寿命」を延ばします。 勤務医、開業医として約30年間、歯科医として診療してきました。 1万人以上の治療と予防、通算100回以上の講演を開催し、特に「予防」に力を入れてきました。

マガジン

  • トランスミッション

    • 122,171本

    とらねこが運営する共同マガジン。グループ合計で参加者1,200名を超えました。フォロワ数2000名以上、120,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • note大学共同運営マガジン

    • 44,724本

    note大学共同運営マガジンです。 ※メンバーと共有していますので画像は消さないでください

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 22,776本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • みんなで作るパトの共同マガジン

    • 18,918本

    【ルール】 ・自分のことだけでなく、他の参加者にも配慮すること。 ・連続投稿は1回5本まで ・過剰に自分の記事を投稿しないこと(過剰の範囲は常識の範囲内) ・管理者の指示に従うこと。 なお、ルール違反等が続くまたは管理者からの指示に応じえない場合は退会処理をさせていただきますのでご了承ください。

  • <共同運営マガジン>ここまろの交流部!

    • 19,154本

    ここでは、自分の記事や「いいね!」と思った記事を自由に追加することができます!! 詳しくは下の固定記事で!! (基本的に記事数制限なし!) ※画像・マガジンタイトル・公開設定は変更しないでください※

最近の記事

  • 固定された記事

「自己紹介」

勤務医、開業医として約30年間、歯医者として働いてきました。 一般歯科、小児歯科、矯正歯科、特に予防に力を入れてきました。 1万人以上の治療、100回以上の講演やセミナー開催しました。 今まで、治療してきて思うことは、 虫歯の治療は、けずって、つめて、終わりではないということです。 それは、虫歯の進行を止めているだけで、また虫歯は、できます。 やがて、歯は痛くなり、寿命は短くなります。 それは、虫歯の「原因」が取れていないからです。 その「原因」を取り除くこと

    • 「歯ブラシ」の「ヘッド」に「キャップ」をつけておく?つけない?

      「歯ブラシ」の「ヘッド」に「キャップ」をつけておく?つけない? つけないほうが良い なぜなら、 「歯ブラシ」が乾けば、ほとんどの細菌は死滅するからです。 「歯ブラシ」に生息する細菌の大部分は、酸素に触れていることで死滅します。 「歯ブラシ」の「ヘッド」部分は空気に触れるようにしておくことです。 「歯ブラシ」の「ヘッド」に「キャップ」をした場合、しなかった場合よりも細菌数が多くなる。 つまり、「歯ブラシ」には、「キャップ」をつけない方が良いです。 経験からは、

      • 「歯磨き後」の「うがい」は「何回」?

        「歯磨き後」の「うがい」は「何回」? 「1回」だけが良い なぜなら、 歯磨き粉の成分が、うがいと共に流れてしまうからです。 できるだけ流さないように、ごく少量の水で1回だけが良いです。 経験からは、 「歯磨き後」の「うがい」は、多量の水で2回以上している人が多いですが、 ごく少量の水で1回だけが良いですね。 「質問募集します」 下の質問箱に書いて下さい。 匿名で聞けますので、歯科医院で直接は聞きにくいことや、 歯科に関する悩みなど、何でも、お気軽に書いてくだ

        • 「歯磨き」の時「歯ブラシ」は「ぬらす」?「ぬらさない」?

          「歯磨き」の時「歯ブラシ」は「ぬらす」?「ぬらさない」? 「ぬらさない」ほうが良い なぜなら、 泡立ってしまうと磨けた気分になってしまって、磨き残しが増えてしまいます。 さらに泡立ちが良くなるだけでなく、歯磨き粉が水で薄まり効果が弱まってしまうからである。 経験からは、 「歯磨き」の時「歯ブラシ」を「ぬらす」人が多いですが、 「ぬらさない」ほうが良いですね。 「質問募集します」 下の質問箱に書いて下さい。 匿名で聞けますので、歯科医院で直接は聞きにくいことや

        • 固定された記事

        「自己紹介」

        マガジン

        • note大学共同運営マガジン
          44,724本
        • トランスミッション
          122,171本
        • 共育LIBRARY×共同運営マガジン
          22,776本
        • みんなで作るパトの共同マガジン
          18,918本
        • <共同運営マガジン>ここまろの交流部!
          19,154本

        記事

          「お口の機能低下」を予防する「2つの方法」

          「お口の機能低下」を予防する「2つの方法」 1、「ブクブク運動」 2、「パタカラ運動」 1、「ブクブク運動」 ①左頬に空気を入れてふくらませ、ブクブクと4回動かす。 ②右頬、上唇、下唇も同様に4回動かす。 ③最後に口全体に空気を入れてふくらませ、ブクブクと4回動かす。 これを2回繰り返す。 唇や頬、呼吸の動きを高めるので、食べこぼしが改善されます。 2、「パタカラ運動」 早口でパタカラ、パタカラと言うのではなく、一音ずつはっきりと発音するようにしましょう。「パ」

          「お口の機能低下」を予防する「2つの方法」

          「お口の機能低下」の「5つのチェック項目」

          「お口の機能低下」の「5つのチェック項目」 「お口の機能低下(オーラルフレイル)」は、健康な口と、治療が必要となるほど機能低下した口の間の状態で、噛みにくさや食べこぼし、むせるなどの症状がでます。 以下の「5つのチェック項目」は、日本老年医学学会が公開した。 「5つのチェック項目」 ①歯の数 歯の数が19本以下 ②噛む力 半年前と比べて硬いものが食べにくくなった ③飲み込む力 お茶や汁物でむせることがある ④口の乾燥 口の渇きが気になる ⑤滑舌低下 普段の会話ではっき

          「お口の機能低下」の「5つのチェック項目」

          「小児」の「顎関節症」

          「小児」の「顎関節症」 「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「小児」で一番多いのは、音だけがして痛みを伴わないタイプです。 音の「原因」は、関節円板がもともとの場所から前方にずれていて、口を開けるときに下顎頭が引っ掛かるためだ。 関節の柔軟性、姿勢や生活習慣、食べ物など、複数の要因が影響しています。 「生活習慣」の見直しが大

          「小児」の「顎関節症」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」⑤ 「注意点」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」⑤ 「注意点」「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「注意点」安易な「矯正」や「かぶせ物」、「歯を削る」ことは、危険性があります。 顎が痛くなると、「かみ合わせ」が悪いと考えて、「矯正」をしたり、歯に「かぶせ物」をしたり、「歯を削ったり」して、かみ合わせを変える場合があります。 これは

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」⑤ 「注意点」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」④ 「予防法」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」④ 「予防法」 「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「予防法」 歯ぎしりや歯の食いしばり、瞬間的に歯をくいしばる運動、顎を引いて行う声楽、バイオリンや吹奏楽部の演奏、頬づえをつく癖、ストレスや緊張などがある方は、口を大きく開ける「ストレッチ」が「予防」になります。 なぜなら、ふだん

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」④ 「予防法」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」③ 「治療法」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」③ 「治療法」 「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「治療法」 生活習慣の見直し:顎に負担をかける習慣を見直すことが役立ちます。特に、頬ずえに気をつけて下さい。 物理療法: 熱や冷却、マッサージ、ストレッチなどの物理療法が行われることがあります。 薬物療法: 筋肉の緊張、痛みを抑

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」③ 「治療法」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」② 「症状」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」② 「症状」 「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「症状」 顎の痛み: 顎の関節部分や周辺の筋肉が痛むことがあります。 顎の動きの制限: 顎を開け閉めする際に制限が生じることがあります。 顎の音: ごく軽度のポップやクリック音から、摩擦音やカクカクといった音がすることがあります。

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」② 「症状」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」① 「原因」

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」① 「原因」 「顎関節症」(TMJ症候群)は、顎関節とその周りの構造に関連する問題によって引き起こされる症状の総称です。 「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患で、学校検診にも取り入れられています。 「原因」 顎関節や咬筋の損傷: 顎関節や咬筋に対する外傷や損傷が、症状の原因となることがあります。これは事故やスポーツの怪我などが関与することがあります。 歯ぎしりや食いしばり: 歯ぎしりや食いしばりは、顎関節に負担をかけ、炎症を引

          「虫歯」「歯周病」と並ぶ歯科疾患「顎関節症」① 「原因」

          「歯磨き粉」の「選び方」

          「歯磨き粉」の「選び方」 「歯周病予防成分」 「トラネキサム酸」は、出血を抑える抗炎症成分で、抗炎症作用があります。歯肉炎の段階であれば改善する可能性があります。 他には、抗炎症作用がある「グリチルリチン酸」という成分もあります。 「ビタミンE」は、血行を促進し、歯肉を活性化する作用が期待できます。歯肉が出血するのは傷ができているわけですが、その傷を治すために血行を促進させるのです。 「イソプロピルメチルフェノール」(IPMP)は、殺菌作用のある成分で、歯周病菌を減ら

          「歯磨き粉」の「選び方」

          「マウスウォッシュ(洗口液)」は必要か?

          「マウスウォッシュ(洗口液)」は必要か? 必ずしも必要はなく、あくまで補助的なものです。 「マウスウォッシュ(洗口液)」は、歯磨きの代わりには、ならないです。 口の中がスッキリするので効いているように感じるかもしれませんが、洗口液を使ったからといって歯磨きの代わりになりません。 使うのはかまいませんが、あくまで補助的なものです。 いろんな商品がありますが、アルコールが含まれているものは、口腔粘膜を乾燥させるリスクがあります。 洗口液を使うなら、ノンアルコールのタイ

          「マウスウォッシュ(洗口液)」は必要か?

          「舌磨き」は必要か?

          「舌磨き」は必要か? 「舌磨き」は必要である 舌苔(ぜったい)のばい菌を除去するためです。 舌の表面に白い苔状のものが付着していることがあります。 これは舌苔(ぜったい)といって、皮膚でいう垢のようなものですが、ここにもばい菌がいるのです。 せっかくプラークを除去できたと思っていても、口の中はつながっているので、舌苔で繁殖したばい菌が、唾液を介して、きれいにした歯や歯周ポケットに戻ってきます。 また、舌苔が厚くなると、舌の表面の味を感じるセンサーの役割をしている味蕾

          「舌磨き」は必要か?

          「歯磨き」はどれぐらいの「時間が」必要?

          「歯磨き」はどれぐらいの「時間が」必要? 寝る前は、「歯ブラシ」だけで「5分」、「歯間ブラシ」や「フロス」などを加えると「10分」必要です。 歯を1本ずつ、ていねいに磨く必要があるからです。 食べかすは、歯と歯の間や、歯と歯肉の間にたまりやすいので、急いで磨こうとすると、2~3本の歯を一緒に磨くことになってしまいます。 その結果、大事なところに、磨き残しが出てくる可能性がありますので、1本ずつ、ていねいに磨いてください。 食べかすが残りやすいのは、①歯の噛む面、②歯

          「歯磨き」はどれぐらいの「時間が」必要?