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2021年10月の記事一覧
俺たちがサスティナブルじゃないといけないわけ。
元大工の私が下請けの職人から脱却して元請け工務店の経営を目指した理由の1つに、起業当初に問い合わせを受けた、地域に住まわれている方が「リフォームやメンテナンスをする際に新築をした会社に頼めなくて、どこに頼んだらいいか分からない。」と立て続けに言われる状況だったことがあります。
当時リフォームのお声掛けをいただいたお客様先で1番よく耳にしたのは「新築の時に建ててくれた工務店さんはもういなくなっちゃっ
現場を起点にした作る、売る、回すの三位一体論 ②marketing
先日から私が生業としている工務店をはじめとしたモノづくり企業の事業をシンプルにまとめて「作る=product」「売る=marketing」「回す=management」の3つのタスクに集約し、これらの最適化は全て現場を起点に考えるべきだとの持論を書きはじめました。まず初めに「作る=product」がその根幹にあり、職人を始めとする現場人材育成の重要さを前回書きました。引き続き今日は「売る=mark
もっとみる現場を起点にした作る、売る、回すの三位一体論 ③management
経営者にとって、事業を行う上での大きな目標に環境の変化に強い持続可能なビジネスモデルの構築があると思います。もちろん、何のための事業か、その事業を通してどんな価値を提供するのか、と言うWhyとWhatが重要なのは当然ですが、事業は継続できてこそであり、持続可能なスキームを組み立てる事が同時に必要になります。激しく変化する外部環境に翻弄されることなく持続可能なビジネスモデルを構築するには数多くの、と
もっとみる押部谷&伊川谷地域通貨発行プロジェクト キックオフ!
私が代表を務める株式会社四方継の地域コミュニティー事業部「つない堂」が毎月主催する暮らしを豊かにするイベント「つむぎ暮らし」の今月のテーマはお金について。ファシリテーターを私が務めて、「今こそみんなで考えたいお金の話」と題して大きく2つのテーマについて話し合いました。
ディフェンスとオフェンス2つのテーマと言うのは激しく環境が変わりつつある今の世の中をファクト(事実)に基づいて冷静に俯瞰しつつ、
職人不足問題と社会課題の深い因果関係と根本的解決へのアプローチ
私は、本業を通して社会課題の解決に取り組む、高い志を持った事業者のコミュニティー、経営実践研究会に所属しています。毎月、7の倍数の日にCLミーティングなる全国の500社以上のメンバーの中から有志がオンライン上に一堂に会してピックアップされた4人のメンバーのビジネスモデルプレゼンを聴き、感想や意見を述べ合う機会があります。様々な業種業態の会員が発表されますが、皆さん本業で社会課題を解決すると言う会の
もっとみるNPO法人で取り組むべき持続性の追求
今日は私も理事に名を連ねているNPO法人ご安心リフォーム推進委員会の運営委員会に参加してきました。この団体では「安心リフォーム基準」と言う名のリフォーム事業者向けの認定基準を設けており、建設業許可やリフォーム瑕疵保険への加入等の条件をクリアした事業者だけが正会員になることができます。技術や知識、ガバナンスのレベルを見える化して地域の人たちにに安心して仕事を依頼することが出来る事業者がいる事を知って
もっとみる満足ではなく幸福を。 ソーシャル・カンパニー・フォーラム2011@大阪
昨日は大阪の伝統的建築物、中央公会堂にて経営実践研究会主催のソーシャルビジネスフォーラムが催され、緊急事態宣言が解除されて初の300人規模の会合に足を運びました。一応、手指消毒やマスクの着用、ソーシャルディスタンスに留意されての開催でしたが、リアルに対面で大勢の人と会う事に後ろめたさがなくなった、リスクに対する備えはしつつも、パンデミックでヒステリックな状況からようやく脱した印象を受けました。コロ
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