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気持ちとの向き合い方は3種類

小さいことで落ち込む。
心が痛くて立ち上がれなくなる日がある。
考えすぎて涙が止まらないときもある。

そんな私を見て、メンタル弱すぎると言った人はたくさんいます。

だけど、ここ数日はすごく頑張った。
人に頼らず、自分で自分の心をコントロールできるように。

普段は「私なんか…」って思うけど、
最近は「私ならできる!」ってちょっとハッタリかます勢いで生きていました。

つらくても、つらくないって思い込もうとしたり。
本当は誰かに認めてほしいけど、そんなのいらないって思い込もうとしたり。
色んな気持ちを、見てみぬふりをするようにしました。

そしたら、前よりも少し強く生きられるようになった気がします。
だけど同時に、自分の気持ちに嘘をついている罪悪感もありました。

世の中にはたぶん、
自分の気持ちに正直に生き続けている人と、
自分の気持ちを誤魔化しながら生きている人と、
自分の気持ちを把握したうえで乗り越えた人、
この3パターンがあるんじゃないかと思います。

幼いときはみんな自分の気持ちに正直で、素直ですよね。
でも、つらい気持ちをごまかすために、自分に嘘をついて生きるようになるんだろうなと。

最終的には自分の悲しい気持ちとかつらい気持ちを全部受け入れて、
それを上手に昇華できるのが理想ですけど…。
そんなに簡単じゃないような気もします。

精神的に大人になるってこういうことなのかもしれませんね。
でも大人になるほど良いってわけでもなくて、
ずっと正直で居続けても良いと思うんです。

自分の気持ちを誤魔化すくらいなら、自分に正直でありたい。
私はそう思います。

自分の気持ちを誤魔化して、つらい気持ちにフタをするのは生き方の手段として良いと思います。
でも、だからって正直な人より偉いのか?と言われたら、そうでもないような気がして。

見てみぬふりをして平静を装う人。
つらさに真正面から向き合って苦しみもがく人。

優劣なんてないと思います。

前者のほうが、社会的には大人に見えます。一見、普通だから。
だけど心のなかにはモヤモヤがたくさんあるはずです。
そしてそれに慣れたらきっと、痛みを感じなくなるんじゃないでしょうか。
フタをしたまま、フタしたことも忘れて。
そうして心が強くなっていくのかもしれません。

もしくは、
そうしなければ、生きていけないようなことがあったのかもしれません。

私は、できるだけ自分の心に向き合い続けたい。
だからときには毛布にくるまって嗚咽したり、
誰かに助けを求めたりしながら、
ボロボロになりながら生きていくんだと思います。

ときには、自分の気持ちにフタをすることもあるかもしれません。
自分に対して、優しい嘘が必要になることもあるかもしれない。

でもそれはあくまでも、応急処置としておきたいです。
日頃からフタをしてしまうのは怖いことだから。

いつもはボロボロになって、少し落ち着いてきたらノートに気持ちを殴り書きして、ちょっとスッキリしたら外に出て気を紛らわして、人と会って話して。

そうやって自分に正直な気持ちを大切にしていれば、
本当の意味で理想的な、強い私になれるような気がします。

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