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10円玉を握りしめて公衆電話まで走る  歌sakura

「キョウハ、3分カン電話ノ日デス」

カーナビは今朝も教えてくれた。

「なんなんだ?3分間電話って?」

調べてみると

1970年1月30日、公衆電話の市内通話料金を3分で10円と決められた。これは公衆電話の長電話を防止するためのようだ。

「あゝそうやったなぁ。10円玉を握りしめて自転車に乗って公衆電話まで行った」

携帯、スマホ時代の現在では考えられないが、

そんな日があったと思い出した。



これを読んで、うなづいたあなたなら懐かしいと思い出していると思う。


こんな冬の寒い夜でも、電話ボックスで缶コーヒーを飲みながら恋人に電話している少年たちがたくさんいた。


市内なら、まだしも遠距離恋愛は大変だ。



10円玉が



カチッ



カチッ



カチッ



と次々と公衆電話の中に落ちていく。



話す話題もなくなり、沈黙のなか



コインが落ちる音だけが



切なかった



そんな話をstand.fmのラジオショー

「車の中からradioショーガン」


でしゃべってます。

時代が変わっても


好きな人とつながりたい気持ちは同じ


ショーガンの歌「sakura」も流れます。



児童小説「クロウ・キッズ❗️」はこちらで朗読中



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