翔泳社のビジネスとITの本

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翔泳社のビジネス書とIT書から、読者のみなさんにシェアしたいコンテンツを発信します。マーケティング、投資、ITの入門書、ビジネスマンのための基礎知識など、幅広いテーマの本を手がけています。 公式サイト→ https://www.shoeisha.co.jp/book

最近の記事

ビールを知れば、もっとビールが好きになる。日本ビール検定(ビア検)の公式テキストが発売

日本ビール検定、通称「ビア検」をご存知でしょうか。 一般社団法人日本ビール文化研究会が2012年から実施している人気の検定で、ビールの製造方法や歴史、文化、味わい方など、ビールに関する幅広い知識を問われます。 ビール好きが自分の知識を試してみたり、ビールについて深く知ることでビールをもっと好きになったり、よりおいしく飲めるようになったり。 ちょっと興味が湧いた方におすすめの公式テキストが、4月22日(月)に発売となった『知って広がるビールの世界 日本ビール検定公式テキス

    • 〔期間限定公開〕名和高司教授に聞く――「組織にとって、”能力”よりも大切なものは?」

      小田裕和(以下、「小」) 新規事業づくりの現場では、「自由な発想で、これまでにないアイデアを出してほしい」というお達しが出ているにもかかわらず、会社としてのブランドや価値観、事業ケイパビリティに引っ張られてしまうところがあります。  新規事業や多角化は、組織の「らしさ」やアイデンティティを自己革新していく営み、と捉えることがポイントなのかなと思っています。  理念やパーパスを起点に、現状のアイデンティティからやや逸脱するような探究を積み重ねていくことが、新規事業において組織を

      • 〔期間限定公開〕安斎勇樹氏に聞く――「アイデアを”評価する”側に必要なアップデートとは?」

        小田裕和(以下、「小」) 新規事業施策の現場で、有望なアイデアが生まれることを促すために、「社員教育が必要なので研修をやってくれないか」「アイデア出しのフレームワークを社員に教えてほしい」というご要望をよくいただきます。  ただ、ジャッジを下す評価者側が特に変わろうともせず、「現場メンバーに変わってもらわなきゃ」と言っているだけでは、土壌が消費されて死んで しまうという危惧があります。  安斎さんは「評価」という営みについて、僕も所属するMIMIGURIの共同代表として今まで

        • 発達障害支援のノウハウを活用すれば、介護の「困った」も解決できる

          『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に介護をするための本』(翔泳社)では、発達障害の人が親の介護を進める上で直面するであろう出来事について、具体的な家族や介護支援者への対応や生活面の工夫を盛り込んでいます。 今回は、本書の著者である村上由美さんに、本書に込めた思いを寄せていただきました。 本書を書いた経緯 きっかけは1年ほど前に本書の担当編集者である長谷川さんに既刊本の用事の追伸として「父を見送った後は母の介護や終活に追われています」という近況報告を送ったこと

        ビールを知れば、もっとビールが好きになる。日本ビール検定(ビア検)の公式テキストが発売

          〔期間限定公開〕ドミニク・チェン教授に聞く――「失敗したアイデアを活かすには?」

          小田裕和(以下、「小」) 新規事業づくりでは、「失敗を大事にしよう」と盛んに言われます。でも、実を結ばなかったものを放置しているだけでは、なかなか土が豊かにならない。失敗が組織に還元されない。失敗したとして、誰もそれを受け止めてくれないし、「自分でなんとかしてね」という 状況になってしまっている気がします。  失敗したアイデアが、そのまま朽ちて腐っていくのではなく、栄養素になる。それはドミニクさんの言葉を借りると、「発酵」なのかなと。ドミ ニクさんは、発酵について研究しつつ、

          〔期間限定公開〕ドミニク・チェン教授に聞く――「失敗したアイデアを活かすには?」

          仕事ができる人のノートとメモを覗き見してみよう

          仕事ができる人は、ノートの書き方やメモの取り方から人とは違う。 だから、実際に仕事のできる人のノートを見れば、何か仕事の参考になるもしれません。 今回紹介するのは、さまざまなジャンルの達人20人のノートとメモを紹介する『仕事と勉強ができる人のリアル「ノート&メモ」術』(翔泳社)です。 本書では、30年以上ノートにこだわってきたビジネス書作家の戸田覚さんが、経営者や医師、研究者、クリエイター、東大卒勉強法デザイナー、勉強系人気インスタグラマーなどのノートを紹介。 使って

          仕事ができる人のノートとメモを覗き見してみよう

          ChatGPTにExcelの関数やマクロの使い方を質問して、作業を効率化する基本

          ChatGPTを使えばさまざまな作業が効率化でき、より重要な仕事に時間を使えるようになります。 Excelの作業もその1つで、本来は分析されたデータから次の施策を考えたいのに、データ分析の操作や手順を調べること自体に時間をかけてしまっていませんか? 今こそ本質的ではない仕事に注力するために、ChatGPTを使うときです。 今回紹介する書籍『作業効率が10倍アップする! ChatGPT×Excelスゴ技大全』(翔泳社)は、ChatGPTを用いてExcelを使いこなすための

          ChatGPTにExcelの関数やマクロの使い方を質問して、作業を効率化する基本

          簿記が分かればあらゆる仕事で役に立つ。資格試験の勉強におすすめの参考書

          ビジネスにおいて、簿記の知識は生涯役立つスキルの1つです。 企業の会計や決算がわかれば事業をより深くでき、自社の新たな打ち手を見つけられるだけでなく、他社の弱点を知ることもできます。 また、マネージャーや部課長、プロダクトや事業の責任者などより上の立場を目指すなら、収益や資産の動きを把握するための損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)の知識が不可欠です。これらはまさに簿記そのものです。 簿記の確かな知識を習得するには、日商簿記の検定で合格し、簿記の資格を取得するのが

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          贈与経済2.0は、行き過ぎた資本主義から抜け出す次の仕組みになるか

          翔泳社より、4月15日(月)に『贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす』が発売予定です。 本書では慶應義塾大学教授で哲学と倫理学を専門とする荒谷大輔さんが、資本主義の次となる経済の仕組みを贈与経済2.0という形で理論化し、「お金を稼がずに暮らす」あり方を提案します。 現代の過剰な生産と消費を伴う資本主義は、技術革新などを招いた正の側面もありながら、気候変動など負の側面も生み出しました。また、お金が介在することで「お金がないと生きていけない」「お金のため

          贈与経済2.0は、行き過ぎた資本主義から抜け出す次の仕組みになるか

          因習だらけで身動きできない組織に変革をもたらす「出島組織」とは?

          社内で「新しいこと」をやろうとするとさまざまな課題が立ちはだかりますが、その中でも越えがたい障壁が組織間の軋轢や複雑な人間関係、前例主義、事なかれ主義などの因習です。 どうやってこの因習を乗り越えて新しいことに取り組めばいいのでしょうか。そのヒントが出島組織です。 出島組織は出島組織サミット実行委員会 副会長の倉成英俊さんが広告会社の新規事業部で働いていたときに出会った言葉で、「本体から離れて新しい価値を生む組織」と定義されています。 翔泳社ではこの出島組織について、倉

          因習だらけで身動きできない組織に変革をもたらす「出島組織」とは?

          情報や考えを図解する「ダイアグラム思考」なら伝わる

          仕事で「うまく伝わらない」ときほど、悔しい気持ちになる瞬間はありません。 プレゼンで思ったようにアイデアが伝わらないときや、連絡・報告で言ったこととは違う解釈をされてしまったときなど、どうしてこんなに伝わらないのかとため息が出ます。 そんな悩みを解決する方法として、デジタルコンサルタントとしての知見を活かしながら図解の社会実装に注力している高野雄一さんの著書『ダイアグラム思考 次世代型リーダーは図解でチームを動かす』(翔泳社)があります。 本書でテーマとなっているダイア

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          50代会社員の転職事情、人事担当者が語るリアル

          バブル組と呼ばれ、新卒で入社した頃は大手企業や人気企業から引く手数多だった世代がいまの50代。 ですが、いま目の前に立ちはだかるのは「これからも10年、20年と働き続けなければならない」という現実です。 このまま同じ会社で働くのか、転職するのか、まったく別のキャリアを選ぶのか。50代会社員の人は、まさに人生の岐路に立っているのではないでしょうか。 現状、そして将来に不安を感じている人は、まず転職の検討をするかもしれません。 ところが、自身もバブル組である元永知宏さんの

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          15万部突破!『ビジネスフレームワーク図鑑』 問題解決やアイデア発想の「型」を解説

          翔泳社が2018年8月に発売した書籍『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(株式会社アンド)が、2023年12月に15万部を突破しました。5年かけての大台に、社内もたいへん盛り上がっています。 『ビジネスフレームワーク図鑑』は、ビジネスや仕事のさまざまなシーンで使えるフレームワークを70個も取り上げて紹介した本です。 掲載されているフレームワークは下記のとおり。 問題や課題を発見するフレーム 8点 市場を分析するフレーム 13点

          15万部突破!『ビジネスフレームワーク図鑑』 問題解決やアイデア発想の「型」を解説

          投資&資産形成をはじめるその前に! 学生も大人も知っておきたいキホンのキ

          学生や保護者の人にも読んでもらいたい、『18歳からはじめる投資の学校』 編集者: 鈴木さんに執筆していただいた本書は、テーマが「学生さんに読んでもらえる投資の入門書」だったのですが、ご依頼するうえで要となったのが、学生読者の目線に立って書いてもらえそうかというところでした。そこで、大学で定期的に講義をしていたり、大学生・高校生のお子さんをおもちの鈴木さんのことを知って、ご依頼しようと決めたんです。 鈴木さん: それって、最初からご存じだったんですか? 知らなかったですよね

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          ChatGPTにプログラミングをやってもらう方法と、Pythonを勉強する方法

          ChatGPTを使えば簡単にプログラムを作れるようになるだけでなく、自分がプログラミングを学ぶのにも使えます。 プログラマーやエンジニアではなくても、ちょっとはプログラミングの知識を持っておきたい、業務の自動化に使えそうだから勉強したいと思っている人は少なくないはず。 では、実際にどうやったらChatGPTでプログラミングを学んだり、プログラムを作ったりできるのでしょうか。 今回は発売前に増刷の決まった新刊『ChatGPTと学ぶPython入門 「Python×AI」で

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          初対面でも打ち解けられる3つのアイスブレイク

          会議、研修、セミナーなど、いわゆる「場」を始めるにあたって大事なのがアイスブレイク。 特に初対面の人たちが集まるときは、最初に緊張をほぐして空気を柔らかくすることが場の成功に直結することが少なくありません。 講師やファシリテーター、進行役を務めるとき、皆さんはいきなり本題に入ってしまっていませんか? 今回は場づくりのプロが解説した『そのまま使える アイスブレイクのアイデア帳 会社でも学校でも確実に“場”が暖まる33選』(翔泳社)から、3つのアイスブレイクを紹介します。

          初対面でも打ち解けられる3つのアイスブレイク