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〔期間限定公開〕徳谷柿次郎氏に聞く――「価値の差」と「価格の差」をどう編集する?
小田裕和(以下、「小」) 僕はよく、いろいろな方の新規事業の提案を聞く機会があるんですが、事業の魅力をアピールするために競合に対する「安
さ」を強調したり、一方でやりたいことをやろうとすると採算が合わなくて価格を上げないと成り立たなかったりなど、価格の面で難しさを抱えているのを見てきました。
買ってもらうために価格をひたすら下げていっても、当然ながら事業としては成功しないし、だからと言って高い価
〔期間限定公開〕安斎勇樹氏に聞く――「アイデアを”評価する”側に必要なアップデートとは?」
小田裕和(以下、「小」) 新規事業施策の現場で、有望なアイデアが生まれることを促すために、「社員教育が必要なので研修をやってくれないか」「アイデア出しのフレームワークを社員に教えてほしい」というご要望をよくいただきます。
ただ、ジャッジを下す評価者側が特に変わろうともせず、「現場メンバーに変わってもらわなきゃ」と言っているだけでは、土壌が消費されて死んで
しまうという危惧があります。
安斎さん
発達障害支援のノウハウを活用すれば、介護の「困った」も解決できる
『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に介護をするための本』(翔泳社)では、発達障害の人が親の介護を進める上で直面するであろう出来事について、具体的な家族や介護支援者への対応や生活面の工夫を盛り込んでいます。
今回は、本書の著者である村上由美さんに、本書に込めた思いを寄せていただきました。
本書を書いた経緯
きっかけは1年ほど前に本書の担当編集者である長谷川さんに既刊本の用事の追伸と
〔期間限定公開〕ドミニク・チェン教授に聞く――「失敗したアイデアを活かすには?」
小田裕和(以下、「小」) 新規事業づくりでは、「失敗を大事にしよう」と盛んに言われます。でも、実を結ばなかったものを放置しているだけでは、なかなか土が豊かにならない。失敗が組織に還元されない。失敗したとして、誰もそれを受け止めてくれないし、「自分でなんとかしてね」という
状況になってしまっている気がします。
失敗したアイデアが、そのまま朽ちて腐っていくのではなく、栄養素になる。それはドミニクさん
仕事ができる人のノートとメモを覗き見してみよう
仕事ができる人は、ノートの書き方やメモの取り方から人とは違う。
だから、実際に仕事のできる人のノートを見れば、何か仕事の参考になるもしれません。
今回紹介するのは、さまざまなジャンルの達人20人のノートとメモを紹介する『仕事と勉強ができる人のリアル「ノート&メモ」術』(翔泳社)です。
本書では、30年以上ノートにこだわってきたビジネス書作家の戸田覚さんが、経営者や医師、研究者、クリエイター、