~弾丸・なんと日帰りで広島へ(後編)~
今回の記事は、前回の広島市内へ日帰り旅行(前編)の市内中心部の観光編に続いて、「安芸の宮島編」をアップします。
前編はこちら…
宮島というと、何と言っても世界遺産の厳島神社が有名ではないでしょうか。
安芸は古くは「阿岐」と書き、「阿岐国」の名称で『古事記』にも登場する古い地名であり、宮島はその名の通り「お宮(厳島神社)のある島」の意味です。
昔から「神の島」と言われていて、人々から崇められてきて、そのような歴史的背景もあり「宮島」の名称が強く浸透した理由の1つと言えそうです。
あと、宮島というとプロ野球ファン(特にセ・リーグのチームのファンの方)からすれば、思い浮かぶのは『宮島さん』の歌ではないでしょうか。
対カープ戦を観戦に行くと流れるあの曲です。
聞けばきっとわかるはずです(笑)
阪神ファンの自分でも、歌詞を知ってます(笑)
『宮島さんの神主が、おみくじ引いて申すには、今日もカープは勝ち勝ち勝ち勝ち!
オー、ワッショイ、ワッショイ!
オー、ワッショイ、ワッショイ!
今日もカープは勝ち勝ち勝ち勝ち!
バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!』
カープに点数が入ると大合唱されるので、カープファン以外の方からすると、あまり聞きたくはない曲ですね(*^^*)
宮島さんのYouTube動画貼りました。
少し話が脱線しましたが、宮島に上陸するのは、人生5回目となり、前回上陸時は残念ながら厳島神社の大鳥居が大規模修繕工事中だったということもあり、その姿を見ることができなかったので、修繕工事の終わった厳島神社の大鳥居の見るのがすごく楽しみでした。
世界遺産、国宝、重要文化財などは、過去から現在、現在から未来へ、その文化価値を残す為にも、定期的にメンテナンスが行われています。
今後も各文化財は定期的に修繕工事が行われます。
どうか皆様、訪れたタイミングで修繕工事等が行われていたとしても、そんなタイミングに行けるのは奇跡だと思うようにしましょう。
そうすれば、ポジティブな気持ちになれると思います(^^♪
話が少し逸れましたが、今回の「安芸の宮島編」、
ぜひとも最後までご覧ください。
宮島口
こちらが宮島への玄関口、宮島口です。
広島駅からだとJRが早くて便利です。
30分程で宮島口駅に到着します。
宮島口駅に到着後はフェリー乗り場まで徒歩で5分程です。
紙屋町・八丁堀や原爆ドームなどの繁華街エリアからだと路面電車で宮島口駅に行くことが可能です。
路面電車の特性上、信号に引っ掛かったり、停留所が多い為、JRより若干時間が掛かりますが、運賃が安いのと宮島口駅に着いてからフェリー乗り場は目の前という近さが魅力です。
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が就航
宮島口から宮島へ渡るフェリーは2社あります。
宮島松大汽船とJR西日本宮島フェリーです。
料金も所要時間もどちらも同じ片道180円で、時期や時間帯にもよりますが、どちらもだいたい10分~15分間隔で運航をしています。
微妙に出港時間がずれているので、出港時間が間近のすぐ乗れる方に乗ればいいようなイメージです。
宮島までの所要時間はどちらも10分ほどで到着します。
この2社の大きな違いは大鳥居便があるかないかです。
JR西日本宮島フェリーには、大鳥居に接近する大鳥居便があります。
時期にもよりますが、宮島口発9時10分発~16時10分発の便が大鳥居便として運行します。
「大鳥居を海から見たい」、「船から大鳥居の写真を撮りたい」などと思う方は、ぜひJR西日本宮島フェリーに乗ることをおススメします。
なお、潮の状況により大鳥居便が運航されない場合もあります。
今回はJR西日本フェリーの大鳥居便で宮島へ渡りましたが、牡蠣の養殖(?)ぽいのが見えました。
話が少し脱線しますが、「ひろしま世界遺産航路」という平和記念公園(原爆ドーム)から宮島へ直通の高速船もあります。
川と海から広島の街並を楽しむことができ、また乗り換えする必要もないので、広島のど真ん中から宮島へ直通で到着します。
そちらもおススメです。
いざ宮島に上陸
ついに、宮島上陸です。
こちらは、宮島側の港で宮島桟橋です。
ターミナルを出ると広場が広がっています。
宮島というと世界遺産の厳島神社があるというイメージが大きい方がほとんどだと思いますが、実は島民の人口は約1,600人で、上陸すると住民の方の生活感も感じることができます。
また、鹿もお出迎えをしてくれます。
平清盛像
宮島桟橋を右手側(厳島神社方面)に進んでいくと、平清盛公像がお出迎えをしてくれます。
逆光で少し分かりにくくて申し訳ございません。
宮島に着いてすぐの広場で観光客を出迎え、厳島神社の大鳥居も見渡せるこの場所で都(京都)の方角を向き、国の繁栄を願い続けています。
日本三景
いくつもの石碑等があるのですが、
こちらは「日本三景碑」と「特別史跡乃名勝 厳島の碑」です。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、宮島は日本三景の一つです。
通説では、江戸時代のはじめ、全国行脚をしていた儒学者の林春斎が「日本国事跡考」において、宮城の松島、京都の天橋立、そしてこの広島の宮島を卓越した三つの景観として、書き記したのが始まりとなり、「日本三景」という括りが始まったとされています。
大阪在住の私としては、京都の丹後地方の天橋立が一番身近ではありますが、ここ安芸の宮島の景色も絶景です。
厳島神社
桟橋から厳島神社の参拝口まで、およそ10分程度で到着します。
ずっと海岸沿いの道を歩いて、美しい景色を見ながら、厳島神社へと足を進めます。
古くは「伊都岐島神社」とも記されていて、全国に約500社ある厳島神社の総本社です。
1996年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
平清盛公により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられました。
現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。
また、平家の納めた平家納経を始め国宝・重要文化財の工芸品を多数納められています。
また五重塔もあります。
訪問時、干潮の時間に近く、かなり水が引いていて、大鳥居の近くまで歩いていくことができました。
表参道商店街
参拝が終われば、お楽しみの食べ歩きタイムです。
表参道商店街(清盛通り)には、たくさんのお店があり、誘惑がいっぱいです。
悩みに悩みましたが、揚げ紅葉と焼き牡蠣を食べました。
たくさんのお店があり、どこのお店で何を食べるのか本当に悩みました。
揚げ紅葉は、絶品でした。
何個でも食べれそうなくらい美味しかったです。
過去に牡蠣を食べてあたってしまい、高熱を出したことがあり、食べるのが少し怖かったですが、本場の焼き牡蠣にチャレンジしました。
もちろん絶品の美味しさでした。
これで牡蠣の苦手も克服できたかもしれません。
今回は、お好み焼きを食べた後にすぐに宮島へ行った関係で、揚げ紅葉と焼き牡蠣を食べて、お腹がパンパンで、それ以上は食べられませんでしたが、宮島と言えばあなご飯も有名です。
店舗もたくさんあるので、ぜひ食べてみてください!
おまけ
なんと・・・鹿がお店の前に陣取っていて、びっくりしました(笑)
錦帯橋
広島でも宮島でもないのですが、宮島口のある廿日市市からほど近い山口県岩国市にある錦帯橋です。
日本三名橋の一つで国内屈指の木造橋です。5連のアーチが美しく、1673年、岩国藩主・吉川広嘉公によって建造されました。
宮島口からも比較的近い場所にあるので、ぜひお時間がある方は足を運んでみてください。
まとめ
今回は「弾丸・なんと日帰りで広島へ(後編)」をアップしました。
宮島での観光について、紹介をさせていただきました。
今回観光に行った場所以外にも、ロープウェイに乗って、山の上からの日本三景の安芸の宮島の景観を楽しんだり、宮島水族館や清盛神社、秋になると紅葉が美しいもみじ歩道など、見どころは盛りだくさんです。
やはり広島を満喫するには日帰りはさすがに厳しいものがありました。
広島に行かれる際は、泊りで行くことをお勧めします。
今回は、広島県内の西部中心の観光でしたが、広島県の東部には福山や尾道をはじめ、また違った雰囲気を味わうことができる魅力的な場所が多数あります。
そのあたりも、いずれ記事にしてみたいなと思っております。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
次回の記事、どこにしようか迷い中です。
また次回も何卒宜しくお願いします(^^)/
※記事とは関係無いですか、阪神タイガースが18年ぶりに優勝しました\(^o^)/
さすが、岡田監督です。
おめでとうございます!
前回の優勝は自分が高校生の頃でした。
年月が経つのは早いなと改めて感じました。
CSも勝ち進んで、1985年以来の2度目の日本一を目指してほしいものです。
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