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魅力的な自己開示-人に好かれる自己開示の考え方と手法-

本日は魅力的な自己開示というテーマです。人に好かれる自己開示の考え方と手法という内容ですね。

皆さん他人にモテたいですか??

いやいや別にモテなくてもええねんって方もいると思うんですが、私の理論はモテないよりモテたほうが人生で得をするというそんな考え方です。

人は誰しも自分が1番です。それは皆さんもそうですよね?ということは対面する相手も間違いなく自分が一番大切なんです。人は自意識過剰で自己中です。まずはその原理を理解したうえで

目の前の人が求める理想な人を演じましょう。

他人に魅力的に映る自己開示の本質について、ビジネスシーンや女性に対しての接し方を通して分かりやすくお伝えしていきますね。

初対面で心をつかみたい、深い関係になりたい、心を開かせたい。

人間関係や特に営業のシーンや女性に対してはラポールを築くことがめちゃくちゃ重要です。相手が心を開いている状態であれば関係はどんどん深まるし、こちらの行動や言動がグサグサ刺さります。逆に心を閉ざしてしていれば、同じ行動や言動してもむしろどんどん閉ざしていきかねない。そしてそのための鍵となるのが自己開示なんです。

自己開示が大事と言うのは魅力UPスキルの世界では常識レベル。

このスキルを身に着ければ人間関係構築や営業としてお客さんの心を掴んでトップを取る、そこのゴールが見えたも同然。かなりのイージーモードになります。

というわけで今回は、他人にモテる自己開示、モテない自己開示、というお題にてお話をしていきます。これ正しいやり方と、逆効果になってしまう、間違ったやり方があるんですよ。そして結構多くの人は、マイナスをくらってしまう間違った自己開示をしていることが多いんです。これモテない人の典型の自己開示なんですね。今回は、ここも詳しく掘り下げていきます。それでは見ていきましょう。

ではまず最初に他人にモテない自己開示、女性にモテない自己開示についてお伝えしていきます。
まず、他人にモテない自己開示から見ていきます。どんな自己開示をするとモテないのか。

結論から言うと自己顕示です。

自己顕示とは、自分を実際以上の人物に見せようとしたり過度な自己主張をするようなこと。この自己顕示欲は承認欲求の1つです。 承認欲求が強すぎたり満たされていないと、自己顕示、つまりモテない自己開示をしてしまうと言うわけです。

他人にモテない人は、承認欲求を満たしてもらおうとする、他人にモテる人は承認欲求を満たしてあげる。

自信は明示ではなく暗示。直接的モテアピールはモテない、間接的モテアピールはモテる。虚栄心からつく嘘は弱い人間に映る。そういう風な状態です。虚栄心からつく嘘は、必死で自己顕示をすると言う自信のなさの裏付けに映ります。この自信と言うのは、他人にモテる、他人にモテないを分ける要素の中で最も重要なものです。それが欠落して見えて魅力のない人だと判断されてしまうんです。

そして自己顕示の対極にあるのが「自己韜晦」です。
これ「じことうかい」と読みます。

この自己韜晦というのは自分の才能や地位などをひけらかさずむしろ隠すと言うこと。自己韜晦、これは難しい表現なので皆さんもあまり聞きなれない言葉かもしれません。この振る舞いはお医者さんなどに多いんですよね。頭が良くて腕のいい人でも他の先生に対してはそれを隠して、自分なんてまだまだなのでいろいろ教えてくださいみたいな。そんな感じです。

私もこのタイプです。

同世代の平均よりもおそらく2倍から3倍位お金を稼いでいますが、普通のサラリーマンブランディングをしています。実際周りには、普通の一般的なうだつの上がらない会社員だと思われています。

そしてモテない自己開示の具体例が今まさに私がした発言!!

他の人より、稼いでるけれどもひけらかさない私ってすごいかっこいい。このような状態が見え見えなんですね。これで一気に小物感が出ます。個人的にはこういう人とはあまり人生において関わりたくないですよね。言ってる本人は気持ちよくなるかもしれませんが、聞いてる人は冷めるんですよ。

このように自分のことをひけらかしたりマウントを取ったり。他人を下げて自分を上げようとする自己開示が他人にモテない自己開示なんですね。

また自己開示から少しそれますが、人の悪口ばかり言う人も自己顕示と似た性質があるんですよ。要は人を悪く言って相対的に自分を上げるようなことでしか自分の価値を保てない弱い人に映るんです。例えば「あの人頭悪いよね」と言う言葉の裏には「私はあの人より頭が良い、頭の良し悪しがわかる私は頭が良い」という必死で自分を肯定したい感じが見え隠れするんですね。

無意識のうちに他人にモテない自己顕示になってしまっていたりするんですよ。

ちなみに他人にモテない自己開示ほどでは無いですが、単なる無機質な情報の開示だけでは関係は深まり辛いですね。例えば、年齢、仕事、つまらない趣味などの単なる客観的事実。自己開示と言うことで、そういったただの事実だけを開示しても効果は薄いですね。

なぜならこのような客観的事実となると、これは話す相手が誰でもいいような浅い自己開示になるからです。自己紹介の議題などでよく、好きな異性の仕草を教えてほしいなど、そんな内容を私が主催する交流会で行ったりします。これは単なる無機質な情報の開示のみではなく、感情を伴う情報開示として皆さんの心理を誘導しているんですね。

自己開示の目的って大事ですよね。我々はなんのために他人に対して自己開示するのでしょうか?自分の話を聞いてほしいから?自分の事を理解してほしいから?ここの目的を見ていきましょう。

まずは自己開示の目的です。自己開示には2つの目的があります。
まず1つ目はラポールを築くと言う目的です。

そしてラポールを築くいうその下位目的には警戒を解くこと、相手に自己開示をさせることがあります。これはマム効果を避けると言う意味もあるんです。マム効化とは人は知らないことに対して悪いイメージを持ったり警戒したりするというもの。自己開示をしないと、マム効果が働いてしまい、ネガティブな方向に印象付けられたり警戒されたまま時間が過ぎてしまう。

少し男女間の例となりますが、特に女性に関しては男性に抱く警戒レベルは高くなるんですよ。なぜなら女性は男性に物理的な力では負けてしまいますし、他人にモテないような魅力のない人の相手をさせられるのは損ををするからです。まずはその警戒を解くために自己開示を使うわけです。

そして自己開示の目的
2つ目は相手に自己開示をさせるため。

自己開示にも、報性の原理が働くんですよ。返報性は義務感を伴う心理現象なんですね。この人はこれくらい心を開いて自分をさらけ出してくれたから、私も同じレベルの自己開示をしないとと言うような、無意識で義務感を伴うのが自己開示の返報性です。相手から自己開示を引き出せれば、認知的不協和の解消が起こってどんどん心を開いてくれるんです。認知的不協和の解消とは、行動が先にあってそれを正当化するために認知を捻じ曲げるという心理現象です。自己開示をしたと言う事は、私はこの目の前の人に心を開いているんだ!!と言うふうになるんですね。

つまりこちらが自己開示をするのは相手の自己開示を引き出すための手段なんです。では具体的にはどのような行動になるのか。

みなさんが知りたいのはここですよね!!どんな自己開示が人を引き付けるのか、モテる人は初対面でどんな自己開示をしているのか、これを見ていきましょう。

具体的に他人にモテる自己開示はどう行えば良いのか。ここに関して進めてきます。

モテる自己開示1つ目。
1つ目は「手段としての自己開示」です。

相手の話を引き出すために自分の自己開示をする、というのが結論になります。人にモテない自己開示は自己顕示欲を満たすことが目的になっていましたよね??要は自己開示をすること自体が目的みたいな感じになっちゃってるんですよ。対してこちらは、自己開示することを自分の欲を満たしたり凄いと思われたい、アピールをしたいと言う目的ではなく、相手の自己開示を引き出すための単なる手段としての自己開示。自分はこんな人間だけど、あなたはどんな人ですか??みたいな感じです。

人にモテない自己開示では、自分はこんな人間なんですよ!!というお話の部分がメインですが、人にモテる自己開示は、あなたはどんな人ですか??という相手の自己開示を引き出す、この部分がメインとなってくるんですよ。相手の自己開示を引き出せたら、そこからは相手に話をさせてあげて、相手の話題のフィールドで話を広げたり深堀をするんです。

聞き上手がモテると言う話にもつながりますね。

私聞くのは得意です!!でも相手が自分から話してくれないんですよ。こういうケースありますよね。こんな場合、自己開示の返報性を引き出すためにまずこちらが自己開示をして、そして相手が話してきてくれたら、聞き上手な、人にモテるフィールドに入るんですよ。そんな流れを作ると会話がスムーズになります。

ここで手段としての自己開示のする上でのワンポイントアドバイス!!これは男性の皆様向けへのメッセージですが、女性ってお話好きですよね??女性は1日2万語話さないといけないほどコミュニケーションを大切にする生き物です。 自分の話がしたくなってもそこはグッと我慢!!笑顔で頷いて女性のお話を聞いてくださいね!!

人にモテる自己開示2つ目。
2つ目は感情の自己開示です。

感情の自己開示とは何かと言うと、楽しい、好き、緊張する、嬉しい、など感情を伴う事柄の自己開示です。例えば、やっぱ、対面の人と話すのは緊張するなぁ。猫が大好きで家にいるんやけれども、可愛くてしょうがないわ。と言うように、単なる無機質な情報ではなく感情を一緒に開示しているもの。他人との関係を深める会話と言うのは感情を伴う会話なんです。自己開示の目的は関係性を深めることなので、感情を伴う自己開示を行うことが理にかなっているんですね。

さらに感情の自己開示をできる人が人にモテるという事も証明されてるんですよ。どういうことかと言うと、感情を開示できると言う事は拒絶への恐怖がないという事なんですね。拒絶への恐怖がないと言う事は、自らに強い自信があると言うふうに映るんです。逆に、感情の開示をできないと言う事は弱かったり自分の信念や発言に自信がなかったりするため、自分を隠して、安全なところに身を置こうとしている。そのように無意識的に他人に判断されるんですね。このお話は先ほどに引き続き、どちらかと言えば男女の関係性のお話になってしまうんですけれども、女性は本能的に強い男や自信がある男といった遺伝子的に優秀そうな男に惹かれるようにできています。そのため、拒絶への恐怖を感じさせないような、感情の開示ができる人が人にモテると言うふうになります。なので男性の皆さんは女性の前では自信満々に振る舞うようにいたしましょう。

自信がなくても、ふるまうようにして下さいね。

これは男女問わずですが、楽しい時にすごく笑っていたり、嬉しい時に無邪気に喜んでいるところを見ると、かわいいなと思います。笑っている人は人として魅力的であり元気をもらえますよね。 ただ、情緒不安定で感情的すぎる人はまた別ですけどね。

ここで手段としての自己開示のする上でのワンポイントアドバイス。感情の自己開示をするときは自信たっぷりに!!自信がなくても自身があるふりをして遺伝子的に優秀そうな男を演じるようにしましょう!!

モテる自己開示3つ目。
3つ目は弱みの自己開示です。

弱みの自己開示が効果的だと言うのはなんとなくわかるかと思います。弱みの自己開示をされると、心を許してしてくれてるんだ、信用してくれているんだなと感じたりします。自己開示に、深さがあるとして、出来事や客観的事実が浅い自己開示だとすると、感情や弱みの自己開示は深い自己開示になります。そして自己開示の深さに比例して他人との関係も深まります。かつ、弱みをさらけ出せる人の方が強く見えたりします。弱い人は、弱みを隠して、良い部分だけをアピールしたり会話したりします。でも実際は逆なんですよね。

そして、弱みの自己開示をすることによって人間味を感じたり頼られているように感じたり、自己開示の返報性が働いたりするんです。ただし、これのポイントは常に弱々しい人がやっても効果は薄いんです。普段は強くて、自信に満ち溢れているほど弱みの自己開示をしたときに効果を発揮します。

なので弱みの自己開示はいきなりやるよりかはある程度自分を知ってもらってからギャップを狙うような感じで弱みを見せると相手に刺さりやすくなります。

ここで弱みの自己開示のする上でのワンポイントアドバイス。弱みの自己開示をする際は普段は強い印象のギャップを狙う事!!

ではモテる自己開示4つ目。
4つ目はあなただけへの自己開示です。

自分だけに見せてくれている、このような状態はかなり距離が縮まります。これをやるためには先に述べたように普段は見せない一面を見せるなどですね。そしてこれをさくっと簡単に演出する方法があるんです。それが「あなただけに」ワードです。これを付け加えることです。

例えば「これはあなたにしかお話しできないんですが」とか「あなただから話せる」「他の人には言えないんだけれども」「これは誰にも言わないでね」等々。

要は、私だけに見せてくれている!!と感じさせるワードです。他の人にべらべら話している内容でも「あなたにしか教えないけど」を付け加えるだけで深い自己開示をしてくれたと感じられるんです。この、あなただけへの自己開示は、警戒を解いたり自己開示の返報性と言う今回の話の筋としても効果的ですが、秘密の共有としての効果を発動いたします。秘密の共有をすると、人間関係がより深くなり相手が自分に好意を寄せてくれる、そんな働きもあります。

それは特別感や共同体意識などが働くからです。

学校やバイトでの仲良し友達や社内恋愛など。周りには知られちゃいけない、2人だけの秘密の関係があると結びつきも強まりますよね。これは男女の関係と言うよりかは、異性や同性問わずではありますけれども。会社のミーティングのメンバーが10人いたとして、その中で特に仲の良い関係性の深い2名同士がミーティングの続きを日曜日に2人でカフェで行っていた場合など。この場合に勝手に2人で議論をしていたのがバレるとめんどくさいから一応2人だけの秘密にしておこうと。例えばこんな会話をしたとしたら余計に意識したり、カリギュラ効果が働いたりしてこれが秘密の共有になり結束が高まるといったこういうケースはよくあります。コミュニティー内だと、周りは知らないけれども2人だけが知っていると言う状況になり希少性の原理も働きますよね。

ここで貴方だけへの自己開示でのワンポイントアドバイス!!ほかの誰でもない、貴方だけだよという特別感を与えると更に深く相手に刺さります!!

まとめです。

一番大切なこと、自己開示は目的ではなく手段と心得ましょう。

どんな場面においてもまずは相手の話を傾聴して共感することからスタート。

自分の話を最初に少しして、相手の話を引き出したら後の9割は相手の話を聞いてあげて下さいね。特に女性に対してこれが出来る男性は世の中にかなり少ないので、こんな紳士な男性になればそれだけで世の中の9割の男性から一歩抜きんでて、モテないわけがないですよね!!

人間は承認欲求の塊。みんな満たされたいんです。

人間である以上承認欲求からは逃れられない。ではこれを逆手にとって相手の承認欲求を満たす事が出来れば??そんな貴方は他人にとって必ず魅力的に映りますよね。

上記を踏まえた上にて、人にモテない自己開示の本質は自信のなさや信念のなさです。自信及び信念がないから自己顕示をしたくなるし、相手に悪く思われないように弱みを見せられない。拒絶への恐怖があるから感情の自己開示をできない。すると当たり障りのない会話になって、関係が深まらなかったり自己顕示のような

マイナスを食う自己開示をしてしまうんです。

逆に自信があれば、弱みや感情の自己開示に対して恐れがなく、自己顕示のように必死に自分をよく見せるためにアピールする必要もないんですよ。あるいは、他人にモテる自己開示を行うことにより、自信や信念がある裏付けとして感じられ人間的に魅力的に見えるんです。

つまり間接的に人にモテる状況が作れるというわけです。

今回の話の軸としては、自己開示をすることによって返報性の原理が働いて相手も自己開示をしてくれる。

すると認知的不協和の解消が起こります。自己開示をしたと言う行動を、先に引き出すことで私はこの人に心を開いているんだと言う認知が作られます。 そしてそこから実際に心を開いていきます。これは相手が深い自己開示をすればするほど効果的です。

自分が感情や弱みなどの深い自己開示をして、相手にも同じレベルの深い自己開示を引き出させる。それによってプラスアルファであなただけの自己開示と言うスパイスでさらに深めたり、特別感を作ってより良い人間関係を深く構築するスイッチを入りやすくするという、そんなお話でした。

こんな流れですね。

まず最初に相手の自己開示を引き出すために自分のことを少し話す。

そうすれば相手はこの人は話を聞いてくれる!!という状態になり徐々に自己開示モードへ。そして自分が自己開示をした=心を開いたという認知となりこれが認知的不協和の状態となる。そうすればその認知を実際のものだと脳が判断して本当にその人に心をひらくようになる。最後により深い関係にするべくこちらからも深い自己開示、そして相手からの深い自己開示を引き出して貴方だけという特別感のスイッチをいれる。

ここまでくれば貴方も魅力的な自己開示マスターですね。

そしてこれは良好な人間関係構築においていかなる場面でも使えるテクニックです。

特に女性はコミュニケーションの生き物です。たくさんお話を聞いてもらって自分の事をしっかり理解してくれる人に心を開きます。是非今日のお話が皆さんのコミュニケーション能力向上、そして他人を大切に出来る、本当にモテる人になるための一歩となればと思います。

日本に魅力UPスキルを広げて傾聴と共感の優しい世界を創りましょう!!

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