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「今日のパートナー」 放っておけない兵士

ほんとうは、あれこれ考えたいことがあるのだけれど、
それは、いずれ『静代さんと征く夜散歩』の中で話すことにする。
ちょっとだけ言うと、noteで語られるパートナーでは、
それほど具体的な容姿も、それほど強烈な性格も語られていない。
私の良いところやパートナーとの関係性が会話で表現できた投稿と、
パートナーの何気ない会話から自分語りになった投稿とでは、
読者の反応にも差があるように感じられるけれど、
本来は、ありのままの『今日のパートナー』の力強さを、
読んでもらいたかった。

2017年5月、ワンルームにパートナーが住み始めてあっという間に3年。
パートナーは実家に戻って、就職して間もなく退職。
一日が終わると入浴中に気絶する、
電車で帰宅途中に駅のホームで叫び出した。
泣きながら電話で話を聴くのも、会うのもつらくて。
なんとなく放っておけなくて、隣りにおいた。
「また、無理だった。決めたのに、駄目だった」
「いや、いまは休んだほうがいい」
「こういう生き方しか知らない」
「足を骨折している兵士が、私はまだ戦えるぞと戦火に向かうみたいだね」というとふたりしてちょっと笑う。
「幸せになりたい。健康になりたい、でも、そんなことを私なんかが思ってもいいのかな」という眼鏡の奥の目には、幼いころに捨てた、正直な自分の気持ちがいた。
励ましたり応援したりは、わたしの得意なことなのに、
わたしは目の前のひとりを幸せにできるのだろうか。
ちなみに、その年のパートナーは、週2回の事務のアルバイトを休みながら働くのがやっとで、年収は62万円程だった。
そして、今日のパートナーは、週5で働き、いまの職場では無遅刻無欠勤だった。
これからのことは、もったいぶって言わない。
私のパートナーがどうして社会復帰できたのか、同じく苦しんでいる人に言いたいのではない。
ただ、私のパートナーのように、あなたが思うほどあなたは弱くない。

パートナーが語る「私が死ぬ前に実現したいこと」は、
まだ実現していない。
さあ、3連休をはさんで、明日からの同棲生活、
どうなっていくのか、わたしは信じて歩みをともにするのみである。
まずは「勝負」の場所と時を得なければいけない。
この世の中はまるで戦場、家庭不和も、人間関係の悩みも、セクハラもパワハラも、体調不良も、経済不況も上等じゃありませんか。
「今日のパートナーは面白かった」「このふたりを応援したい」と、
どうか、言ってもらえるように伝えたい。

今日もnoteを読んでくれてありがとうございます。

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