記事一覧
パーキンソン病による歩行障害の改善
神経内科によってパーキンソン病(疑い)と診断をされている高齢者の歩行を、カイロプラクティック治療により改善させています。まだ、治療中ですが、初期よりは改善しているので動画を撮影しました。
そもそも、この患者さんの歩行を観察すると、動画では、典型的な小刻み歩行ともいえませんが、撮影してないときは小刻み歩行になっていました。 薬は1年ぐらい前から出ているようですが、処方薬にはパーキンソン病の薬は出て
生命エネルギー分析から見たコロナ後遺症ー肝臓と甲状腺がキモですー
現在、新型コロナ罹患後の後遺症に悩まされている方が、一定数いることが報道されています。現代医学では、咽頭擦過療法などが行われていますが、その本質がわかっているとは言えません。
現代医学で、はっきりした原因がわからないということは、画像、血液検査などではっきりしたデータが出ないことを意味しています。
実は、こういう場合、生命エネルギー(気)分析こそが、最も有効な手法だと思っています。生命エネルギ
立つこと、歩くことの重要性
立つこと、歩くこと、つまり重力に抗すること重要性、重力がかかることで、関節や筋肉に刺激がいき、脳が活性化する事実。こういう、きわめて重要なことが、立つことが出来ない人を回復させた症例論文からもよくわかる。
最近、神経学のアップデートをするなかで、平衡機能を保つために重要な、赤核網様体路、前庭脊髄路、網様体脊髄路などの論文検索している中で、二つの論文が気になったので紹介。専門的に言えば、体性感覚
神経学の学習ノートNO.1 小脳の働き
しばらく神経学のアップデートをしていなかったら、世の中は、ずいぶん進んでいました。ですので、新たな知見を脳みそに叩き込みつつ、忘れてしまった知識も復習することにしました。まずは、平衡機能と運動機能の主役の一つである小脳の働きについてまとめることにしました。自分のための学習ですが、アウトプットを心がけると、知識も整理できるので公開します。
小脳は大脳より数倍ニューロンが多い
大脳神経細胞数160
慢性頭痛からおさらばしたいなら(4)
今回は、慢性頭痛の4要因(頸椎性、筋緊張性、自律神経性、免疫性)のトリになる免疫性要因の話です。免疫システムが、複雑なだけ、どう説明したらわかりやすくなるか悩んだところがあります。難しい話をするのは、ある意味簡単で、世の中に出ている教科書や論文を、パクって説明すればいいだけですから。それでは、文献を羅列して、これで勉強してくださいとした方が、詳しく、かつ正確ですから、そっちの方がいいことになります
もっとみる慢性的な頭痛からおさらばしたいなら(3)
今回は、慢性頭痛の自律神経要因の話です。頸椎性要因、筋緊張性要因については(2)を確認してください。
自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されていて、交感神経は活動が高い時によく働き、副交感神経はリラックス時によく働くと言われています。二つの神経系がバランスを取りながら、その活動状況に応じてどちらを優位するか自動的に調整しています。
脳をバリバリに働かせる、運動をするという場合は、交感神経を
慢性的な頭痛からおさらばしたいなら(2)
慢性頭痛第二弾です。頸椎性要因と筋緊張性要因について話してみます。
頸椎が歪むから頸部の筋が緊張するのか、それとも筋が緊張するから頸椎に歪みが生じるのか、はたまた脳の筋に対する指令が狂うから、筋緊張にアンバランスが生じ、頸椎に歪みがでるのかとカイロプラクティック業界内でも議論があります。実際のところは、人により様々だと思ってます。足首を捻挫して、下半身に歪みが生じバランスを保つために、代償作用と
冷えピタはだめだめだめ~!
風邪を引いた、コロナに罹った、コロナワクチンの副反応で、熱が出て、おでこに冷えピタ貼るひといますが、ほぼ無意味です。子供が熱出たから、冷えピタ貼って、親の務め果たしたなんてくれぐれも思わないでください。だめですから、意味ないですから、高熱だったら、そんなことしてるとやばいですから。
理由書きます。体温が上がって一番危ないのは、脳ですよね。脳細胞は、再生しませんから、壊れたら取り返しがつきません。
慢性的な頭痛からおさらばしたいなら(1)
ここでいう頭痛は、なにかの病気(疾患)があって、結果として頭痛が起きているようなもの(二次性頭痛)ではなく、いわゆる慢性頭痛といわれているものについてのお話です。
その前に、一応、頭痛を起こすような病気についてさらっと。基本的には、頭蓋骨内の圧力亢進、頭蓋骨内の組織の破壊(血管が破れるなど)、あるいは化学物質(炎症にかかわる物質)などが痛覚を刺激することで起きています。以下に代表的な例を挙げる