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【文系でも分かる機械学習】機械学習って何だろう?

今回は機械学習の定義について
アウトプットしていきます。

1.機械学習とは

まず機械学習とは何かを言葉として
答えららえないのは当たり前です。

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「料理とは何か?」と問われた時
多くの人が何となくでも答えられるでしょう。

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例えば
複数の食材を切り、焼く・煮る・蒸すなど
の処理をし混ぜ合わせるもの。
など。

これを答えれらるのは中身を理解している
からなんです。

最近はAIやビックデータが流行っていますが
ほとんどの人がその中身を理解していないで
しょう。

機械学習についても中身を理解していないのに
言葉が先走ってしまっているんです。

まずは機械学習とは何かを整理することが
大切です。

何をしているか理解せずに学習を進めるのは
これから学習していくには非常に危険です。

2.機械学習の定義①

それでは機械学習の中身について
学んでいきます。※アーサー・サミュエルが定義。

機械学習とは
明示的にプログラムしなくても
(都度教えなくても)
コンピュータが自ら学ぶ(学習する)ことが
できるようにする為にはどうすれば良いかを
考える学習分野

重要なポイントはコンピュータが自ら学ぶ
というところです。

3.機械学習の定義②

もう一つの定義について紹介します。
※トム・ミッチェルが定義したもの。

【機械学習とは】
タスクTに関し経験Eと正答率Pから学ような
コンピュータプログラムである。
そして正答率Pで測定されるタスクTが経験Eに
よって改善されるようなプログラムである。

ちょっと難しいですね。
事例を元に考えてみましょう。

【事例】
T:健康かどうかを判定する仕組み
E:ある人が健康かどうかを示すデータ
P: 正解率(健康かどうかを正しく判断した割合)

ある人が健康かどうかを判定する仕組みに
それを示すデータを入れた時、健康かどうかを
判定してくれるものがタスクTです。
さらにタスクTがどれだけ正しいかを正答率P
で測定します。
このタスクTは経験Eによって学習し改善され
ます。

4.学習のイメージ

それでは事例を元に学習の意味を考えて
みましょう。

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①データがあります。
②データをアルゴリズムに入れます。
③データを元にアルゴリズムが計算し
 最も近い直線を引きます。
④データを追加します。
⑤再度アルゴリズムが計算します。
⑥最も近い線が更新されます。
※データが追加される都度、再計算されます。

5.エンジニアとしての理解を深めよう

次にもう少しエンジニアとしての目線で
機械学習について理解していきましょう。

【機械学習とは】
機械学習はデータによって学習する数学的
モデルを構築するもの。すなわち、機械学習の
手法は数学的モデルの構築方法と考える。
【学習とは】
観測されたデータに基づき、モデルに適合させる
為にパラメータを変化させること。
(機械学習では調整可能なパラメータが
与えられる)
このパラメータが入力されたデータによって
変化していく(学習していく)のでプログラムが
データから学習したとされる。

となっています。

今回はここまでにします。

6.おすすめ書籍

それでは最後に機械学習の概念を
学ぶ上でおすすめの書籍を紹介します。

機械学習や人工知能の概念を理解するには
G検定に挑戦するのもお勧めです。

私自身、無知の状態でしたので
学習の足掛かりとしてG検定を受検しました。

ぜひチャレンジしてみてください。

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