とろいしろくま

インターネットの片隅に。 趣味の話とか、人生の話とかします。 リアルタイムの自分の考え…

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インターネットの片隅に。 趣味の話とか、人生の話とかします。 リアルタイムの自分の考えや心情をメモするだけの使い方なので、人のためにはたぶんなりません。

最近の記事

サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)についての雑記

自分にとっての原点となるエンタメ作品って何だろうと思った時、どう考えても「サイボーグ009」に行き着くくらい、009は思い入れのある作品である。で、原作、アニメ、いろいろ見てきたけれど、やっぱり平ゼロは何度見ても素晴らしく、また見返してしまったので、本稿では平ゼロ、もとい「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」について雑に語ることにした。 ちなみにCOJのことを書いた文章。長い。 「平ゼロ」に出会った(=サイボーグ009の作品世界に出会った)のは、たぶん

    • テッカマンブレード 雑感

      『テッカマンブレード』というアニメを職場の人から勧められ、49話あるにも関わらずイッキ見してしまった。敵の持っている力で戦い、裏切り者と言われながら人類のため戦う孤独な戦士、という基本ラインが完全に仮面ライダーなので、ハマらないわけがない。 テッカマンブレードは92年放送。森川智之、林原めぐみ、子安武人など錚々たる声優陣が出演している。タツノコプロといえば、個人的にはやっぱりガッチャマンの思い入れが強い。肝心のテッカマンは未視聴である。 仮面ライダー要素で言えば、ブレード

      • 母の信念

        「夢見る頃を過ぎても、仕事に忙殺されても、母親になっても、1人の女として、いつもお洒落を忘れない。そんな女性を応援します。」 今でも母は事務所に出かけるとき、ヒールを履いておしゃれな服を着る。私はヒールなんて歩きづらくて大嫌いだから、「運動靴履いたらいいじゃないの。会うのはパートさんくらいでしょ」と言うんだけど、「これでずっとやってきたから」と変えようとはしない。 母は今でこそ士業で個人事務所を持っているが、私が生まれる前はアパレルの仕事をしていた。ブランド物が大好きで、

        • シン・仮面ライダー雑感

          久しぶりの投稿です。 シン・仮面ライダーを見ました。視聴後の心情をざっくり言えば、要所でかっこよかったしグッとくる部分もあったが、全体として何か心動かされた気はしなかった、そんな気持ちでした。ところがその後色んな人の考察動画だったり口コミを見て、あのシーンはそういうことだったのかという考察が止まらなくなり、2周め見たいなと思う、そんな不思議な映画でした。 そもそも2周は見ないと情報処理が追いつかない、というのは庵野作品にありがちなことですね。 まあでも、終了直後あまり心が動か

        サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)についての雑記

          タイバニ中毒なんですが、こういう哀愁のある大人が出てくるアニメは他にないのか

          Netflix配信のTiger&Bunny2期(1クール)をついつい一気観してしまった。1期を見たのはだいぶ最近なので新参ではあるが、11年もたって2期なんてやる意味あんのかよ、とも思った。だが、見始めたら止まらなかった。少なくとも元々のファン層からそれなりに支持を得られる内容じゃないだろうか。軽快でコメディタッチでもあり、ヒーローの信念を燃やす熱さもあり、アクションもあり変身バンクもあり、面白かった。 今作、熟年夫婦のような安定感の虎徹バーナビーコンビが、バディ制となった

          タイバニ中毒なんですが、こういう哀愁のある大人が出てくるアニメは他にないのか

          徒然なるひとりごと

          どうせうちの本なんて、自分には関係ないって思ってるんでしょ 的な社内の人が作った原稿を読んでもやもやした。 なんでそんなに自虐になってしまうのか。書いた人本人がそう思っているからなんだろうか。(もちろん、その後「いや、そうじゃない!」と文章は続くのだが) 確かにニッチでターゲット層が小さくて、よくわからない本ばかりかもしれない。せめて口説き文句があるとすれば「教養のためになる」というくらいか。じゃあ教養ってなんだ、なぜ学術書を読むのか。 それは「世界の捉え方の解像度を

          徒然なるひとりごと

          ULTRAMAN(2004)を見た

          思い出したかのようにDVDをレンタルして見た。当時N projectと呼ばれたプロジェクトの一環で制作された映画でネクサスと繋がる作品である。続編も予定されていたが、ネクサスともどもウケず、制作されることはなかった。 作品自体、存在は知っていた程度で、微妙に暗そうな作風から敬遠していたが、物は試しと思って視聴。感想をざっくり述べるなら 履修目的なら一見の価値ありといったところだろうか。クオリティは高いし面白いには面白いが、全体的にはカタルシスがあまり感じられなかった。

          ULTRAMAN(2004)を見た

          再視聴!古畑任三郎ファイナル 個人的にはやはり「今、甦る死」が傑作

          先日、田村正和さんが亡くなったニュースは大変ショックでした。「古畑任三郎」シリーズは推理モノの中でも抜群に好きで、小中学生の頃に再放送やDVDを見漁っていたくらいでした。ファイナルの放送以降、いつか本来の続編が作られることを願っていましたが、もう二度と叶わないことでしょう。 訃報を受けてフジテレビでファイナルの再放送をしていました。イチロー回と松嶋菜々子回です。両方見たことはあるのですが、かなり昔の記憶だったので改めて見直すといろいろ新しい発見がありました。松嶋菜々子扮する

          再視聴!古畑任三郎ファイナル 個人的にはやはり「今、甦る死」が傑作

          「無人惑星サヴァイヴ」を語りたい

          2003年にNHKでやっていたアニメ「無人惑星サヴァイヴ」。どういうわけか一気見しちゃったので、雑に感想を述べます。 リアルタイムで実は見たことがあって、タイトルと曲だけおぼろげに記憶があったものの、内容は一切覚えてませんでした。。軽くあらすじを言うと、宇宙開発が盛んな22世紀の中学生が宇宙に修学旅行へ行く途中に嵐に巻き込まれて無人の惑星に遭難してしまうという話。最初はサバイバル生活中心、だんだん惑星の遺跡の謎に迫ったり、大陸へと冒険したりといろいろ展開していきます。 主

          「無人惑星サヴァイヴ」を語りたい

          面白い街とは

          ひたすら眠い。疲れた。 住む場所について人と話すとき、私はよく面白い街に住みたいと言う。いくら便利でも面白くない街はわくわくしない。じゃあ面白いってどういう基準なのか。 もう少し解像度を上げて言うならば、まず個人店が進出しやすい、というのがある。更に古い店もありつつ新しい店も入ってきて新陳代謝ができるとなお望ましい。業態はいろんなものがあるといい。居酒屋、洋食屋、蕎麦屋、寿司屋、カレー屋、本屋、雑貨屋、おもちゃ屋…他にもいろいろあったらいい。 そして、徒歩スケールの街で

          面白い街とは

          エヴァのあれ(ネタバレ)

          エヴァ公開初日に見てきたが、いまだに気持ちにダメージを及ぼしている。 いや、今までのこの作品に比べたら、みんなに救いがあり、見ている側も感無量の終わり方でまさに「おめでとう」である。ただ、中学生の時にエヴァに出会い、時を重ねて大人になった自分としては、思春期を懐かしむ対象だったはずのエヴァが急に分別のついた大人になったようで、戸惑った。なんなら、体だけ大人になって、精神的に大人かと自問自答したくなる自分より、シンジくんたちは大人だった。 シン・エヴァで印象的だったものの一

          エヴァのあれ(ネタバレ)

          学びと経済の格差

          今まで知らなかったことを知る これは何にせよ面白くて人生の価値になると私は信じている。仕事をしていてそれなりに違和感がないのは、たぶんこの学びに携われているからだと思う。 一方で、学びへの道はコストがかかる。義務教育のあとの高等教育、特に大学、大学院では、経済的に余裕がないので進学を諦めるという事象を聞いたことがあるし、実際に知っている。大学にいた頃から、私は格差を感じるようになった。自分も確かにそれなりに恵まれている方ではあったが、遥かに豊かさをもつ人々がおり、彼らはそ

          学びと経済の格差

          Clubhouse

          ま、Androidなんでスタートラインにも立てないんですけどね! Clubhouseの話からiOSの話に派生して派生して、Mac使ってるやつに限ってパソコンできない、とかそんなことを雑談で聞いたが、実際のところどうなんだろ。流行に敏感な人でAndroidユーザーはほとんど見ないかなあ。 ちなみに自分は、appleの製品には手を出さないぞ、という謎の理念がある。だから、スマホはAndroid、パソコンはWindows。appleに嫌な思い出はなにもないけれど、互換性のなさと

          電車と読書

          もうすぐ勇退する踊り子をたまたま目撃したので撮影した。踊り子は古い車両だと思うが、乗ると何だかワクワクしたものだ。 といっても今回は踊り子ではなく通勤電車で思ったことを書く。今でこそテレワークで毎日乗ることはほぼないのだが、週に何度か乗ると、以前と同じように音楽を聴いたり動画を見たりぼーっとしたりする空白の時間を過ごす。 数年前、日常的に電車に乗るようになったばかりの頃に比べると、スマホを見ている人がまた一段と増えた気がする。ついでに、iPhoneである割合も増えた気がす

          サイボーグ009 CALL OF JUSTICE 感想

          公開から5年越しに、サイボーグ009のアニメーション作品「CALL OF JUSTICE」を見たので感想記録です。こんなとこに見に来る人はいないと思いますが、超適当なので違ってても怒らないでください。 本作品は「RE:」の神山監督が制作に携わった3DCGアニメーションの009です。したがって絵が原作とはまあ全然違うわけで、気になってしまってですね…。もともと「RE:」でポカンとしちゃったのもあって、映画公開当時、見に行かずじまいに。今になってネットフリックスに課金したので、

          サイボーグ009 CALL OF JUSTICE 感想

          2021が始まった

          気づけば2020年が終わって、2021年が始まった。1年前は寺で初詣のバイトしながら卒論書きながら親と進路でバチバチに戦っていたことを思い出す。あの殺伐とした時期に比べれば今年は暇で仕方がない。親とは何事もなく過ごしてるし。 まあそういう話は置いといて、今年の目標を意識低めに言うとすれば今年こそ植物を育てたい。意識高めに言うなれば、仕事をものにしたい。コロナでうまく流れていた去年よりもハードワークを求めていきたい。 そういや、高校の友達と久々にオンラインで話したのだが、一