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「育てる」ことへの苦手意識

朝一番にメッセージが来ることが多いです。

お布団のなかで。


今日は育てることについて。


東京のころの私は植物に飢えていて、よくグリーンを買いましたが、観葉植物さえ枯らしていました。

ペットは、子供のころにミドリガメを飼いましたが、脱走してしまい、扉に挟まれて死んでしまったところを目撃して以来、飼わなくなりました。

子供も苦手でした。

繊細さんなので、子どもの鋭いことばの刃に傷つくことも多かったです。私自身が子どもみたいなところがあるので。

加えて30代で子宮がんになり、手術の末、子供が産めなくなりました。ショックであると同時に、女性として子供が産めないという引け目を強く感じ、私のなかで「子ども」はタブーになっていきました。そして、コンプレックスへ。


しまいには、「育てることができない」自分という思い込みへ。


牛の餌やりバイトをしながら、いつのまにか、「育てる」ということに関わっている自分に気づきました。

そういえば、育てるって物だけじゃなく、見えないものも含めていろいろあるんだよね〜、ということにも。


例えば10年やってきたまちづくり。

シャッター通りだった商店街が、空き店舗ゼロの人気ストリートへ。アートやコーヒー、古本の街とか言われるようになったり。

これも「まち」を育ててきたんですよね。


次に、今でもやっている「ギャラリー」運営。

同じアーティストに何回も展示してもらうことで、アドバイスをしたり、作品を売ったり、成長を応援しながら「アーティスト」を育ててきたんだなぁ、と。

作品の説明をしたりして、鑑賞される人たちも育ってくれてるかも。


それから「コミュニティ」。

いちばん育つのは人間関係でしょうか。悩みを聞いたり、紹介しあったり、シャイな方を輪のなかに引きずり込んだり、、、、笑。

必要に迫られて始めたコーヒーも、美味しいのをお出ししたくて、日々研究しレベルアップ。育てるというか、ステップアップですかしら。カフェとして育っていたのだと思います。


部屋の模様替えも好きなのですが、「空間」も居心地よく育てていく感じですね。

壊れたときに治すのは、さしずめケガの手当みたいなもの。よりお気に入りの暮らしにするために、ひとつずつ物を揃えていくのは、むしろ「居心地」を育てている感じがします。


こうやって広く振り返ってみると、私はむしろ「育てる」立場になっていることがとても多いですね。

「育てられない」ではなく、「気づくと何かを育てている」と言ってもよいのではないでしょうか。またしても、、、私、そうだったんだ、、、感。

そしてこの春。
人生二度目のコミュニティづくりを、地元、豊頃町ではじめる予定です。SDGsがテーマの遊び場みたいなところ。

4月以降にリノベーションを始めるので、こちらでもゆるゆるご紹介いたしますね。


今日も、愛と祈りと感謝をこめて♡




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