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096 はなさそふ【令和訳百人一首】

【原文】

花さそふ あらしの庭の 雪ならで

ふりゆくものは わが身なりけり

(入道前太政大臣)


【個人的解釈】

花を誘って山風が吹く庭には

雪のように桜が散って降るが

"ふりゆくもの"は桜ではなく

老いていく私自身のことだ


【感想】

落花に託して老いを嘆いた首。雪からは白髪姿の自身を連想させる。

年齢を重ねると、なににでも老いを連想するようになるのかしら。

子供の頃は、若葉をみて「自分、若いな!」とか思わないけどね。

逆に過ぎ去ったものを実感すること多くないですか?

甘いものを沢山食べられなくなったとき、階段をちょっと上っただけで息切れしたとき、日本酒が美味しいと感じたときetc

こんなときは「もう若くないな。子供じゃないな」って思っちゃう。

※上記の3例は全て私の実体験です。

コンビニスイーツでよくある、クリームたっぷりシュークリームとか、半分でノックアウトしてる。


【令和に言い換え】

菜種、ゴマ、サラダ、オリーブetc

目の前には様々なオイルが並んでいるが

一番オイル(老いる)存在はこのわしじゃ。


【備忘録】

・ふりゆくもの(掛詞)

①降りゆくもの:散って降るもの。

②旧りゆくもの:古くなっていくもの。


【自己評価】

★★☆☆☆

面白くもないくそしょうもないダジャレ。。。今日の夜はIPPONグランプリですので、少し勉強します…。

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