白井太一朗

グッドメロディとポエトリーリーディングを掲げ、関西を中心に活動しているミュージシャンで…

白井太一朗

グッドメロディとポエトリーリーディングを掲げ、関西を中心に活動しているミュージシャンです。 誰でも知ってる言葉で、誰にも書けないものを書きたい。 リアルとフィクションの間を行ったり来たり。リアル多め。固め。濃いめ。

最近の記事

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note、始めました。

みなさま、はじめまして。 シンガーソングライターの白井太一朗(164cm/60kg)と申します。 本日より、note、始めてみます。 そんなに頻繁に更新するかと問われるとそうでもないかもしれませんし、もしかしたらめちゃくちゃ更新するかもしれません。 みなさまの丁度良いペースでお付き合い頂ければ幸いです。 有料記事も書くつもりなので、「お、こいつ、良いやんけ」と思ってくださる方はご支援いただければ幸いです。有料記事に関しては、音楽活動資金に充てさせて頂ければと考えておりますので

    • 胸元に投げろ

      誰でも発信できる時代になって 誰でも情報を受け取れる時代になって 玉石混交の中から ある程度確からしい情報をつかみ取れるようにテクノロジーは進化した。 無限に増えていく情報の中で 何が真実かを見極めないといけなくなったのだけど あまりにも情報が増えすぎて きっと発信している当人も よく理解しないまま発信していることがある。 これはまだ良いとして 最近は感情に訴えかけて人を動かす技術が発達し過ぎている気がする。 良い方向に使うのなら問題はないのだけど そもそも良い方向とはど

      • 街。

        たくさんのツケを払って生きている。 何も気付いていなかった。 努力や挫折や小さな成功、そしてその積み重ねだったり。 やりたいようにやってきたことには何の後悔もない。 お金を借りているわけではないけれど、 実はたくさんの人から色んなものを借りて生きていたんだと思うようになった。 前々から借りたものは利息付きで返すぞ、と意気込んでいたけれど、 本当にいよいよ返していきたい。 返せなくなってしまった人もいる。 いるけれど、その人が残していった人やものに返していくことはできる。 それ

        • all i wanted

          4月。世間は祝日。 学生の頃はピザのデリバリーで休みなどはなく 時給1,200円でスタジオ代を稼ぐために アクセルを回し続けていた季節。 高校時代の友人が東京に来ていたので遊んだ。 男二人で上野動物園。 これは一体どういう状況やねん、と思いはしたものの、 パンダを見たり、ハシビロコウを見たりして ペンギンがやたらと生臭かっただけで 無駄に笑えたり。 夕方、ゴリラとライオンのいるエリアに向かったのだけれど、 もう閉館時間になってしまって 「まじでおれら計画性ないよなー」とか言

        • 固定された記事

        note、始めました。

          ベッドの周りに。

          下駄箱を開けるとサンリオのキャラクターが描かれた桜色の封筒があった。 上履きの上に置かれたそれを手にとって 自分の名前が宛名に書かれていることを確認し あたりをキョロキョロと見回した。 誰にも見られていないことを確認し封を開けた。 それが人生で初めてもらったラブレターだった。 小学5年の頃だったので 詳しい内容は覚えていないけれど、 僕のことが好きだと書いてあり 放課後、どこかに呼び出してくれていた。 まだまだ幼かった僕は どうしたら良いのかわからず それを担任に相談し

          ベッドの周りに。

          ささやかなひかりを分け合って。

          うーん、と唸って 捻り出すことが制作の殆どで、 でもそれらの殆どは誰にも触れることなく 自分でゴミ箱に捨てる。 そんな中でスルスルと出てくる瞬間が ほんとうにごく稀にあって それは十中八九、本当の言葉だ。 本当の言葉ってなんやねん って言われると説明ができない。 けど、本当の言葉なのだ。 まだ出せた。 バンドの頃も含めると もう50曲くらいは人前でやっているのだけど、 まだ出せた。 まだ出せたので、まだやれる。 これが嬉しい。きっとこれが一番嬉しい。 もちろんそれらが評

          ささやかなひかりを分け合って。

          そんなわけないのにね。

          この瞬間に出会うために生まれてきたんやろうなと思えた日がいくつかある。 それはひとえにおれがそういうことを信じてしまう痛いやつだからというのが理由なんやと思うねんけども。 33歳になった。 誕生日バーガーキングは最高。世も末。 概ね人生は良好。 それなりの波乱万丈もありつつ、 「あ〜これはもうヤバいね、まじで笑えないね。人生終わったね」と思ったりした日もあった。 けんども、「そんな日もあったね」と笑い話にできるくらいには年齢を重ねてこれた。 とは言えど まだまだ若輩者だ

          そんなわけないのにね。

          執着するほどの今を。

          日常生活がただただ流れていき 生きてるのか死んでるのかもよくわからなくなったりする。 ただ実際のところ、退屈と引き換えにメンタルは安定していて 概ね楽しく暮らしている。 しかしだな、 やはりヒリヒリしていたい。 その時、私は生を感じる。 皆もそうだろう、と 投げつけるつもりはさらさらなく、 私がそうである以上、 そうあり続ける道を模索し続けるしかないのだ。 自分の時間が終われば 黙って透明人間になれる。 大きい小さいに関わらず スポットライトに照らされている時だけは 生

          執着するほどの今を。

          W.5436

          月一しか更新しなくなってしまった。 ふざけるな。もっと書きたい。 とは言えど、 心にも無いことをさも本心ですよ、みたいに書いてしまうのは良くない。 何が良くないって、それが当たり前になってしまうことだ。 人間にも慣性の法則はあると思ってる。 雰囲気でなんとなくやっていることが いつの間にか習慣になって それが運命になり、人生になる。 思考に気をつけなさい、 それはいつか言葉になるから とマザーテレサは言っていたようで これは本当に凄まじい教訓を残してくれたと思う。 ※

          afterword

          近所の駄菓子屋でチェリオの安い炭酸を買って BIGチョコという板状の長いチョコのお菓子も買った。 なんとなくそこにいると、 なんとなく友達が集まってきて、 なんとなくの流れで公園に行って 野球して、疲れたら友達の家でゲームして 17時になったら帰って そろばん教室に行って、 1〜2時間過ごして 家に帰ってご飯とお風呂。 忙しいと最近の記憶からポロポロと抜け落ちていくらしい。 確かに最近のことはすぐに思い出せなくなる。 とは言えど 昔のこともストーリーまるごと映画のように覚

          2024.01.06

          あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 年末年始の10連休が折り返しておりまして まだ今日を含めて3日休みがあるというにも関わらず 仕事初めのことが頭にチラついてきついです。笑 今年は、とにかく制作。 2曲は完成しております。 年末年始もパソコンと向かいあったり ギターをポロポロ爪弾いたり 「うわぁ、ちゃんと音楽やってる人みたいやぁ」 なんて思いながら悪戦苦闘しています。 皆様、いかがお過ごしでしょうか? ライブ予定がなくなってからというもの 僕

          さよなら2023

          今年最後の更新になるかな。 色々あったなー。 いや、事象としてはそんなに多くはなかったのだけど、 環境の変化に適応するために 心があっちへ行ったりこっちへ来たり、 忙しなかった。 心が亡くなると書いて 忙しい。し 忘れる。 率直に言って嫌ではある。 だけども誰かに背負いきれないほどの負担をかける音楽活動はしたくない。 傷付けるための音楽ではなくて 背中をさすっていける人でありたいのだ。 そのうえでちゃんと陽の目を浴びたい。 いや、そろそろ浴びてもいいと思うのだ。 何も諦

          さよなら2023

          背中。

          2023年。全てのライブが終わった。 両手で収まる数しかできなかった。 ほんの少し寂しい気持ち。 数をこなせば良いかと言われると決してそんなことはない。 けれど、場数でしか埋めることができないことがあるのも事実。 来年以降のスケジュールも空いている。 正直、とても寂しい。 あまり自分のライブ映像を見たりすることはしないのだけど、 先日のライブの映像を繰り返し見ている。 それなりに場数をこなした人間にしかできない時間を作れている。 飾ったりすることもない。 まるごと自分自身

          限られた自由を。

          最低な平日を終えて 最高の土日を。 なんて言葉に共感なんてしたくなかったのだ。 だってそうやないの。 どういう状況であれ、 それは自分で選んだ道のりの結果であるので、 取捨選択したものを 「最低な」なんていう形容詞を付ける。 それは自分が望んだ未来なのか。 いや、違うやろ、と。 のめり込むくらいやってるか?と問う。 時間を忘れるほどそれに熱中できれば なんだって楽しくなるのだ。 バランスを取ろうとし過ぎている。 バランスを取るということに比重を持ち過ぎて 結果的にバラン

          限られた自由を。

          忙しない。

          忙しない、で 忙しいってなんでやねん。 どういうつもりでこの言葉作ってん。 あまりにも忙しなくて、 仕事を変えた。 どうしようもない。 時間は平等で、移動時間分、1日が増えるわけでもないし 残業時間分、1日が増えるわけでもない。 随分と1日に使える時間は増えた。 それでも忙しない。 まじで親ってすごいな。 こんなに時間がない中で、 家事こなして、子育てもして、 自分の趣味もして、ってどないなってるん? 確かに社会情勢が違うので 多少労働時間を減らしても生きていけるのは確

          春を迎えに。

          秋が深まって来て これから冬になろうとしているのに そのタイトルどうなん?とも思いつつ。 こんな時間になってもまだ起きていて 明日の仕事大丈夫なんか?と気にはなるけれども。 インターネットっていうのは 簡単に時空を超えてしまえる。 良くも悪くもそう。 昔、テスト期間のときに限って 部屋の片付けなんか始めちゃって ふと、卒業アルバムを見つけてしまって 思い出に耽って、みたいなことがあったけれども。 なんとなく、ほんとになんとなく 昔やっていたバンドでエゴサをして 気が付

          春を迎えに。