マガジンのカバー画像

編集とライティング

44
フリーランスになりたてのころから書き留めていたお仕事関連の葛藤や学びについての記事たちをこのマガジンにまとめました。稚拙なものばかりですが、いつかの私と同じような迷いを抱えている…
運営しているクリエイター

#編集

「できなくてイケてない自分」を認めてからが勝負 -新社会人時代の後悔-

「できなくてイケてない自分」を認めてからが勝負 -新社会人時代の後悔-

リクルートスーツとそう変わらない格好で、東京の街を先輩に連れられて歩く新社会人さんたち。これから歓迎会なんだろうな。

がんばれー!と心から思うのは、きっとわたし自身の当時を振り返ってみて、辛かった思い出がたくさん蘇るからだ。

でもその辛さは、実はほとんどが必要のない感情だったんじゃないか、って今になって思う。

わたしの言葉が彼らに届くかはわからないけど、それはそれだ。

✳︎

ひとことでわ

もっとみる
ライティングノウハウの「マイベスト」共有、はじめます。

ライティングノウハウの「マイベスト」共有、はじめます。

先日、夜中にインタビュー記事を書いていて、気晴らしにこんなことをつぶやいてみた。

自分の中で一番効率的だと思った方法をメモ的に記しただけのつぶやきに、色んな人から反応がきて、どきっとした。

決め手となったのは、直接お会いしたライターさんからの
「ああいう、記事作成のやり方って、他の人がどうやってるのかあまり知らないから参考になりました」
というひとこと。

そうなのだ。
私たちは、他のライター

もっとみる

リードがイケてないし、締めがあまい

最後まで記事を読みたいと思えるようなリードが思いつかない。
読者の次のアクションにつながるような締めの文章がみつからない。
現実逃避←いまここ。

記事の中で初志貫徹ができてない
そもそも読んでてワクワクしない
ひねり出した文章がひたすらにダサい

こまったぞ。

考えに考えた末にまとまった文章がほんとにいい結果につながるのかはわからないけど、こだわろうと思えばどこまでもこだわり続けられるからこれ

もっとみる
\書きました!/に対する違和感の正体

\書きました!/に対する違和感の正体

きのうのよる。

いつものように締め切り間近の原稿を書いていたら、ふっと「これ、面白いのかね?」ともう一人の自分にたずねられた気がした。

私の「もう一人の自分」はほんとうに空気のよめないやつで困る。
もう大枠はできていて、あとは推敲すれば納品できたのにさ。

***

家で原稿を書くときは、布団の上でうつ伏せになったまま上体を起こした体勢が基本スタイルなのだけど(だから寝落ち率たかい)
気がつい

もっとみる
お仕事の「ご縁」は努力あってこそだと思いたい

お仕事の「ご縁」は努力あってこそだと思いたい

いわば自分の思想が企業でいうところの「ビジョン」であり「ミッション」だし、自分の人生計画が「ロードマップ」だし、自分の性格を「社風」として生きてくことが、フリーランスの宿命なのかもしれません。



先日Twitter上で流行ってたSarahahの波に乗ってみたら、こんなご質問を頂いた。

「フリーライターとしての仕事の作り方」について書いてほしいです。気になる!

私なんてほんとにライター

もっとみる
何かが生まれるといいな。と思ってするインタビュー

何かが生まれるといいな。と思ってするインタビュー

すっごく、すごーーく嬉しいことがありました。

ずっと憧れだった雑誌『CYAN(シアン)』で、ジュエリーデザイナーの杉村萌弥さんのインタビューをさせてもらったのです。

うれしかったのはそれだけじゃなくて、杉村さんがインスタでこんなことを言ってくださっていて。

CYANのインタビュー、記事の文頭は『この人が選んでくる石を身につけたいと言ってもらいたい』という私の言葉。これは用意していた言

もっとみる
「実は読まれてない問題」について本気出して考えてみた

「実は読まれてない問題」について本気出して考えてみた

―◯◯について本気出して考えてみた
って、言ってみたかっただけでもある。すみません。

でも「実は読まれてない問題」は、記事を作るときに大事なことだと思うから備忘録として書いておこうと思いました。

前に、こんな投稿をしたことがあったんだけど

これってわりと、つくり手側の落とし穴なんじゃないかと思ってたりする。

この文章いいね!

…ていうのは業界人の考え方であって、本当に届けたい

もっとみる