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「実は読まれてない問題」について本気出して考えてみた


―◯◯について本気出して考えてみた
って、言ってみたかっただけでもある。すみません。

でも「実は読まれてない問題」は、記事を作るときに大事なことだと思うから備忘録として書いておこうと思いました。

前に、こんな投稿をしたことがあったんだけど

これってわりと、つくり手側の落とし穴なんじゃないかと思ってたりする。

この文章いいね!

…ていうのは業界人の考え方であって、本当に届けたい人たちにとってはたいした問題じゃないんだよきっと。
(もちろん、細部にまでこだわってこそプロなので、いい文章を書くことに対して手を抜いちゃだめだめ!)

メディアの方向性によるけど、「文章がすばらしい記事」っていうのがすべてじゃないよなぁと。

***

使い古された言い方すると、雑誌と違ってWEBメディアは、読者が自発的にそこに辿り着くだけじゃないし。

WEBの記事を読んでもらおうとしたときの一番のライバルは、「好きな人からのLINE」なんだって。

どんなに有益な記事でも、読んでるときに大好きなあの人からの通知がきたら、そこで離脱するのよ人なんて。ってこと。たしかーに。

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ということで、私のシゴトはぜひ読んでみてください!と読者にお願いしなくても「なんか読めちゃう記事」を作ることなのかもって最近思ってる。

だから、やったるぞ!って気持ちで編集のお仕事がとっても楽しい。
伝えたいことやインタビューしたい人がまずいて、それをどう届けるかを考えまくっている。

ライターの肩書きでやってるからには文章でなんとか解決しようとしてしまうけど、もうちょっと視点を高くしてみる必要があるはずで。

だって、「漫画と文章だったらどっちに目がいくか」をシンプルに考えてみて、ぶっちゃけスラスラと内容が頭に入ってくるのは漫画じゃない?

取材をすること、文章を書くことは、コンテンツを作るときの一要素でしかないんだよ。(忘れるなよわたし!)

・取材の前には緻密なリサーチや、何度もブレストしてこそ生まれる企画案がある。

・文章は「伝えたいこと」を補足説明するためのツールで、写真やイラストや、UIやUXと同じような構成要素のひとつ。

・ていうかそもそも、記事に辿り着いてもらうまでの導線づくりから必要なんだ本当は(拡散力…)

大事なのは、そのコンテンツが何のためにあるのかを考えること。
記事はまず見られてるんだ、読まれるかどうかはそっからだ。

忘れるなよわたし…。
参考になれば幸いですが完全なるメモです。

よき週末を。



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