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お仕事の「ご縁」は努力あってこそだと思いたい

いわば自分の思想が企業でいうところの「ビジョン」であり「ミッション」だし、自分の人生計画が「ロードマップ」だし、自分の性格を「社風」として生きてくことが、フリーランスの宿命なのかもしれません。

先日Twitter上で流行ってたSarahahの波に乗ってみたら、こんなご質問を頂いた。

「フリーライターとしての仕事の作り方」について書いてほしいです。気になる!

私なんてほんとにライターの端くれにすぎないのですが、僭越ながら実体験を元にお答えさせてもらおうと思います。
質問してくださったどこかの誰かさん、ありがとうございます!

まず、フリーランスのお仕事の作り方には
①ご依頼いただく
②自分からアクションする
の2つがあるとして、

私の場合は①の方が多いです。ありがたいことに。
なので、ライターの営業の仕方とかが質問者さんの意図だったとしたらあまり参考にならないのかもしれません…

とはいえ①でも②でも、
まず「信頼の種まきをすること」がお仕事をもらうためには大事だと思っています。

①の場合は、
私にお金を払うと決めていただいたことに感謝して、報いる努力をすること

②の場合は、
自分が能動的に動いたからこそ会えた人・つながれた組織である(逆を言えば、相手にとって自分はそこまでの存在じゃない)ことを自覚し、相手へメリットを提供できるように考える

を忘れないようにしています。

そうすると、①だったら継続でお仕事をいただけることが多いし、②だったら「今度よかったら書いてみませんか」と言ってもらいやすい気がする。

①の、お仕事をする中での具体的な「報いる」については、

例えば、私は制作会社で下積みをさせてもらったので、紙の編集や取材現場のディレクション、撮影時の軽いスタイリング、制作の進行管理などがちょっとできる。

それを、「自分はライター要員だからなぁ」といって出し惜しみするのでもなく、かと言ってクライアントさんに執拗に口出しするでもなく、

自分が関わる成果物を良くしたい、という感覚で取り組むようにしたら、なんだかお仕事がしやすくなりました。

「ちなみになんですけど、これってどうでしょうか?」くらいの距離感。

②の、「相手へ提供できそうなメリットを考える」ときもそんな感じ。
「私はこんな人間性で、こんなことができます!よかったら何かご一緒してくれませんか…?」を自然に(しつこくなく)伝える工夫をしてみています。

もちろんこれは自分の主観なので、実際はできていない部分も多いと思うけど…。

今、私が「いいものつくろう!」という関係性が築けている素敵な人たちとのことを振り返ってみると、そんな風に「信頼の種」をまく努力をしてたかもなあと思いあたりました。

ちなみに「信頼の種」の主成分は、誠実さでできています。(バファリン的に言ってみた)

自分を偽ることはそんなに楽じゃないので、いくらお仕事モードとはいえ、まっすぐに、自分らしく、そして一生懸命でいたいなぁ。

そのせいでまっすぐに失敗してしまうこともあるけど(本当はよくない)
そのときはまっすぐに謝罪します!ごめんなさい!

でも、こんなこと言ったら元も子もないのかなと思いつつ、私はお仕事は「ご縁」だと思っています。

夢は、最適な時期に叶うと信じている派です。

ただそれは、待っているだけでも、頂いたものをそのまま受け入れ続けるということでもなくて。
下地作りは自分が動かないとできないし、ときには意志を持って取捨選択することも大事。

絶好のチャンスって意外とさりげなくやってくるから、そのときにちゃんとつかまえられるようにはしておきたいなぁ。

ということで、私のお仕事の作り方は「信頼の種」をがんばってまいて、そこから芽生えた「ご縁」をちゃんと掴み取る。
なのかなと思った。



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