見出し画像

米国滞在記②「私は井の中の蛙でした」

「日本の大企業も、沖縄の中小零細企業も米国で健康食品の展開は殆ど成功事例ないよ」

ガーンと来ました。パンチを出す前にいきなり不意を打たれた気がしました。

私は常々「いかに生きるかではなく、いかに生活するか」に主眼が置かれるようになって来た現代社会において、より美味しくより健康にという思考に対して、日本や沖縄の伝統的な食文化や食材は、高い精度でこれに合致できると考えて来ただけにショックを受けました。

なるほど、私たちの挑戦をあざ笑う人の理由も頷けます。私は自分自身をお門違い、身の程知らず、井の中の蛙だと思い知りました。やはり無謀なのか…

でも…

とインタビュー調査に応じた方々が続けます。

「琉球ヤムという新素材、それを活用した運動併用のエビデンス。これは非常にユニークで面白い。どうやれば市場ニーズにフィットさせれるか、これをステップバイステップで試行錯誤することに、是非挑戦して欲しい」

複数人の方から、一貫してこのような言葉が聞かれました。

ここに日本と米国の違いを感じたのでした。

では、オリジナリティ溢れる日本の食品を米国で展開していく為にはどうしたら良いのか…

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?