進学探究コース5

進学探究コース5

最近の記事

後悔しないために

 今年度最後の探究の授業では、ハッシャダイソーシャルの三浦さんに来ていただき、これからの進路についての話をしていただいた。  三浦さんは高校卒業後、家庭が貧しかったため、大学進路の選択肢がなく、就職1本しかなかったらしい。そこで、給料をもらいながら学校に通える学校に進学した。しかし、同級生との間で問題が起こり辛い毎日を送っていたが、恩師のおかげで三浦さんは全身をすることが出来たのだそう。この経験を踏まえて、三浦さんは「誰かの助けになれる仕事をしたい」と決心した。  そして、現

    • 挫折を経験してから

       2月2日、今回の探究の時間にjuice stand MGの営業をしている、目黒 輝さんにお話しを伺った。  皆さんは、今まで生きてきて挫折したと思ったことはどんな事だろうか?私が挫折したと思ったことは、高校受験である。当時、勉強をほとんどしておらず、それで第一志望していた高校は見事に落ちてしまい、今は聖光学院の生徒として高校生活を送っている。そして、目黒さんが今まで挫折したと思ったことが私と同じく、高校受験だそう。目黒さんは、英語に興味があり英語を学べる英語科を受験した。当

      • 弁護士の仕事

         僕たち進学探究コースは、11月24日の探究の時間に実際に弁護士の仕事をしている、鎌田千翔さんからお話を伺った。  鎌田さんが僕たちに対しての質問で、弁護士はどんなイメージがあるのかを聞かれると、全員が「裁判のときに被告人の横にいるイメージ」と答えていた。そして、鎌田さんが弁護士の仕事についての説明を始め、実際には刑事裁判や民事裁判を担当することはもちろん、その他にも発展途上国で法律を作ったり、企業の法律相談を受けるなど、僕たちが今まで全く知らなかった仕事をしていることを知

        • 理想の学校

           11月17日の木曜日、今回の探究の時間はFounding basemoという会社の社長である、佐々木さんにお話を伺った。  最初は、佐々木さんの自己紹介から始まり、その後に世界各国の学校はどんな校則があるのか、どんな環境になっているのかなど説明を受けた。例えば、台湾は敬語に厳しい国と言われており、もしも先生に敬語ではない言葉を発してしまうと、反省文を書かされるという校則があったり、次にイタリアでは、朝ごはんをあまり摂らない分3時にはおやつの時間があったり、シンガポールの学

        後悔しないために

          校内文化祭にむけて

           11月3日の水曜日に三年に一度の校内文化祭がある。高校生になって初めての文化祭、一体どんな感じなのかとても楽しみで仕方がない。  僕が中学生だったころの文化祭といえば、毎年夏休みの課題として出されるA4サイズの画用紙にビッグアートにしたい絵を描くという課題で、誰が一番うまく描けていたのか、その絵がとても大きくみんなの前で公開され、その瞬間がものすごく盛り上がっていた。僕は、そのうまく描けた人のビッグアートを作成する係になったことがあるが、かなり大変だった思い出がある。絵の

          校内文化祭にむけて

          マチソダテ

           10月20日の今回の探究は、テダソチマの社長の大木和彦さんにお話をお伺いした。  大木さんは、須賀川市でまちづくりをしている方で、使わなくなった建物を改修してホテルにしたり、お店にしたりなどしている。そして、今回の時間を使って自分たちの理想のマチはどのようなものなのか?そのことについてグループに分かれて活動した。  まずは、自分の住んでいるマチの特徴を5つ以上発表してグループで共有した。そこから自分たちの理想のマチにするには、どんな施設があればいいのか、どんな環境だったら

          大学生との交流会

           僕たち進学探究コースは、10月6日に福島大学の生徒さんとkokage-kitchenの大島さんにお話を伺った。  最初に福島大学の増尾さんのお話を聞いた。大学についての話で、福島大学は1コマ90分で評価が高校と同じく5段階で決められており、評価の基準が、S(90%~)A・B・C(60%)それ以下が落単となってしまう。そして、大学では小・中・高と授業のスケジュールが違く、自分で好きな時間に受けたい教科を入れてスケジュールを決めることができるらしく、このことを聞いて少しうらや

          大学生との交流会

          初めての他国との交流会

           僕たちは9月28日の1、2時間目にブラジルの学生とのリモートの交流会をした。  探究の時間ではいつも外部のひとの講演を聞いたり、大学の見学をしたり、畑作業をしたりなど将来や仕事に関しての探究活動ばかりだったが、今回のような他国の人との交流といった探究活動は初めてでものすごく緊張した。しかし、今回参加してくださったブラジルの学生2名は日本の文化に強い興味を持っており、とてもフレンドリーに僕たちに接してくれた。特に男子のブラジル学生のマティウスさんがとてもカッコいい見た目をし

          初めての他国との交流会

          生きづらさとは

           9月22日の探究の時間で、僕たちはソーシャルワーカーの鴻巣麻里香さんの講演を聞いた。  ソーシャルワーカーというのは、簡単にいうと人助けをする仕事のことである。麻里香さんの仕事についての話を聞く前に、最初に「生きづらさ」についての話を聞いた。生きづらさというのは、お金の問題や暴力、差別などといった構造的な問題で生きていくことがつらい状態のことをいう。  そして、ソーシャルワーカーの仕事で1つ例をあげると、暴力の被害が出たとする。すると、医者は被害者の手当て、裁判官は加害者に

          生きづらさとは

          自分の進む道

           9月16日の探究の授業で僕たちは、今回お越しいただいた榊裕美さんに話を伺った。  最初にお金の稼ぎ方と働き方についての話を聞いた。お金の稼ぎ方は2種類あり、自分で売ってお金を稼ぐ方法とお小遣いのように人からもらってお金を稼ぐ方法の2種類である。次に働き方には、サラリーマンとフリーランスの2つに分かれている。榊さんの働き方はフリーランスであり、このフリーランスというのは「会社や団体などに所属せず、いろんな場所で働き、いろんな場所から給料をもらい活動する人」のことを指している

          人生を「濃く」するために

           僕たち進学探究コースは、9月15日に「明日わたしは柿の木にのぼる」というブランドを作った会社の社長である、小林味愛さんの講演を聞いた。  この「明日わたしは柿の木にのぼる」というのは、柿の皮から作られた国産のデリケートゾーンブランドのことであり、働くこと、休むこと、遊ぶこと、⾷べること、暮らすこと、⽣きること、どんな時も、うえを向いて意思をもって⾃分らしい選択をしていたい、そのような女性のライフスタイルそのものを、「明日わたしは柿の木にのぼる」という名前にこめているらしい。

          人生を「濃く」するために

          県立医科大学の見学をして

           僕たち進学探究コースは、9月8日の探究の授業で福島県立医科大学の見学に行った。僕が見学したのは、福島駅前に新しくできた県立医科大学の「保健科学部」の理学療法学科である。  まず最初に、保健科学部についての概要についての説明を受けた。県立医科大学の保健科学部は、2021年から始まり、定員は理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科の3つがそれぞれ40人で、放射線科学科だけが25人の合計145人で構成されている。  概要などの説明を受けて、その後に様々な階の見学をして様々なことに

          県立医科大学の見学をして

          「未来洞察」の授業を受けて

           僕たち進学探究コースは8月25日と26日の探究の授業で、「未来洞察」についての授業を受けた。  はじめに、河合塾の山本さんに話を伺った。山本さんは、飢餓についての話をして聞いたところ、フィリピンにはスモーキーマウンテンと呼ばれる大量のごみ山でフィリピンの人々が生きるために金属などのお金になりそうなものを集めていることを知った。この話にかなり衝撃を受けたが、その中にごみの中から工夫して金属を探している人がいて、「これは賢い」と思った。そしてその後に聞いた、岡本太郎さんの「デタ

          「未来洞察」の授業を受けて

          6次化商品について

           皆さんは「6次化商品」という言葉を聞いたことがあるだろうか?私は初めて聞いた言葉で、一体どんな商品のことを指しているのか、気になった。「6次化商品」とは、地元の農産物を原材料に用いた加工食品のことをいう。今回の探究の時間では、6次化商品のほかにも、食品の機能、食品表示について学んだ。  食品には3つの機能があり、栄養素による生命維持機能で、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養機能や、感覚機能で、呈味・香り・色素成分やテクスチャーなど五感よる知覚応答機能

          6次化商品について

          農福連携について学んだこと

           皆さんは、「農福連携」という言葉を聞いたことがありますか?僕がこの言葉を聞いて思い浮かんだものが、農業の仕事がなかなか上手くいかない人のことを手伝ったりすることなのかなと思いました。しかし、本当の意味は、農業者と福祉事業者が連携して、障がいのある人の農業分野での就労を支援する取り組みのことでした。  探究の授業でそのことについて話を聞いてきましたが、内容は、少し難しくて内容を理解するのに少し時間がかかりましたが、話を聞いていくうちに理解できるようになり、農業という仕事は世の

          農福連携について学んだこと

          探究の授業で私が感じたこと

           木曜日の探究の授業で学んだ、ジェンダーについて改めて考えた。  まず、皆さんは「ジェンダー」という言葉を聞いたことがあるだろうか。ジェンダーとは、生物学的な性別に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指す。つまり、世の中の男性と女性の役割の違いによって生れる性別のことである。僕はこの授業を受けるまで「ジェンダー」という言葉を詳しく知らないまま生活していた。というか、知ろうともしなかった。よくニュースで男女差別などの報道を見ていたが、「私には関係ない」と思っていた。

          探究の授業で私が感じたこと