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「未来洞察」の授業を受けて

 僕たち進学探究コースは8月25日と26日の探究の授業で、「未来洞察」についての授業を受けた。
 はじめに、河合塾の山本さんに話を伺った。山本さんは、飢餓についての話をして聞いたところ、フィリピンにはスモーキーマウンテンと呼ばれる大量のごみ山でフィリピンの人々が生きるために金属などのお金になりそうなものを集めていることを知った。この話にかなり衝撃を受けたが、その中にごみの中から工夫して金属を探している人がいて、「これは賢い」と思った。そしてその後に聞いた、岡本太郎さんの「デタラメをやってごらん」という言葉がこの授業で印象に残った。
 次に、未来洞察講師の八幡さんに話を伺った。まずは、未来洞察の記事に目を通して僕が気になったものは、空気中の水分から飲料水を作るという記事である。これは、その名の通りのことができる機械の記事で、気候変動によってアラブ世界では水が手に入りにくいため、そのような環境でも飲料水が手に入るように作られた機械とのことである。そして、みんなが気になった記事を農業と掛け算して、農業の世界ではどんな未来があるのかを考えた。このような、発想を掛け算するという作業は初めてやるため、普段想像しないことを想像するため面白かった。また、八幡さんの授業では自分の考えを発表する機会がたくさんあったため、自分の考えがしっかり伝わったか少し不安だった。しかし、未来について考えることが楽しかったため、楽に発表できた。そして、みんなの意見を聞いたり話し合ったりして、自分の視野が広がった気がした。
 この授業を通して、今世界ではどんなものの開発が進められているのかが気になったため、展示会など飾られている場所に機会があったら行ってみたいと思った。

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