進学探究コース2

進学探究コース2

最近の記事

後悔のない選択を

 今年の1年生最後の探究の授業はゲストスピーカーとしてハッシャダイソーシャルの三浦さんにご来校いただき、私たちに、これからの進路についてお話ししてくださいました。  三浦さんの過去としては、あまり裕福な家庭ではなく、高校卒業後の進路として、大学進学は選択肢に含まれず就職1本だったそうです。僕は今、当たり前のように進学と言っていますが、これは決して当たり前のことではないのだなと改めて考えさせられました。また、高校生活でも同級生間の問題が起こりましたが、恩師の影響もあり、三浦さん

    • なりたい自分を見つめて

       今日はラストの職業探究。福島でキッチンカーでフルーツドリンクを販売している目黒さんにお話を伺いました。  先ほど、フルーツドリンクと言いましたが、ただのフルーツドリンクではありません。目黒さんが販売しているのは、おばあさんが育てている桃などのフルーツの中で傷などが原因で売り物にならなくなってしまった、でもまだ食べれるものを取り扱っているそうです。  目黒さんはとても活発な方で英語を専門的に学ぶために大学へ進学したのちにフィジーという国に、留学にいったそうです。私が特に驚い

      • 「弁護士」の仕事とは...

         みなさんは弁護士という職業を知っていますか。この質問をしたとき、90%以上の人が「はい」と答えるはずです。では質問を変えて、弁護士の仕事を詳しく知っていますか、という質問をするとします。するとおそらく「わからない」と答える人の方が多いと思われます。  私たちは探究の授業の中で職業体験について考えました、そしてまず初めに弁護士である鎌田さんにお話を伺いました。  まずは弁護士の仕事についてです。主に4つあり①法律事務所での勤務(刑事裁判・民事裁判中心)②発展途上国で法律を作る

        • 「理想」の探究

           私たちは11月17日の探究の授業で、宮城を中心にまちづくりに励んでいる佐々木さんにお話を伺いました。今回の話し合いの議題は「理想の学校」というテーマでした。  みなさんは「校則」といったら何を思い浮かべますか。服装、時間、授業、などを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし外国では敬語を使わなかったら反省文を書かされる学校や、ランチタイム(おやつタイム)などその国独自の校則があることがわかりました。私はこれを聞いたときにとても驚きました。  次に理想の学校についてのワーク

        後悔のない選択を

          空想マルシェ(笑夢カレー)

           私は10月23日に藤田駅前ヒロバで行われた「空想マルシェ」に参加しました。そこで笑夢カレーさんのお手伝いをしました。  1週間前くらい前から履歴書作成や宣伝など新しいものに触れ、いろいろと準備を重ねてきました。    当日は、鍋やお釜などを運ぶ作業から始まり、笑夢カレーさんに様々なことを教わりました。わたしの仕事内容はお会計と袋詰めでした。最初は接客ぐらいしかやれないのではないか、と思っていましたが、いろいろなことをやらせていただいてよい経験になりました。また、今回は甘口の

          空想マルシェ(笑夢カレー)

          マチソダテについて

           10月20日の探究の時間に株式会社テダソマチの大木和彦さんにお話を伺いました。私は直接お話を聞くことができませんでしたが、前に授業で「まちづくり」について考えたときに、私はより発展した未来のこと(ロボットなど)のことしか頭にありませんでした。しかし、クラスのみんなの意見を見てみると意外と身近なことがたくさん書かれていて、今あるものの中にもまちづくりにつながるものが結構たくさんあることに驚きました。まちづくり1つとっても、建物や交通、などたくさんの種類があることにもまた驚きま

          マチソダテについて

          つながりを大切にしたい

           私たちは10月6日に福島大学の3名の生徒さんとKokage-Kitchenの大島さんのお話を伺いました。まず初めに福島大学生の増尾さんから大学や、勉強の話について聞きました。大学は、副題の場合1コマ90分で高校と同じく5段階評価で決めるそうです。評価基準としては、S(90%~)A・B・C(60%)そしてそれ以下をとってしまうと落単でもう取れなくなってしまいます。私は、今の1コマ50分間の授業でも怪しいのに、90分もの長い間取り組める大学生はやっぱりすごいと思いました。また小

          つながりを大切にしたい

          世界に目を向けて

           私たちは9月28日の探究の時間にブラジル学生(2名)との交流会をしました。今まで私たちは仕事に関しての探究活動はしてきましたが日本を超えて世界に目を向けた探究活動は初めてでした。交流会が始まったときはものすごく緊張しましたが、ブラジルの学生の方はとてもフレンドリーでとても積極的にお話をされていました。特に驚いたところはブラジルの生徒さんはとても大人っぽくて、とてもかっこいいと思いました。  私の役割は、ブラジルの生徒の人に福島県の文化について説明することでした。プレゼン作成

          世界に目を向けて

          社会の一員としてできること

           今日7月22日、私たちはソーシャルワーカーである鴻巣麻里香さんにお話を伺いました。鴻巣さんの仕事である「ソーシャルワーカー」とは人助けをする専門家のようなもので、主に病院や役所などで働いているそうです。  そして私たちは仕事の実際の話をお聞きする前に『生きづらさ』について考えました。生きづらさとは構造的な問題とイコールな関係で、構造的な問題とは、お金や暴力・差別・病気などの私たちがどうしようもできない問題のことを指します。また、構造とは【当たり前のように思っている絵の枠組み

          社会の一員としてできること

          考え方を変えて・・・

           今日私たちは榊裕美さんに、お話を伺いました。榊さんはいわき市や福島市で自らワークショップを開催してもっと市を活性化させようと頑張っているお方です。  まず榊さんの働き方についてです。稼ぎ方(働き方には)主に個人商店などで自分で売るのと、人からもらう2つがあり。人からもらう働き方を詳しく見てみると、サラリーマンとフリーランスに分かれます。榊さんの働き方はフリーランスの方でこのフリーランスとは「いろんな場所で働き、いろんな場所から給料をもらい活動する人」のことです。  次に榊さ

          考え方を変えて・・・

          人生を「濃く」するために

           私たちは9月15日の探究の時間に小林味愛さんのお話をお聞きしました。小林さんは、株式会社「陽と人」代表取締役で有名な商品としては「明日私は柿の木にのぼる」という体に優しいソープを開発しています。  昔、経済産業省で働いていた小林さんは、休日も関係なく勉強していたり上司の指示に期待以上のアウトプットをするために風邪をひいても、熱が上がっても仕事に専念していました。しかしそれ故に「誰かのやくに立ちたい」という初心を忘れてしまい、出世競争を優先させてしまったと話していました。  

          人生を「濃く」するために

          福島県立医科大学 見学

           私たち進学探究コースは9月8日に福島県立医科大学の見学に行きました。私が見学したのは、新しく福島駅前に建てられた医大の「保健科学部」というところです。将来私は理学療法士になることが夢なので、迷わずここに決めました。  まず初めに医大保健科学部の概要についてお聞きしました。ここ医大の保健科学部は2021年4月から始まりました。生徒数としては理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科が各40名、放射線科学科が25名の計145名で構成されています。いいところとしては、公立大学で珍し

          福島県立医科大学 見学

          私たちの未来

           私は8月25日・26日の探究の時間に「自分の未来」について考えました。まず、1日目は河合塾の山本尚毅さんにお話を伺いました。山本さんは、飢餓と飽食という本から飢餓について関心が高まり、実際にフィリピンのスモーキーマウンテン(ゴミ山のような場所)にも訪れて調査しているすごい方でした。その光景を見たときすごく衝撃的でしたが、フィリピンの人々は生きるために必死になって金属などのお金になりそうなものを集めていました。その中でも特に私が驚いたことは、1人の女の子が移っている写真でした

          6次化商品と私たち

           皆さんは「6次化商品」という言葉を聞いたことはありますか。6次化商品とは地元の農産物を原材料に用いた加工食品のことを言います。今回私たちは桜の聖母短期大学生活科学科である市川優先生にお話を伺いました。食品の持つ機能は主に栄養機能、感覚機能、そして生体調節機能の3つからなっています。栄養機能は栄養素による生命維持機能、感覚機能は五感などによる知覚応答機能、生体調節機能は保健機能をそれぞれ持っています。食品の例を医薬品・特定保健用食品(特保)・栄養機能食品・機能性表示食品・一

          6次化商品と私たち

          農福連携の授業を通して学んだこと

           皆さんは「農福連携」という言葉を聞いたことはありますか。農福連携とは農業者と福祉事業者が連携し、障がいのある方の農業分野での就労を支援する取り組みのことです。また、これらには農業側の『労働力不足』福祉側の『工賃向上』という双方の課題が解決されると期待されているそうです。今現在、農業側は後継者不足・重量野菜(玉ねぎ→ブロッコリー)の栽培減少や、福祉側の適性に合った仕事がない・単調な屋内作業になってしまうなどそれぞれの事業の課題があげられています。しかし農福連携を行うことで農家

          農福連携の授業を通して学んだこと

          探究の授業を通して学んだこと。

          私は木曜日の探究の授業に、「ジェンダー」について深く考えました。 ジェンダーとは『社会的・文化的に形成された性別』のことで、生まれついての生物学的性別のことであるセックスとは、まったく別物です。また男女差別の少ない国で、日本は156か国中120位でした。特に政治面と経済面では格差が激しいです。政治面の例えは、衆議院議員です。女性議員は全体のわずか10%ほどしかいません。2016年から問題視されている生理の貧困のように女性側のほうがよく知っていることについて議論するときは、女

          探究の授業を通して学んだこと。