【読書note】これからの時代に欠かせない!今だからこそ知っておきたいSNSマーケティングとは?(コンセプト編)
こんばんは、芝本です。
先日に書いたSNSマーケティングの記事の続きになります。前回はSNSマーケティングの価値や必要性を、株式会社SYK代表取締役社長の喜多野修次さんの著書『SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書』からアウトプットしました。
今回は実際の具体的な方法をご紹介していきたいと思います。InstagramやTwitterなど、各媒体毎に書いていこうと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください。
今回はコンセプト編です。
SNSを始める前の事前準備としてまずはコンセプトを決めていきます。
なにかを始める上で事前準備はとても重要です。例えば、会社のプレゼン。事前準備さえしっかりしておけば、成功率は確実に上がります。ただやみくもに動くよりも方向性を決めた上で進んでいく方が成功しやすいですね。皆さんの成功体験を振り返っても、成功した時は準備をして臨んでいたことが多いのではないでしょうか?
何かを始める上で基盤となる土台を作っていくことは本当に大切です。そして、今回はSNSマーケティングにおける土台の部分、コンセプトについてです。
そもそも、よく聞くけど「コンセプト」ってなに?
書籍にはこのように書かれていました。
『商品・サービスの内容を一目見てわかるように伝える看板のようなもの』
出典:『SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書』
世の中に出ている商品やサービスにはキャッチコピーがあります。
「やめられない、とまらない」→かっぱえびせん
これはカルビーが『かっぱえびせん』という商品を伝えるためにつけたキャッチコピーです。そして、企業にもキャッチコピーがあります。
「お、ねだん以上。ニトリ」→ニトリ
「あなたとコンビに」→ファミリーマート
調べてみると聞き馴染みのあるキャッチコピーが色々出てきました。
キャッチコピーを聞いただけで商品やサービス、どのような企業かがわかりますよね。皆さんが今日使ったサービス、毎日愛用している商品にもそのようなキャッチコピーがあるのではないでしょうか?
フレーズと製品がセットで当たり前に浸透しているってよく考えたらすごいことですよね。どんなビジネスにおいても、ターゲットに合わせたコンセプト作りがとても重要になってきます。SNSマーケティングも同様で、コンセプトを決めることが後の集客や売り上げに大きく影響するそうです。
さあ、さっそくコンセプトを作ろう
では、実際にコンセプトを作っていきましょう。まず下記の丸を埋めることを著書では推奨しています。例えば、「副業したい人のための節税の専門家」、「筋肉をつけたい人のための糖質の専門家」みたいな感じです。
『◯◯の人のための◯◯の専門家』
なるほど、自分が何者なのか非常に分かりやすいですね!
ターゲット(ペルソナ)のために貢献できる商品やサービスを提供していく必要があります。なので、どういうニーズを持った人にどんなアプローチができるかを丸を埋めて具体的にします。
著書では、3つの観点から徹底的に分析する3C分析という方法が紹介されています。
⑴Customer(市場・顧客)
⑵Competitior(競合)
⑶Company(自社)
⑴→⑵→⑶の順で分析するのが大事だそうです。
⑴は自分のやっている・やっていくビジネスの市場規模、将来性、商品・サービスのニーズや購入までのプロセスなどを分析します。簡単にまとめるとターゲットの悩みやニーズを知るということです。
見込み客(=自分の商品やサービスを購入してくれる顧客になりそうな人)の悩みをリサーチし、30個書き出そうと書かれています。出た悩みもなぜかを深掘りしていくと本当の悩みに近づけるそうです。
この時、自分のイメージだけで書くと自分よがりになってしまうので、注意しましょう。
⑵は同じビジネスをしているライバルを分析します。どういう人をターゲットにして、どういう強みを打ち出しているかを分析し、そこから差別化を図ります。つまり、同業他社の分析です。
ここではライバル企業を5社ピックアップしようと書かれています。
調査するのは下記の2つだそうです。
・競合他社の見込み客はどのような人か
・競合他社ならではの強み
見込み客がどういう人物で、どんなニーズを持っているのかが見えてきますよね。また、他社の強みを分析することで、自社の強みを打ち出すことにも繋がります。
⑶は自分のビジネスの土台は何かの分析をすることです。ここで重要なのは、自社の狙うポジションを定めることだそうです。
出典:https://www.truth-inc.com/marketing/mba-glossary/marketing/positioning
使用するのはポジショニングマップです。⑵で出した競合他社5社をポジショニングマップに配置します。配置後、空いているポジションに自社を入れることで、勝てる市場で勝負していくことができます。
ここまで見込み客のニーズや自社の方向性まで具体化できれば、『◯◯の人のための◯◯の専門家』のコンセプトもかなり見えてくるのではないでしょうか?
ボクでいうと、「これからチャレンジしたい人のための、基礎的な知識の専門家」とかになるんでしょうか。
自分の強みを打ち出していく
今回は「コンセプトを作る」をテーマにアウトプットしました。
個人的には、3C分析で同業他社を知り、差別化を図ることはとても重要だと思いました。これからの時代でビジネスを成功させるには、「人の魅力で勝負する」「競合がいない(少ない)市場で勝負する」の2つの方法があると思います。勝てる市場で勝負していく今回の戦略はまさに後者です。
どちらの方法にせよ、自分自身をしっかり分析して、独自性を見出すことが大切です。自分の強みを知っているのと知っていないのでは、戦い方が全然違ってきます。
ちなみにボクのコンセプトは「日常に挑戦を、人生にドラマを」です。今回の紹介した3C分析ではありませんが、一緒に仕事をしている仕事仲間と意見を出し合って決めました。
日常に「挑戦(チャレンジ)」という少しのスパイスを振りかけてみるだけで、観れる景色はだいぶ変わります。ボクの記事を読んでくれてる皆さんに、「なにか」にチャレンジするきっかけを提供できたらいいなと思っています。
この記事を読んで、その「なにか」がわからないけれど、SNSマーケティングちょっとやってみたい、と思った人がいれば嬉しいですね。そしてぜひやってみてください。SNSマーケティングはコストも手間もかからず、誰でもすぐに始められます。
次回からはいよいよSNS編です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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