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【考察日誌】答えのない時代をチームで切り拓く!自律的な協働を促すリーダーシップについてvol.2

こんばんは、芝本です。

一昨日の記事の続き、自律的な協働を促すリーダーシップに関して書きたいと思います。

【上の記事のおさらい】
・チームとしてのゴール目標を考える
・自分なりにリーダーシップを定義付ける必要がある
・文化醸成や仕組み化などの間接的アプローチが効果的 

一昨日の記事は間接的なアプローチ方法で終わったので、本日は直接的なアプローチについてアウトプットしていきます。結構大事なので、しっかり書きます。

メンバーに対して「問い掛ける」こと

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ズバリ、直接的なアプローチの際に大切なことはこれです。これは答えを伝えたり、命令をすることではありません。あくまでも「問い掛ける」こと。メンバーが自ら考えて行動していく状況を作り出すためには、リーダーがメンバーの可能性を信じて、忍耐強く待つ必要があります。

実際に優れたリーダーの「問い掛け」は、メンバーの自由な発想を掻き立てます。ここで、有名なリーダーの実際の「問い掛け」を見てみたいと思います。

<マーチン・ルーサー・キング牧師>
なぜ自由の国アメリカにおいて、アフリカ系アメリカ人には依然として自由がないのか
<ヘンリー・フォード>
どうしたら庶民にも手の届く車を作れるのか
<任天堂元社長・山内溥>
家のテレビでアーケードゲームを遊べるものをつくれ

しかし、無意味な「問い掛け」をしてしまうと、メンバーはもったいない時間を過ごすことになります。不必要なことを考えたり、まったく検討違いな行動をしてしまったり。。。

リーダーの「問い掛け」が効果的だったかどうかは、そのあとのメンバーの生み出した成果物で判断していく必要がありますね。とにかく、これからのリーダーシップは間違いなく、よりよい問いや課題を設定することだと思っています。

自分自身を客観的に分析して想像すること

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リーダーシップの定義とは「集団のメンバーが目標達成に結び付く行動を促していく能力」でした。

リーダーシップが発揮されるとき、リーダーメンバー間で何かしらの関わりが生まれます。そこで考えるべきはリーダーとメンバーの人間関係です。
メンバーが目標達成に向けて自律的に考えて協働するという状況を作り出すために、リーダーはどんな関わりをする必要があるのか。「一般的にこう関わったらこう行動する!」ではなく、リーダーメンバー間の人間関係まで含めて想像を働かせる必要があります。

つまり、リーダーはメンバーにどう見られているのかを正確に把握することが非常に重要です。リーダーシップを発揮するためには、人間性や信頼感が大きく関係してきます。同じ関わりをしても、関わる人によってメンバーへの伝わり方が全く違うということが往々に起こるからです。

リーダーは多様性を受け入れよう

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下記を考えると、目の前の人をありのままに受け入れる大きな器が、自律的な協働を促すリーダーには必須だと言えますね。

想像力の背後にあるのは人間や社会への多面的な理解である。そして、そのスタートは自分とは異なる思考を持つ人間がいることの理解でもある。

多様性を受け入れるためには、感性を磨いていくことが大切です。
自分の経験や経営学を学ぶ以外にも、映画を見たり、小説を読んだりすることでも感性を養っていけます。

リーダーシップの源泉が人間力であるといわれることがあるが、そのゆえんはこのような点にもあるのかもしれない。

リーダーシップが個人の人間力に大きく影響を受けるのであれば、リーダーシップはどこまででも高めていけるということですね。

40歳になれば、今はできない関わりができるようになる。
一歩一歩着実に歩み続けることが、まだ見ぬ将来を創っていくんだとしたら、これからも学び続けようと思いました。

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