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日記

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2021年6月の記事一覧

本当に学問が好きなのか?

本当に学問が好きなのか?

森元斎さんの『もう革命しかないもんね』が素晴らしい本だった。

森さんはアナキズムや宗教を研究されている哲学者だが、とても面白い人で生活の中で哲学を実践している。アナキストとしていろいろな実践をしているのだ。本の内容についてもあらためて感想を書きたいと考えているのだけれど、上に挙げた文章が心に刺さった。というのは「どの大学も権力志向の教養なき人たちのたまり場であるのはだいたいわかっている。」という

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褒めるという行為には相手を取り入れようという意思がないか?

褒めるという行為には相手を取り入れようという意思がないか?

教員を目指していた頃に、指導教員に「褒めることを心がけよう」とアドバイスされて以来、私は相手を褒めることを無条件で良しとしてきた。

しかし、最近、褒めるということは必ずしも善いことではないのではないか?と問い返される事が何回かあった。

私は人のことをなんでも評価したり、価値づけたり意味付けたりすることを善い事としていた。

でも本当にそうなのか?

ただただ、相手の話を聞くということができない

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日記 2021年6月18日

日記 2021年6月18日

またしても、尊敬している作家の言葉に教えられたが

私に足りないのは「切実さ」だ。

切実さが足りない。自分の仏教に対する学びも、求道も法話も

表現も、創作も、切実さが足りない。切実なものがないから全て表面だけのものに成ってしまうとはっきりわかった。

切実じゃないのに、切実なふりをしている自分はよくないなと思う。

日記 2021/06/14

坂口恭平さんの文章を読んでいると勇気が湧いてくる。特に今坂口さんがnoteで連載している『生き延びるための事務』がめちゃくちゃいい。これタダでいいの?っていうくらい、読んでいて目から鱗のことが書いてある。

この坂口さんのノートに書いてあるのは、夢とかやりたいこととか漠然にしていたらダメで不安になってくる。そうではなくて、1日をどういう時間で過ごしているかを紙に書けということ。そして将来どういう時

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日記 2021/06/13

日記 2021/06/13

恥ずかしい話、自分はそれこそ10代で学んでおくべきだったことを全然やらずに通過してきたと思っている。例えば小学校の頃から友達を積極的に作ることもしなかったし、中学、高校では本当に心の許せる友人はほぼいなかった。大学時代はもっとひどくなり、ほぼ四年間一人ですごしていた。

今考えると、卑屈さと自意識過剰の中を往復するようなあり方をしていた。それではいけないとどこかで分かっていたので、人と直接関係する

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思いついたことをそのまま書く。カッコいいとは何か

思いついたことをそのまま書く。カッコいいとは何か

※全く整理されていない文章のメモなので、すごく読みにくいと思います。

カッコいいとは何かということについてちょっと考えていた。カッコいい人ってどんな人かと考えたときに、まず出てきたのはズルをしない人ということだった。しかし、その事が分かっているはずなのに、結構自分はズルをしてきた。カッコよくなろうと努力してこなかった。

なぜカッコ良くなる努力をしてこなかったのだろうか。考えてみると、自分の子供

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