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【雑記帳】そろそろ直して欲しいTV番組の悪癖

TV番組って、いいところでCMが入ったりしますよね。
そんな「ジラシ」も、リアルタイム視聴ならではの楽しみの1つといえます。
昭和の頃までは。

平成になると、そのジラシが過剰な「アオリ」に変わりました。
番組冒頭でクライマックスのシーンを流すネタバレにがっかりさせられたり。
CM前にさんざんアオっておきながら、CMが終わってもアオった内容は始まらず、また同じアオリを入れてCMに入ったりします。

そんな番組作りにならざるを得ない事情も、ある程度はわかります。

・今回もとても面白いから、最後まで観て欲しい
・CMを流している間にザッピングされたくない
・みんなが観てくれないと視聴率が落ちてしまう(その結果、作り手の評価が下がったり、スポンサーがつかなくなっては困る)

「○○から言われて仕方なく、そんな作りになっているんだ」
という人もいるでしょう。
(○○には立場が上の人の名前や肩書きや社名が入ります)

でもね、そろそろ直した方が良いと思うのです。
なぜなら、

視聴者は、番組側の事情とか都合とか全部わかった上で、過剰なアオリに毎回イライラしているからです。

イライラの被害に最もあいやすいのは、アオった直後に流れるCMです。
アオられた直後のCMに良い印象を持ったことは、一度もありません。
完全に逆効果ですよ。

楽しくなりたくてスイッチを入れたTVでイライラしたくないので、今ではリアルタイムで観られる番組でも、録画して観るようになりました。
CM前の過剰なアオリがスキップできるからです。
で結局、そのままCMもスキップするようになりました。

番組制作者やテレビ局、スポンサー企業は、こうした心情をわかっているのかなあ。

CMが好きだった

子供の頃から、CMは映像作品の1つとして好きでした。
大人になると、クリエイティブな技術を学ぶ対象としても見るようになります。

15秒や30秒でまとめる構成の上手さ。
魅力的なキャッチコピー。
TV番組でも映画でもないからこそ、形になった映像がありました。
名も知らぬ俳優や女優に注目する気かっけにもなっていました。

きっと今でも、魅力的なCMは沢山あるのでしょう。
でも、ほとんど見かけなくなりました。CMを観る絶対数が減っているからです。

昭和から平成に変わるとともに、「ジラシ」から「アオリ」に変わったTV番組。
平成から令和に変わったこれから、TV番組にはどんな変化が起こるでしょうか。

良い変化であることを祈っています。

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