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【雑記帳】疲れを自覚すると、自分を取り戻せる

週末。会社帰りのぼくは、少々イライラしていました。

目の前で歩きスマホをする人に、イラッ。
締め切りを無視し続ける仕事相手を思い出して、イラッ。
副業を推進する一方で労働時間を制限する矛盾に、イラッ。

そんなイライラは、とてもわかりやすい「疲れ」のサインでした。

いくら疲れていると言っても、その場で横になるわけにはいきません。
疲れた自分を奮い立たせようと、いつの間にか怒りのエネルギーに頼っている時があるのです。

いかんいかん。
疲れているのは確かにしんどいけれど、イライラしたいわけじゃない。
楽しいことを考えられないのなら、何も考えない方がいい。

我に返ってイライラから解放された時、ぼくの耳に川のせせらぎが飛び込んできました。

通勤で通る、いつもの道。
会社への行きと帰り、必ず通る数メートルの橋。
せせらぎは、その橋の下に流れる小さな川から聞こえてきます。

いつも聞いているはずなのに、ずっと耳に入っていませんでした。
その間、ぼくはずっと疲れていたのでしょう。
イライラは、その疲れのピークを示していたのです。

そこまで疲れたのは、久しぶりでした。

でも、そう悪いことばかりではありません。

自らの意思でイライラから脱し、せせらぎを聞く余裕を取り戻せたのですから。
イライラを家に持ちからずに済むなんて、素晴らしいことです。

どうやらぼくは、少しだけ成長できていたようです。
人生の中休みをとったおかげ......かな?

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