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かわるってことか

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いろいろと変化すること
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#エッセイ

遅すぎて早すぎるから、これが丁度いいということにしよう

遅すぎて早すぎるから、これが丁度いいということにしよう

出産・赤子の世話の時期の記憶がない。って、もちろん会社ダルい!とか、赤ちゃん可愛い!の記憶はある。

けれども、文化的な記憶がない。その数年間、映画は見てない。音楽も聴いてない。漫画も読んでない。その間にインプットされたのは、アンパンマンが最強なこととか、どこのトイレが便利かとか。教育テレビに詳しくもなった。

余っている暇と書いて余暇。暇がないと、文化的なことは本当に入ってこない。本も難しいこと

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嫉妬が流行ってないですか?

嫉妬が流行ってないですか?

私たちの不幸は他人と自分を切り離せないことから始まる。愛着っていうのは煩悩の一つらしいし。

「私は不幸、でもあの人は幸せ。が、幸せそうなあの人も本当は不幸。そして実はお互いに相手を羨ましく思っている。嫉妬もする。そしてさらに不幸になる。」みたいなお話が最近多すぎないだろうか?。

相手への勝手な羨望そして嫉妬。小さな差をこれでもか!と取り上げて騒ぐ。自分以外のことを気にしすぎ。

全ての人は違う

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お金を払うから、買わせてほしい(電子化への怒り)

お金を払うから、買わせてほしい(電子化への怒り)

本は重い。精神的な話ではなく、単に物として重い。私は本を読むのが好きだし、まあまあ本を買う方だ。しかし、海外に移住してからぐっと本を買う量が減った。理由は簡単。持って帰るのに重いから。

それでも子どもの絵本とか図鑑に関しては重い思いをしながら持ち帰っている。しかし、大人の本はあまり買わなくなった。

わたしにとって、本は10冊買っても2回読むのはそのうち1冊あればいい方というものです。特にビジネ

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バレンタインテロの思い出

バレンタインテロの思い出

料理が上手で古本屋巡りとカレー屋が好きな渋い友達がいた。その彼女と二人のアイドルであったY君(真面目が制服を着て歩いてような剣道部の子。)とM君(笑顔がかわいい)にバレンタインデーに乗じて何かをしよう!と盛り上がったのだ。

二人とも恋愛とか彼氏とか遠く離れた高校生活を送っていたのに、なんでそんなことになったのか忘れたけど、彼女の家でチョコレートマフィンを作った。

そしてバレンタインデー当日。早

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楽しい>美味しい の法則

楽しい>美味しい の法則

田舎者だから、東京の土地の名前でその場所をイメージすることができない。原宿=きゃりーぱみゅぱみゅくらいしか思いつかない。渋谷出身の知人に、「だって渋谷だよ、それに比べれば〜」と説明されたとき、うまく相づちがうてなかった。だって、渋谷のなにがどうなのかがよく分からない。

私にとっての渋谷の知識は、まだ行ったことのない東京ディズニーランド(行列が苦手だからあまり行きたくもない)と同程度でしかない。こ

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パラダイス銀河を遠く離れて

パラダイス銀河を遠く離れて

子どもがローラーブレードをしているのを見ていたら、どうしても自分がやりたくなって買ってしまった。本当は長袖のTシャツ二枚というのが、この冬の課題だったのにローラーブレードになってしまった。袖がだるだるの着物スリーブ化したTシャツにはもう少し働いてもらおう。

スポーツは見るより、する方が好きだ。子どもがやっているのを見るだけより、ちょっかい出しながら一緒にやりたい派だ。トランポリンを一緒にやったら

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