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「動き方の癖」を見分ける際に最適!「動きの評価」で活用しやすいピラティスのメニュー5選!


ピラティスは「動きを鍛える」とも言われる様に、動きを変えるためにピラティスを活用することは効果的です。


そして…

エクササイズとして、ピラティスを活用するだけではなく、動き方の癖を評価したり、動き方の特徴を評価する上でもピラティスを活用すると判断がしやすくなります。


エクササイズだけではなく…

評価としても活用できるということです。


数多くのピラティスのメニューの中でも、臨床での動きの評価において、活用しやすいピラティスの種目を5選紹介します。


動きの評価に活用するためには…

その人の癖をある程度、判断する必要があるため、代償が出やすいエクササイズをあえて選択することも多いです。


①ロールアップ&ロールダウン

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ほぼ必ず行う評価の1つが…

ロールアップ&ロールダウンです。


背骨の柔軟性を評価することができ…

ロールアップでは、多少の腹筋群の機能は必要になりますが、それ以上に、「骨盤後傾」「腰椎屈曲」「胸椎屈曲」が分離して動く必要があります。臨床の多くは、胸腰椎以降部辺りから腰椎にかけての固さがあることで、ロールアップをしようとすると腹直筋を過度に使って上体を起こそうをすることが特徴の1つにあります。ロールアップをすることで、背骨のどの辺りの部分が固いのかを判断しやすいためオススメの種目の1つになります。
ロールダウンは、ロールアップの反対でロールアップは地面からの起き上がり動作なのに対して、長座位の状態から徐々に地面に寝ていく動作になります。比較的ロールアップよりは行いやすいため、ロールアップが難しい方であれば、ロールダウンだけでもOKです。診るべきポイントとしては、背骨が万遍なく動いているか。ロールアップと同様に、胸腰椎以降部から腰椎部分にかけての丸みが作れないことで、ゆっくりと徐々に地面に寝ていくようにコントロールできない方が多くいます。


②アーティキュレーションショルダーブリッジ

2つ目としては…

ブリッジ運動。ヒップリフトです。


このお尻を持ち上げる動作に関しては、エクササイズとしても活用されている方が多いと思いますが、代償動作がかなり出やすいのも特徴の1つのため、活用したいエクササイズになります。


・背骨の動き
・股関節の内旋&外旋
・股関節伸展可動域
・脊柱、骨盤、股関節の関係性
・大腿前面の伸張性
・ハムストリングスと大殿筋の筋バランス

この様なことを合わせて評価することができる種目が、アーティキュレーションショルダーブリッジになります。


普通にブリッジやヒップリフトをするだけでは、判断出来ないことまで判断しやすく、動きの癖が分かりやすいエクササイズになるため、評価としても是非活用したいエクササイズになります。


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