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脊柱の運動療法【呼吸の活用スキル】


今回も運動療法シリーズです。

運動療法シリーズは人気があるのでしばらく続けてみようかな。


「脊柱の運動療法」について。

それも「呼吸」を活用した「脊柱の運動療法」です。


ピラティスと施術の両方ともに臨床では行っていますが、メインとしているのは運動療法です。

運動療法をしっかりやっていくと、体は変わっていくことを確信しているので運動療法について日々考えています。


その中でも…

運動療法で1番大事と言ってもいいくらい大切なのが「呼吸」。


リアルな話ですが…

理学療法士のリハビリテーションを例にするなら、2単位(40分間)まるまる運動療法を介入をする時間があるなら、10〜15分は呼吸エクササイズを行うことも人によってはあるくらい呼吸には重要視しています。


以前、Twitterでツイートした内容ですが…

この胸郭の動きからどんな運動療法をイメージできるか。

この内容について、機能解剖学をベースにして臨床で実際に有効な脊柱の運動療法を行う際に取り入れてたいことを紹介します。


ピラティスの呼吸方法【脊柱ex】

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ピラティスの資格を持っていますが…


養成コースなどでも教わる呼吸方法として…

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脊柱の屈曲&伸展の動きを入れる時に、特に当てはまりますが…

脊柱を伸展させる運動をする際には、
吸気で、胸の前側に空気を入れるイメージで呼吸を行う。
脊柱の屈曲運動をする際には、
呼気で、背中に空気を入れるイメージで呼吸をさせる。


確かにこの通りで、エクササイズをすると脊柱の運動療法として、脊柱の動きが良くなることが多いです。


ですが…

実際に臨床現場で、ピラティスや運動療法を行っているからこそ分かる話ですが、これだけでは不十分であり、代償運動に繋がることも多く脊柱の運動療法にならないことが多いです。


脊柱の運動療法で多い「代償運動」

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臨床現場で多い代償運動として、皆さんも経験があると思いますが…


上記の画像の様なエクササイズを行う際に…

腹部の力が抜けて腰椎伸展してしまう状態で、上肢や下肢を挙上する。


確かに伸展運動する時には、吸気でエクササイズをする方が運動療法として脊柱の感覚入力として、伸展運動を入れやすくなります。

しかし、その反面で腰椎伸展を代償させてしまったり、頭部前方変位したりする代償運動が生まれます。


呼吸で脊柱がコンロトールできる理由


運動療法で呼吸が重要な理由として、

「肋骨のコントロール」がとてもカギの1つになります。


本当に伝えたい本題はここからなので…

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【吸気と肋骨&脊柱の関係性】

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