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知る人ぞ知るイベント「いのフェス」が、今年はオンラインで! ~12月26日、クリスマスの喜びを抱きながらの年忘れ

「いのり☆フェスティバル」というイベントをご存知でしょうか。略して「いのフェス」と呼ばれる、キリスト教〝関係〟のユニークなフリーマーケットです。キリスト教に関係するイベントのなかでは、群を抜いてくだけた催しで、クリスチャンでもノンクリスチャンでも楽しめます。

 2011年以降、だいたい年に1回のペースで、全国を転々としながら開催されてきました。ちなみに会場は、2019年は名古屋、2018年は東京、2017年は岡山の、いずれもプロテスタント系のキリスト教会でした。
 会場がキリスト教会だと聞くと、真面目でお堅いイベントをイメージする人が多いと思いますが、このイベントはそうではありません。

↓まずはこちら、岡山で開催された2017年のレポート記事(キリスト新聞)をご覧ください。

 ノンクリスチャンのコスプレイヤーの方々が、本物の教会に入って撮影できる、ということで話題になっていました。

 私は東京会場だった2018年にお邪魔しました。この年も、コスプレイヤーの方たちを見かけたので、きっと撮影を楽しまれていたのだろうと思います。
 出店ブースも、いろいろあって面白かったです。キリスト教系の出版社が書籍を並べているブースもあれば、個人の方が同人誌(?)や自作の本、グッズなどを並べているブースも。企業や団体、個人が横一列で、対等な目線で交流できるところに好感を持ちました。

 また、趣向を凝らしたステージイベントが用意されているのも魅力です。
 たとえば2018年は、手塚治虫のアニメ映画『手塚治虫の旧約聖書物語  ~In The Beginning』のDVD 刊行記念特別上映会がプログラムされていて、私はそれが目当てで行ったのですが、ほかにも僧侶(偶然、私の知人でした)が登壇するクイズ?コーナーがあったりして、盛り上がっていました。

 仏教のお坊さんがご出演されるくらいですから、キリスト教内の教派の壁などないに等しい……みたいな雰囲気があり、全体にエキュメニカル(超教派的)な時間が流れていました。私には心地よかったです。
 実際、会場ではカトリック、聖公会、プロテスタントのいろいろな教派のクリスチャンに出会いました。もちろん、ノンクリスチャンの方にも。

 そういう珍しいイベントなので、今年、コロナ禍で中止になったらもったいないなあと思っていたら、昨日、Twitterで一報が。

↓いのフェス実行委員会代表の松谷信司さんのツイートです。今年はオンラインで開催する宣言!

 12月26日、クリスマス明けの土曜日の午後に予定されている模様です。
 日本では12月25日を過ぎると街からいっせいにクリスマス装飾がなくなってしまいますが、クリスチャン的にはまだまだクリスマスシーズン(わが家でもXmasリースは1月6日まで飾ります)。
 今年はクリスマスの讃美や集会が例年どおりにはいかないところが多いと思うので、超教派で喜びを共にできるオンラインイベントはうれしいなあ、と勝手に期待しています。

 まだ詳細は出ていませんが、松谷さんのTwitterか、イベントの公式サイトをチェックしていれば、やがて発表されるでしょう。

↓イベントの公式サイトはこちら。

 わが家でも、夫と「オンラインなら一緒に視聴できるね」と話しています(2018年は、私はひとりで会場に行きました)。
 どんな配信になるのか、楽しみですね。

↓松谷さんはnoteにもアカウントを持っていらっしゃるので、気になる方はこちらもどうぞ。



◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、scoop_kawamuraさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。

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