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ポストコロナに向けたパラダイムシフト

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新型コロナウイルス感染拡大の時代、僕たちはどう生きるのか、新見先生がさまざまな視点で切っていきます。漢方はもちろん、医療に関すること、経済に関すること、社会に関すること、医師とし… もっと読む
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#漢方JP

「抗がんエビデンスを得た生薬フアイア」紹介します  新見正則

「抗がんエビデンスを得た生薬フアイア」紹介します  新見正則

僕の専門は移植免疫学1993年から1998年までオックスフォード大学博士課程で移植免疫学を学びました。そして帰国し、たくさんの手術をやろうと思っていた矢先に、自分の専門領域であった動脈外科に「待った」がかかりました。当時はナンバー外科で僕は第一外科でしたが、第二外科に動脈外科があったのです。そこで致し方なく静脈外科とセカンドオピニオンを始めました。

セカンドオピニオンをやってわかったこと僕が始め

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争いごとは嫌いです  新見正則

争いごとは嫌いです  新見正則

下肢静脈瘤の専門家としてテレビデビュー!少し前までメディアにはちょくちょく登場していました。最初は20年ほど前のことです。当時、ほとんどの外科医が興味を持っていなかった静脈外科を帝京大学病院で始め、日本初の下肢静脈瘤のホームページを作り、講談社から下肢静脈瘤の書籍を出版して、いつの間にか静脈外科の専門家でした。
そんなご縁で「たけしの家庭の医学」の2回目に出演しましたよ。

つぎはセカンドオピニオ

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夢をもってる?  新見正則

夢をもってる?  新見正則

イマドキ夢って言われても夢を持つことは大切ですよ。実際には僕が夢見たことの多くは実は叶っていませんが、それでいいのです。夢を持てば自分も頑張れるし、頑張っていれば応援してくれる人もでてきます。

勝手な夢。みんな持ってたでしょ僕の子どもの頃の夢は野球選手。当時は王選手や長島選手などが大活躍していました。サッカーはまったくで、子どもはプロ野球になりたいと口を揃えて言っていた時代です。僕もその一人だっ

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雨がフリフリ。  新見正則

雨がフリフリ。  新見正則

子どもの頃は、雨は大嫌いでしたね。外で遊べないからです。塾に行くこともなく、学校が終わると、友達と外で日が暮れるまで遊んでいました。雨が降れば、そんな楽しみが奪われるので、雨は楽しいものではありませんでした。

お天気なんてどうでもよいでしょ大人になって忙しくなると、雨とか晴れはあまり問題ではありませんでした。30年以上前ですが栃木の病院に勤務した1年間、ゴルフにハマっていました。休日に院長先生と

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最高の食事  新見正則

最高の食事  新見正則

人生最高の食事がテーマだよ
60年以上生きて、たくさんおいしいものを頂いてきました。そのおいしいという感覚は相対的なものです。つまり、いままで食べたことがないようなすばらしい食事がおいしいと感じる食事ってことです。

ひとに与えるしあわせ子どものころは裕福ではありませんでした。父の不定期な収入に左右されていました。両親は収入があれば相当額を「お布施」と称して複数の寺や人に配っていました。相対的に貧

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立場によって正義は変わる  新見正則

立場によって正義は変わる  新見正則

僕のお気に入りワード最近気に入っている言葉は、「人に迷惑をかけて生きていこう」です。日本人の多くは「人に迷惑をかけてはいけません」と子どもの頃から耳にたこができるほど聞かされて育ちます。そんな正義感が身につくと、自分の正義を通したくなります。そして正義と正義がぶつかると不幸になります。

少しくらい迷惑をかけたって、かけられたって、いいじゃん自分が人に迷惑をかけて生きていると気づければ、他人を許せ

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僕もコロナ疲れ  新見正則

僕もコロナ疲れ  新見正則


2回目のワクチンは葛根湯で対応!今回はワクチン接種、2回目です。
多くの医療関係者から2回目は前回よりつらいと聞いていました。
覚悟の接種ですよ。
1回目同様、当日はまったく問題なしで翌朝から発熱しました。
午前中は37度台でしたが、午後には38.8まで上がり、ちょっとビックリ。
接種部の痛みで手が上がりません。
前回同様、倦怠感に食欲もなし。
そこで葛根湯を2回飲んで解熱しました。

葛根湯が

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ぐっすり眠る僕の作戦!  新見正則

ぐっすり眠る僕の作戦!  新見正則

患者さんからも、友人からも頻回に質問されることのひとつが「若い頃のようにぐっすり寝たい」というものです。そんな時の、僕の対応はいつも同じで「10代や20代のように眠ることを熱望すると不幸ですよ」と答えています。年齢を重ねると眠りは浅くなるのです。

何時間だって寝ていられる10代の体力!わが家の17歳の娘には睡眠不足とか、眠りが浅いということはないようです。朝までぐっすり寝ています。中年を過ぎると

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ワクチンさえ打てば本当にオッケー?  新見正則

ワクチンさえ打てば本当にオッケー?  新見正則

僕のワクチン経験、その2!ワクチン当日は全く問題なし。その晩から接種部の痛みが強くなって、翌日は左手がほぼ挙がらない状態でした。ここまでの状況は先週のnoteに書きました。

その次の日は日曜日で、午前中は何をする気も起きず、娘に「顔が赤いから熱を測って」と言われて、検温すると、37度8分でした。そして葛根湯を1服飲んで、同級生にその旨のラインをしたら、翌日は結構、痛くて、怠くて、熱が出る人もいる

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ワクチン打たれました!  新見正則

ワクチン打たれました!  新見正則

なんと、ビックリの激痛だよ。 ゴルフどころじゃないよー
昨日は30年ぶりに広々としたゴルフ練習場に行こうと思っていたのですが、急遽ワクチン接種をすることになりパスしました。接種時も接種後も痛みはなく、まったく元気でした。「明日は日曜日だから、超久しぶりにゴルフ練習に行こう!」と思っていたのです。

ところが、夜中から接種部位に痛みが発生しました。そして,手を肩より上にあげると、なんと激痛なのです。

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コロナ禍2回目のゴールデンウィーク!  新見正則

コロナ禍2回目のゴールデンウィーク!  新見正則

僕の勘ではあと1年のガマンだよ僕の直感では、新型コロナウイルス肺炎は2年でおさまる感じです。100年前のスペイン風邪も数年で自然とおさまっています。僕の勘には何の科学的根拠もありません。だけど落ちつくまでにあともう1年は最低でも必要なのは感じています。

そして数年後には普通の感染症になるでしょう。そこにサイエンスの根拠はありませんよ。でも、そんな捉え方で生きていこうと思っています。

緊急事態も

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遺書を書こうよ  新見正則

遺書を書こうよ  新見正則

本邦初のセカンドオピニオン外来オックスフォード大学の5年間の留学から帰国して、一時的に時間にちょっと余裕ができました。そんなとき、本邦初のセカンドオピニオン外来を担当することになりました。

がんのひとと死を語る僕は、そこで毎週10人以上の方を診察しました。多くはがんの患者さんですが、患者さんの家族と一緒にお話をうかがいます。60分近い時間があると、いろいろなお話を聞くことができます。日頃は立ち入

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びびった瞬間!  新見正則

びびった瞬間!  新見正則

電車に轢かれそうになった!小学校の頃、野球の練習の帰りに踏切を自転車で渡るときに、電車が通過したので、左右を見ずに踏切を渡ったら、反対側の電車が近づいていて、轢かれそうになったことありました。当時は警報器だけで遮断機がない踏切が多かったのです。

グランドキャニオンで帰れなくなる!大学時代、世界を見て歩こうとバックパック1つで宿も決めずに気ままに旅行してアメリカのグランドキャニオンに行きました。コ

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扉をあけてチャンスをつかめ!  新見正則

扉をあけてチャンスをつかめ!  新見正則

最新のがん治療の勉強を始めたよ年末年始を挟んだこの半年、最新のがん治療を勉強しています。昨年9月にクリニックを開業したこともあり、まずは最新がん治療をとりあえずざっくりつかみ、そのうえで最先端治療を学び直しています。がんで悩んでいる方が世界初の抗がんエビデンスを得た生薬フアイアを求めて僕のクリニックに多数来院するからです。

YouTube「さくらウイメンズクリニック広報室」も観てね僕の同級生の経

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