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我家に伝わる帝王学の伝承 鉄鋼問屋の三代目 35歳で事業を承継 4代目、5代目に繋ぐ倫…

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我家に伝わる帝王学の伝承 鉄鋼問屋の三代目 35歳で事業を承継 4代目、5代目に繋ぐ倫理観を書き留める 今の素の自分の言葉を経験にのせて綴ります 次の時代を担う人達に届けたい 豫洲短板産業 森晋吾

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人生を楽しむには仕事も楽しむ

仕事で悩んでいる人が多い、人生で悩んでいる人が多い。 仕事は辛いものと決め付けてはいないだろうか。 初めからうまく出来る人などいない、しかし誰しもが成長は可能だ。一年経って振り返ってみると何が出来るようになったか分かるはずだ。 出来ていない事に目が行くといつまで経っても出来ない自分と向き合わなくてはならない。 今は出来なくても長い目で見たら大したことではない事が多い。自分は覚えが悪いと嘆かずに諦めなければそのうちマスター出来る、そんなふうに軽く考えておけば良い。 組織に属す

    • 諦めない為には 頑張らない!

      チャンスを待て! そんな事を言われた経験はあまり無いかもしれない。 私の経験上は「チャンスは寝て待て」ぐらいの考え方がちょうど良いと思う。 チャンスは突然やってくる。 諦めては駄目だ、もう一踏ん張りだ、頑張るんだ、そんなタイミングは必ず有る。 本当に最後の一踏ん張りであれば踏ん張るべきだが、明らかにゴールはまだまだ遠いのに諦めずに頑張ろうとしてないだろうか。 挫けそうになった時、私は無理をしない選択肢を選んできた。下手に足掻くよりも違う道を探してみる。頑張りすぎると違う道が見

      • 夜明けは近い

        2022年2月 新しい1日の始まりを迎えようとしている。 巷では風の時代と言われている 世界の中心がアジアになるとも言われている 特に注目に値するのが中国、ベトナム、インドネシアだ、アジアの各国が世界の中で重要な機能を担うことは間違いない 果たして日本はどんな役割を担うのだろうか 中国のこれからは世界の覇権を狙ったこれまでの動きにどんな花を咲かせるのかだ、誰もが美しいと感じる花が咲けば独裁の影は薄れ多くの人が引き寄せられる国になりそうだ ベトナムは末恐ろしさを感じる、計

        • 事業承継問題 オーナー経営の覚悟

          オーナー経営の会社は必ず後継者問題が起こる。 後継者問題は問題という言葉を付けるから余計に難問の様に感じる。 問題の中身を分解すると ①後継者がそもそも居ない ②後継者が決まっていない ③後継者は決まっているが能力が足りない ④後継者は決まっているがやる気がない ⑤後継のタイミングと方法 ⑥後継者を中心とした組織づくり 6項目挙げることができた ⑤⑥は前向きな課題なので重要な要素ではあるが方法は無限大にありそれぞれに合ったベストがある様に思う。この内容はまたの機会に考察し

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        人生を楽しむには仕事も楽しむ

          会社の目的

          経営には理念やミッションが大事だと言われる。 しかし、絶対的なものなのかというと断言できる人はいないのでは無いか。私は理念は大切だと思う、私は理念を大切にし会社にも根付かせようとしてきた、しかし必ずこうであるべきだとはなかなか言い切れない。 理念を作る目的として私が大切にしているのは目的と手段これを明確に示すことだ。 目的と手段を明確にすることは会社の成功に大きく影響すると思う。 会社の成功といってもそれは千差万別、目的も手段もそれぞれの会社で違う。時代や環境の変化に合わ

          会社の目的

          時には、一生懸命に取組んでみようよ、ずっとじゃなくて良い、寧ろエンジンが掛かったら手を抜いた方が良い!

          そう、なんでも良いんだ! 悩んだら、目の前のことを取り敢えず一生懸命にやってみようよ。がむしゃらにやってみたら必ず道は開けるものだ。 一生懸命にやるというのもまた難しいと思うかもしれない。しかしとても簡単だ、自分でこれは一生懸命にやろう、と決める事だ。その際にこの1ヶ月だけ、とか今日だけ、といった期限を付けることが大切だ。 なんとなくやってしまうと続けられないストレスが自分を苦しめる、長丁場だと息切れするので最初からゆる〜く始めてしまいなかなか身に付かない、どんなことでも

          時には、一生懸命に取組んでみようよ、ずっとじゃなくて良い、寧ろエンジンが掛かったら手を抜いた方が良い!

          何の為に会社が存在するのか?会社の方向性が定まれば会社の命も決まる

          自分のために作った会社であれば自分に必要がなくなればその会社はいらなくなる。社会から必要とされなくなればその会社は倒産するか事業を変えることになる。「自分たちの会社は何のために存在しているのか」経営者が明確にこの答えを持っていれば会社はその方向に向かっていく。 私が引き継いだ頃の組織には創業時のメンバーが僅かに勤務してくれていた。OBや関係者も存命であり多くの先輩から話を聞くことができた。その内容は創業80年史「豫言書:よげんしょ」として上下2冊の小説に編纂した。歴史をいろ

          何の為に会社が存在するのか?会社の方向性が定まれば会社の命も決まる

          2021年の年頭に考えたこと

          一年を振り返るために1年前に書いた内容を見返す。 会社 2021年 厳しいが辛い年ではない 壁にぶち当たったときに力を発揮する必要がある 相対的なことで心配しない 何事にも積極的に取り組むが強引には動かない 今すべきことに誠実に向き合いひとつひとつ丁寧に着実に取組み仕事のベースを強くする 豫洲を業界と社会に役立たせる 新しい時代にマッチした事業を作る 同業者との関係に変化を起こす 相手を見極める テクノロジーのフル活用  業界をつなげる 流通のシステム統一 製造業のネット

          2021年の年頭に考えたこと

          2022年はどんな年?

          壬・寅(みずのえ・とら) 旧暦の始まりは2022年2月4日 2018年に経済のピークを迎え、それ以降は資本主義経済が中心に動いてきた社会の土台が揺らいでいる。2023年向かい新しい社会の仕組みに向かって変化をしていく。2022年は変化の年ではあるが新しい常識が定着しだしていくタイミング。 [壬:陽の水]高級人事に注意が必要な年、佞人を見極めて排除する。 [寅:五黄の寅 陽の木]今までとは全く違う変化をせねばならない。意思をもって変化する。 壬の寅:天地相生 天地が相互に

          2022年はどんな年?

          数字をうまく使いこなせ

          税務会計だけに囚われない会社独自のスコアー集計が会社を活性化させる。 ゲームをイメージしてみると良い、多くのゲームは点数で競う。ゲームをしていくうちに配点などのルールを熟知して高得点を狙おうと何度も何度もトライする。点数獲得のルールがわかってくるとゲームにのめり込んでいく。 世の中にも得点のルールが有る、しかし多くの人は全く気にしていない、学校でも教えてもらえることはない、教えない理由があるのかもしれないが、教わったとしても複雑すぎてよくわからない様になっているとも言える。

          数字をうまく使いこなせ

          年末年始から始まる一年間のルーティン

          年末年始は計画を立てる事にしています。 多くの人がそうだと思いますが私の場合は偶然にも決算が9月末なので暦年の区切りとはかなりずれてしまいます。 なので新しい年の計画なのですが1月からの1年間の計画ではなくて会社の翌期にあたる10月以降の1年間のことになります。 少し先なので業績は読み難い所もあるのですがそれが丁度いい感じ。業績は読み難いだけにその場に合わせた計画ではなく未来に向かった計画になります、成らざるを得ません。 改めて長期展望を想像してそこに向かうための方策を組み込

          年末年始から始まる一年間のルーティン

          これからの時代の経営

          偉そうなことを言えるような立場ではないが、今までの成功の掟は通用しない時代に変化している。商売が上手なこで成功できるとは限らない、むしろ商売っ気が強いと独り勝ちや独り占めの印象がマイナスに働く。 これからの時代は個の集合体を臨機応変に変幻自在に組むことができるプラットフォーム作りが経営者の役割になりそうだ。 プラットフォーマーといわれる新興企業が世の中をリードしているがこの世界にはどんどん新しいものが生まれてくる、GAFAMも数年後には存在していないかもしれない、彼らの主たる

          これからの時代の経営

          社員は辞めない方が良いのか新陳代謝した方が良いのか!

          私は30代の頃は1人も辞めて欲しくなかった。社員が辞めるということは社長として不適合の烙印を押されたのと等しいと感じていた。自分よりも社歴の古い社員さんが辞める時には自分の無力さを感じるしかなかった。誰も社員が辞めない会社の社長を目指していた。 しかし、最近はそこまで頑なではない。人との出会いは移ろうものであってお互いの環境の変化によって出会ったり別れたりするものだ。会社も同じだと思えるようになった。会社も変化するし人も変化する。社員が全く辞めないというのは会社が変化していな

          社員は辞めない方が良いのか新陳代謝した方が良いのか!

          見えないものを見る力

          人との付き合いの中で自分から見えているものが相手の全てだと思ってしまう事がある。あいつとは気が合わないと思ったりあいつは俺のことを嫌っている。などと想像を膨らませてしまう。 決して相手がどう思っているのかや相手の環境などを知ろうとはしない。お互いの誤解で人生がすれ違う。それも自然の流れかもしれない。しかし、あなたにとって必要な縁を失っている可能性もある。相手のことを少し角度を変えて見てみたり、相手の立場を理解してみよう。それだけで新しい発見があるはずだ。相手を深く知ることがで

          見えないものを見る力

          リーダーの条件

          リーダーに必要な要素は有るが、リーダーとして何をするかはそれぞれの個性で決まる。決して他の人と同じ様には出来ないし、やらない方が良い。若いうちは目標とする人の行動を真似る事から始めれば良いが、いつまでもモノマネでは通用しない。 良いリーダーになる最大の条件はリーダーになると自分で決める事だ。その後で何をやるかは無限に方法がある。覚悟の無いリーダーについて行く人はいない。 覚悟が出来れば、次は自分の魅力に気付く事だ。強みを活かすに越した事はない。憧れの人を真似るだけで無理して自

          リーダーの条件

          人とのご縁

          最近、ご縁に驚く事が多い。縁は作ろうと思って出来る物ではないとつくづく思う。 私の若い頃は無理して人付き合いをしてきた。 そのお陰で今の繋がりがあるとも言えるが自然体で付き合ってこれた人が長く繋がっている。 知り合ってから暫く時間が経過してから親密になる人もいる。近くに長くいる人でも親密にならない場合もある。 敢えて意図を持たず自然体でお付き合いする事が良い縁を引き寄せて育む要諦なのかもしれない。 欲しい情報を取るために敢えて作ろうとした人脈では良い結果に繋がりにくい。欲しい

          人とのご縁