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会社の目的

経営には理念やミッションが大事だと言われる。
しかし、絶対的なものなのかというと断言できる人はいないのでは無いか。私は理念は大切だと思う、私は理念を大切にし会社にも根付かせようとしてきた、しかし必ずこうであるべきだとはなかなか言い切れない。

理念を作る目的として私が大切にしているのは目的と手段これを明確に示すことだ。
目的と手段を明確にすることは会社の成功に大きく影響すると思う。

会社の成功といってもそれは千差万別、目的も手段もそれぞれの会社で違う。時代や環境の変化に合わせて目的も手段も変えることができる、がしかし目的をコロコロ変えると何処にも辿り着けなくなるし誰も協力してくれなくなる。一方で手段はコロコロ変えるぐらいの対応ができないと成功への道のりは進めない。手段に拘りすぎたり、手段と目的が入り乱れると迷路に入ってしまう。

人生も同じだと思う、何を大切にするのか自分の中で優先順位を持っていれば人生の岐路に立った時に歩む道を間違えなくてすむ。

私の会社にも目的がある。
「家族を幸せにする為」
祖父が20歳で事業を始めまもなく90年を迎える、2033年には100周年となる。長く続く中で事業の中身は変化してきた。しかし、変わらないものもある、それが創業の理由だ。
貧しい家で育った祖父母はそれぞれの家族が食うに困らない生活を手に入れる為に事業を起こした。そして、家族だけでなく親族も、ご近所さんもみんなを巻き込みながらみんなの生活を豊かにし守ろうとしてきた。
それが私の会社の原点だ、社会を良くしたいとか大きく儲けたいとかそういうことが目的ではなかった。正しいかどうかではなくこの創業の理念を守り続けることがこの会社の存在意義を全うすることだと思っている。
家族という枠をどこまで大きく出来るかが私自身の器として試されていると覚悟している。

「家族を幸せにする為」この理念を実践することが事業を長く反映させる為の方法だと証明できるようにこれからも実践を続けていく。

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