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「ダメ出し」したらダメですか?

二年ぶりに、経営者仲間と
リアルで会える日がやってきました。

定期的にオンラインで会えるけど
パソコンだと平たい顔族
モニターの中で平面な人が、
リアルな目の前に立っている。

会えて話せて
同じ空気を揺らす It's 生身

平面「パソコンのドット」は
立体「リアルの奥行き」には
かなわないなと思います。


でも、
「だからオンラインはダメ、足りない」
と言いたいわけじゃないです。


遠くにいる人と顔を見ながら
通話料金も時間も気にせず会話するのが
20年前は
普通じゃなかったことを思えば、

コロナ禍で一気に
オンライン移行が進んで
多くの仕事や生活の一端が
部屋にいながら完結できる。
めっちゃめちゃすごい文明。

子どもの頃に観た
「ドラえもん」の未来が
今だなぁと思います。


同じ空気や空間を簡単に共有できる
新しい「普通」の尊さを、

オンラインが「普通」になった
新しい日常に、教えてもらいました。



一方で、
フェイクニュースや
AIを悪用した巧妙な犯罪など
過去にはなかった、歪な部分は
「時代のせい」にされたりします。

また、わたしたちは
うまくいかない状態におちいると
その責任を何かに負わせて
「ダメ出し」に
終始してしまうことがあります。



「あの頃はよかった…」
時代へのダメ出しも、

「なんであの人はああなんだ!」
他者へのダメ出しも、

「私っていつもこう」
自分へのダメ出しも、

どれも珍しくないのは
どれも簡単にできるからです。


批判する対象が
時代、他人、自分自身の
いずれにしても、

ダメ出しオンリーは
簡単でラクに
思考停止状態になだれこめます。

被害者ポジションを取り
過去の延長線上にとどまる
ある種の生存戦略です。

ですが、そこにとどまる限り
自らを茹でガエルにする
危うい戦略です。





テレビのコメンテーターや
誰かの口の端に
「今の時代は・・・」と
ダメ出し合戦の気配を感じると、

ドラマ
『不適切にもほどがある!』
を思い出します。

脚本家の宮藤官九郎さんが
昭和のダメさ加減と
令和の残念ぐあいを
対照的に描いていました。


ユーモアと風刺と批判、提案と愛。
彼のまなざしは、単なる
「何かへのダメ出し」ではなく
ジャッジ(良し悪し)を超えた
多義的な視点を与えてくれます。
(超おすすめのドラマです)


ドラマの主要人物の一人、
昭和のスケバン女子高生
純子のセリフが印象的でした。






「1人1台電話持って、
 写真も撮れて、
 音楽も聴けて、
 電車も乗れて、
 こういうのもあって、
 ポチってしたら
 欲しいもん家に届いて、
 最高じゃん」





わたしは
昭和に生まれて、令和まで生きて

時代と
他人と
自分自身へのダメ出しを
数十年やってきました。


ダメ出しをやり尽くし
いいかげん飽きたので、

会って話せる
オンラインの素晴らしさと
会って話せる
リアルのありがたさの

どちらも選べる時代を
ともに生きている
最高じゃんな奇跡を楽しんできます。


 

 

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