見出し画像

新型ウイルス時代だからこそ中間管理職が有利な理由3選

責任の重い仕事はしたくない

管理職になりたくない人の理由を
まとめた調査結果があります。


たしかに、私も中間管理職になって
プレイヤー時代と比べると、

・うれしい
・たのしい

そんな感情を揺さぶられる瞬間は
少なくなりました。

会社がまだ成長途中のときは、
がむしゃらに精神論で乗り越える
現場のスタイルが性に合っていましたが

今はタスクをいかにうまくこなして、
周りと連携していくことに
フォーカスしているので、
業務内容に少し物足りなさを感じます。

1つの企画やプロジェクトを実行するのに、

・複数の方にも承認をもらい、
・現場でやってもらうまでの

プロセスが長いため、
現場のようなスピーディさが
ないことも確かにありました。

世間一般では、中間管理職は激務で

「できることならなりたくない、、、」

役職でありながら、
誰もなりたがらない声も多いですが、

新型ウイルスによって
お金への関心が強まった今、

中間管理職がどれほど安定した立場なのか
そのことに注目が集まっています。

コロナ化だからこそ気づいた
中間管理職が安定している3つの理由


日本全体の会社で約6割の正社員が
役職がつかないことを知っていますか?

管理職が最も多いと思われる50歳代(男性、大学卒)の調査では、同世代の部長級比率は18.2%、課長級比率は21.7%。合計39.9%と4割にとどまっている。

https://www.businessinsider.jp/post-246129

つまり、管理職になれる人は
社内でも一握りだということです。

50代になっても役職がついていない

「できることならなりたくない」

ではなく、なりたくても
なれないのが現実です。

それは年収の差が証明しています。

1:平均年収に隠された役職との年収差


役職についているのと
ついていないのとでは、

ボーナスに300万円も差が出ることを
ご存じだったでしょうか?

「40歳の同期入社の年収分布を調べると、
最低が400万円、最高が1500万円」

にもなっています。

冒頭でもお伝えした通り、
管理職になりたくない若年層が多いですが、

会社で高待遇を受けるためには
管理職に上がらざるを得ない状況である

このことが断言できます。

20代、30代の人には
管理職までのし上ってほしいです。

2:次のキャリアにつながりやすい


中間管理職は転職が難しい
と聞いたことがあると思います。

ですが、その理由を
正確に答えられる人は多くありません。

中間管理職の転職が難しいではなく、
正しくは、転職するのがもったいない。

のが正解なんです。

勤め先の中間管理職をやめるということは
それまで積み上げたキャリアを
捨てることになります。

転職が難しいとは、
別の企業に採用されないのではなく、

今までのキャリアを捨てて
転職をする覚悟があるのか?

外的要因ではなく、
あくまで当事者要因になります。

ここにまず大きな誤解が生じています。

実際に中間管理職は
転職を有利に運ぶことが可能です。

組織をけん引するリーダースキルが高いので
どの業種でも求められる人材になります。

3:人を育成する楽しさがある


中間管理職になると
売上を作るだけでなく、

部下の育成にも、
力を入れることが必要です。

なので、従来の業務と育成業務を
同時進行で行っていくので、
業務量は増えていきます。

・部下に対する業務の研修
・定期的なヒアリング
・ストレス管理
・タイムマネジメント

など、業務領域は多岐にわたります。

しかし、だからこそプレイヤーでは
体験できなかった業務を経験でき、

人を動かす仕事に
魅力を感じることができます。

もし、人材育成に力を入れたくない
めんどくさい等と考えるようであれば
管理職に向いていませんし、

おそらく、上からの推薦もないでしょうね。

・・・・

副業が浸透してきた今の時代、
収入を得る選択肢は増えました。

しかし、副業を禁止している会社であれば
管理職を目指すべきではないでしょうか?

たとえ、副業でも本業でも
40代、50代でプレイヤーを続けるのは

体力も作業スピードも落ちるので
評価も下がっていきます。

たとえ、これを読んでいるあなたが
20代、30代の現役バリバリだったとしても
管理スキルを身に付けておく必要があります。

となると、管理職を目指すことは
あなたのキャリア設計に重要だと
理解できたのではないでしょうか?

あなたの人生設計の役に立つと嬉しいです。

もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら

樺沢紫苑(著)・齋藤邦雄(漫画)

2022年03月08日 発売

この記事が参加している募集

スキしてみて

いつも読んでいただきありがとうございます! これからも共感、発見、感動を作っていきたいです! 引き続き、よろしくお願いいたします。