『世界で一番やさしい会議の教科書』をスライド3枚まとめ
世の多くの会社と同じように、うちの会社も不要で長い会議にまみれたていました。
でもたった1冊の本とその考え方を導入したことで会議は時間は激減し、不要な会議がいくつも削減されました。
会議をグループ登山のようなものに例え、ゴールを設定し、参加者で共有し、今どの地点にいるのかを確認し続けることで会議は恐ろしいほどスリム化します。
とても役に立つこの本を改めてまとめたきっかけ
普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。
2020年4月に課長を拝命してからもうすぐ1年が経過しようとしていますが、3月中旬の人事で2課兼務の課長になることが決定しました。
これは僕自身を含め課員の仕事に至るまで根本的に仕事の進め方を変えなければ仕事が回らなくなると思い、慌てて準備をしています。
『仕事』の内容は数あれど、何はともあれ優先的に手を付けないといけないのが会議です。
兼務になった分出席する会議が増えます。
僕が会議を欠席すると2課分(うちの部は4課しかないので実質半分)の責任者が欠席することになるので、今まで予定が重複していたらスルーしていた会議にも欠席できなくなります。
会議の進め方に着手をしないと会議だけで毎日8時間取られて、その他2課分の仕事をすべて残業で回すなんて働き方になりかねません。
世界で一番やさしい会議の教科書
この『世界一やさしい会議の教科書』は、昨年読んで衝撃を受けた本でした。
入社直後から会議の重要性(時間泥棒っぷり)を感じていた僕は、会議を効率的に進めるためにはどうすればいいかを常に考えていました。
そして10数年の経験から得た会議の進め方に自信がありました。
ところがです。
この本を読めば僕が10年以上かけて身に着けたスキルが2時間で手に入るではないですか。。。
なぜ入社時点でこの本が出版されていなかったのか・・時代を恨みます。(笑
この本の内容をベースにして、今課長を務めている課の課員には会議の進め方を教育し、これまでに数々の会議を半分以下に短縮したり、統合して削減してきました。
詳しいことは以前記事に書いたことがあるので興味があればご覧ください。
新しい兼務することになる課の課員にもこの内容を教育するため、または自分が担当している課以外のメンバーが主催する会議に時間を奪われないように教育する必要があると考えて、最近ハマっている本のまとめ資料を作りました。
スライド3枚まとめ
実際に作った紹介用まとめ資料はこんな感じです。
この本が訴えている主題は
・会議はしっかり準備しよう
・ゴールを明確にしてないから寄り道ばかりになる
・ゴールと現在地を常に共有してみんなでゴールに向かおう
ということです。
その具体的な方法がストーリー仕立てで書いてある本です。
僕はこの本を読む以前、会議について課員に教育するときは、常にこんな風に問いかけていました。
あなたはお客さんとアポを取って、打ち合わせをするために出張するとき、集合場所と時間を確認しませんか?
その2つを確認したら、ちゃんとたどり着けるように逆算して電車や飛行機の経路を調べて、予約をしませんか?
してるとすれば、それをなぜ会議ではしないのですか?
会議の終了を『目的地にたどり着く』と例える概念が、この本では丁寧に説明されています。
まさに僕がこれまでの経験で得た重要なポイントでした。
それをこんなに分かり易くまとめてくれてそれが2000円しないで買えるとは・・・つくづく新入社員時代に読んでおきたかった本です。
そもそもゴールがどこであるかを決めてなければみんなが同じ方向に向かって進んでいくことは難しいですよね?
そして、ゴールに向かってる途中で常に現在地を確認して、共有しなければ皆さんが思い思いの方向に進んでしまいますよね?
こう考えれば当たり前なのですが、これをみんなが会議に適用できていれば日本全国で行われている地獄のような会議なんて初めから存在しないはずです。
しかし改めて意識すれば簡単に会議を圧倒的にコンパクトにすることができます。
小説仕立てで書いているので、普段本を読んで勉強するタイプではない人にも読みやすい本です。
すでに個人用・課員へプレゼント用・会社図書館用と3冊購入しているおススメの本です。
まとめ
今日は『世界で一番やさしい会議の教科書』という本についてまとめました。
会議のゴールを決めて、共有し、会議中も常に現在地を確認することで、まっすぐに会議の目的達成へたどり着くことができることを分かり易く解説した本です。
これを読んでもらうきっかけを作るためにスライド3枚まとめの紹介資料を作りました。
少しでもこれを読んでくださっているあなたのお役に立てればうれしいです。
この記事は似たテーマを集めたコチラのマガジン『読書をしたので皆様と共有したい事』にも登録されています。
読んだ本の紹介や、行動に移した例、紹介用資料の作成記事をまとめています。
よろしかったらご覧いただければありがたいです。
また、同じように本をスライド3枚にまとめた記事を集めたマガジン『スライド3枚で読書まとめ』にも登録されています。
よろしかったらご覧いただければありがたいです。
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