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社会人が勉強しなければいけない理由を式にしたら明確になった話

久々に受けたセミナーで学生疑似体験をしたことで、改めて学生として勉強に取り組む姿勢と、社会人として仕事に取り組む姿勢の違いを比較する機会がありました。これを通じて『社会人と学生は別物か??』という長年のモヤモヤが晴れる結論がでました。

久々のセミナー受講で学生時代を思い出す

普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。

唐突ですが、社会人が仕事で受けるセミナーの講師にはコンサル会社のプロ、業界に詳しい会社員の方、大学教授など様々な方がいます。

今日はオンラインで久しぶりのセミナーを受講したんですが、講師の方はとある大学の名誉教授でした。

もはや名誉教授あるあるともいえるんですが、今日の講師の方もお年を召されていて活舌に張りがなく、モゴモゴとお話されるタイプの方でした。

なので講演中も何を言ってるのか全く聞き取れない(笑

知らない事を学ぶためにセミナーを受講していたのですが、正直1/3くらいしか聞き取ることができませんでした(笑

ご本人もその辺わかっておられるようで『詳しいことは配布したテキストに書いてありますので、分からなかったり追加の質問があれば後日遠慮なくメールしてください』とおっしゃってました。

理解力の低い僕にとっては、どちらかと言えばありがたいご配慮だったので全く文句はありませんでした。

でもちょっとだけ思い出したのは、大学生の時の経験でした。

同じようなお年を召された有名な教授の講義を受けた時に、内容が難しい上にモゴモゴと聴き取れないしゃべり方のまま進んでいき、置いて行かれた感じ。

得意で好きだったはずの勉強が嫌いに感じた瞬間でした。

学生と社会人に求められることの違いとは?

学生と社会人に求められることの違いなんて挙げればキリがないのですが、今日改めて気づいたのは座学と仕事の違いでした。

学生は日々先生に教えられる授業(座学)を収める『インプット』が中心であるのに対して、社会人は何かの行動を起こして会社に変化を残す『アウトプット』が中心です。

日本の教育が詰め込みだとか、勉強だけしてても役に立たないと言われる理由をちょっとだけ実感しました。

もう少しだけ詳しく言えば、社会人にだって当然インプットが必要なのですが、それをどれだけアウトプットとして出せるかが求められることを実感しました。

理系的に言うならインプットと掛け算する『係数』ですね。

アウトプットに対する係数とは?

式を書いて例を示すならこんな感じです。

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学びとしての量が圧倒的に多いBのバターンでも、それをアウトプットにできる係数(割合)が小さければ成果として出せるアウトプットは小さくなってしまいますね。

いわゆる『いい大学出てるのに使えないやつめ!!』と言われてしまうパターンの人はBのようにこの係数が小さくなってしまっているのかもしれません。

その逆に学歴はそれほど高いレベルになくても仕事ができてしまう人はAのパターンのようにアウトプット係数が大きいと考えられます。

かといって『勉強ができる人』が悪いわけではありません。

勉強ができる人こそインプットをたくさん得られている人ですから、この係数をどうやって上げるかに焦点を当てればすぐに仕事ができる人に早変わりする可能性を秘めているのです。

インプットに対する係数とは?

では、学生の時に求められているものも同じように考えてみましょう。

塾や家庭教師などの要素を排除して、学校で同じ授業を受けているだけでテストの点数が多く取れる人と、そうでない人を分けると、こんな式で示せます。

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インプットの係数が高いCのパターンの人は、いわゆる『あいつ全然勉強してないのにいい点数ばっかり取るよなー。』と言われる人です。

学生のうちはこの部分が評価されるわけです。

久々の座学で眠くなってる今日の僕はインプット係数が激低いDの状態でした(笑

社会人には両方の係数が必要

これまでの考察を合体して考えてみます。

学生の時はほぼインプットの係数が高い人が褒められました。

社会人になると、さらにそれに加えて学びで得たインプットをアウトプットするための係数が求められます。

一般的に多くの企業が学歴の高い就活生(学生)を求めるのは、アウトプットの係数は分からないまでも、それまでにインプットしてきた量がある程度確保できているという事が理由になると考えられますね。

しかし社会人がアウトプットを増やすためには、その元となるインプットを増やし続けなければいけません。

いつまでも学生時代の貯金のままではアウトプットが増えていきませんもんね?

こうやって考えると社会人になっても学び続けなければいけないということが感覚的に分かり易いですね。
(理系限定の感覚かな?)

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社会人になっても学び続けなきゃいけない理由がすっきりしたところで今度部下にもこんな話をしてみようと思います。

インプットとアウトプットそれぞれの係数を高める方法は・・・

また別の記事で考えてみようと思います。

まとめ

今日の記事をまとめるとこんな感じです。

・座学のセミナーを受けて学生時代を思い出した
・学生時代の感覚を思い出して、社会人との違いを改めて考察
・理系らしく式にして考えてみた
・学生時代に求められていたのはインプットの成果
・社会人に求められているのはアウトプットの成果
・社会人のアウトプットの元になるのはインプット
・つまり社会人は学生の延長線上にある
・だから社会人は仕事の成果のために勉強し続ける必要がある

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これを読んでくださったあなたの学びに関する考え方も是非参考にさせていただきたいなと思っています。

もしこの記事を読んで何か思うところがあったら是非コメントをよろしくお願いいたします!


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