SugiShin

Blogのタイトルを「DJと農業」と銘打って、極々個人的なことを書いています。 『B…

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Blogのタイトルを「DJと農業」と銘打って、極々個人的なことを書いています。 『Blog goes on』は過去に書いた文章の再投稿です。

記事一覧

Blog goes on(視聴者としての矜持ってなんだ?)

桜も散り、5月が始まった。 突然ですが… 僕は2002年からBlogを書いている。 大学時代のバンドのホームページで書き始めたのをきっかけに、その後はAppleの iWeb(懐かし…

SugiShin
6日前
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キューバ旅行記 あとがき

20年前のキューバ旅行の日記を6回に渡りnoteで公開した。 僕にとっての極個人的な記録を皆さんに見てもらったわけだが、公開にあたり、当然自分でも当時の日記を何度か見…

SugiShin
1か月前
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キューバ旅行記Chapter#6

20040317 @アトランタ空港 9:43 昨日の夕方、アトランタ空港に到着。 税関のチェックを受ける。 僕とトモくんはキューバに行ったことを言わなかったが、何故か山は「キ…

SugiShin
1か月前
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キューバ旅行記Chapter#5

20040314 @カサ 16:15 今日は11時から、アルトゥールとドゥーニャと山と4人で「サンタ・マリア」というビーチに行った。 サンタ・マリアはとても綺麗なビーチで、たくさ…

SugiShin
1か月前
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キューバ旅行記Chapter#4

20040311 @カサ 18:00 今日はマルコスのために9時半に起きたのに、奴は来なかった。 ファック!マルコス! その後お菓子が食べたくなったので、ドルショップでビスケッ…

SugiShin
1か月前
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キューバ旅行記Chapter#3

20040310 @カサ 11:15 昨日は少し昼寝をしたあと、20時ごろに家を出て晩御飯を食べに行く。 ホテル「ハバナ・リブレ」の近くのピザ屋では、伝統的な音楽「ソン」の生演…

SugiShin
1か月前
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キューバ旅行記Chapter#2

20040307 @カンクン空港 16:30 13時前に無事カンクンに到着した。 降りた瞬間に、強い日差しに歓迎され、テンションが上がる。 入国審査が一瞬だったことも手伝って、2…

SugiShin
2か月前
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キューバ旅行記Chapter#1

僕が書いた旅行記はA5のノートに書かれていた。 基本的には原文のまま。たまに日本語が変なところは修正しています。 @は書いた場所、その後に書いた時間を入れてます。 …

SugiShin
2か月前
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キューバ旅行記 まえがき

人は「忙しい」という理由で色んなことを後回しにしてしまう。 今から20年前、2004年3月に山くんと卒業旅行でキューバのハバナに約1週間滞在した。 それから10年後の2014…

SugiShin
2か月前
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作家 川内有緒さんのことを書く

コロナ禍の真っ只中、2020年は10月。 僕は天王寺と四天王寺前の間にある(今はもうないが)『スタンダードブックストア』で本を買った。 本に限らずであるが、新しいもの…

SugiShin
4か月前
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チバユウスケさん、ありがとう。そして、さようなら。

先日の昼間、いつもはあまりちゃんと読んでいない、とあるLINEグループに一通のメッセージが来ていた。 そのメッセージにはURLが貼り付けてあった。ニュースのタイトルには…

SugiShin
5か月前
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あれから一年

あれから一年。 昨年2022年10月は半分以上、入院して過ごしていた。 以前にもBlogに書いたが、指の一部切断という怪我で入院していたのだ。 最初は個室に入れてもらえた…

SugiShin
7か月前
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Blog goes on (あるコーヒー焙煎人のこと)

まずは、2020年に書いた以下の文章を読んでいただきたい。 ーー以下ーー 2020年の秋は進んでいる。 コーヒー焙煎人の中川ワニさんのことを知ったのは、高校1年生の時だ…

SugiShin
10か月前
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再出発のようなもの

桜もあっという間に散ってしまった。 2023年の春は進んでいる。 ふと思いたって、blogをTumblrからnoteに変えてみることにした。 何か新しいことは春にやるのがいい、な…

SugiShin
1年前
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Blog goes on(視聴者としての矜持ってなんだ?)

Blog goes on(視聴者としての矜持ってなんだ?)

桜も散り、5月が始まった。

突然ですが…
僕は2002年からBlogを書いている。
大学時代のバンドのホームページで書き始めたのをきっかけに、その後はAppleの iWeb(懐かしい)、amebloと続く。

基本的には、バンドのホームページの1コンテンツとして無理やり書いていたが、2019年からは「個人的にやろうか」ってことで、Tumblrで書き始めた。

Tumblrからnoteに変えたのが

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キューバ旅行記 あとがき

キューバ旅行記 あとがき

20年前のキューバ旅行の日記を6回に渡りnoteで公開した。

僕にとっての極個人的な記録を皆さんに見てもらったわけだが、公開にあたり、当然自分でも当時の日記を何度か見返すことなった。

その中で少しだけ心に引っかかった部分があった。

以下、日記本文から引用する。

この「なんとなく」の部分を、20年経った今なら少しは言語化できるのではないかと思ったのだ。

この20年で、色々なことがあった。

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キューバ旅行記Chapter#6

キューバ旅行記Chapter#6

20040317 @アトランタ空港 9:43

昨日の夕方、アトランタ空港に到着。
税関のチェックを受ける。

僕とトモくんはキューバに行ったことを言わなかったが、何故か山は「キューバに行ってきた」と自信満々に言った。

緊急事態発生。

「キューバ」と口にした瞬間、税関の顔色が変わり、山は厳しいチェックを受けることに。
結局、山は葉巻の「モンテ・クリスト」を没収される。※

※山くんは、キョウス

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キューバ旅行記Chapter#5

キューバ旅行記Chapter#5

20040314 @カサ 16:15

今日は11時から、アルトゥールとドゥーニャと山と4人で「サンタ・マリア」というビーチに行った。

サンタ・マリアはとても綺麗なビーチで、たくさんの人が泳いでいた。
初のカリブ海での海水浴は、波の高さと水の冷たさにやられた。
でも、やっぱり水は綺麗だった。

カサに戻ってくると、ドイツ人のツーリストが新たに今日から泊まりに来たようだ。

ハバナでの最後の夜は何

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キューバ旅行記Chapter#4

キューバ旅行記Chapter#4

20040311 @カサ 18:00

今日はマルコスのために9時半に起きたのに、奴は来なかった。
ファック!マルコス!

その後お菓子が食べたくなったので、ドルショップでビスケットとチョコを購入。
どちらもCランク。
それからサンドイッチを食べて、ルイの家に向かう。

ここで、それぞれ単独行動をとることに。
僕はルイの家で1時間半ほどドラム・レッスン。
今日は「ソン」のリズム。
左足で(ハイハッ

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キューバ旅行記Chapter#3

キューバ旅行記Chapter#3

20040310 @カサ 11:15

昨日は少し昼寝をしたあと、20時ごろに家を出て晩御飯を食べに行く。

ホテル「ハバナ・リブレ」の近くのピザ屋では、伝統的な音楽「ソン」の生演奏をやっていて、みんな楽しそうに食事をしたり、踊ったりしている。

22時時前に、レイさんと約束していたJAZZ CLUBに入っていく。
名前は「La Zorra y el Cuervo」。※

※その時は、気にもしてい

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キューバ旅行記Chapter#2

キューバ旅行記Chapter#2

20040307 @カンクン空港 16:30

13時前に無事カンクンに到着した。

降りた瞬間に、強い日差しに歓迎され、テンションが上がる。
入国審査が一瞬だったことも手伝って、2人ともメキシコが大好きになってしまった。

カンクン市街地に向かうバスを探してウロウロしていると、タクシーの運転手たちが次々と声をかけてくる。
適当なシャトルバスを見つけて出発。

ホテルリゾートの近くは本当に海が綺麗

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キューバ旅行記Chapter#1

キューバ旅行記Chapter#1

僕が書いた旅行記はA5のノートに書かれていた。

基本的には原文のまま。たまに日本語が変なところは修正しています。
@は書いた場所、その後に書いた時間を入れてます。
注釈(※)は、2024年の3月時点で思ったことなんかを入れてます。

20040305 @山の家

朝は11時半ごろに起きて、拓(弟)とカレーを食べる。「笑っていいとも」にはスピードワゴンが出ていた。とても明日にはキューバ行き(正確に

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キューバ旅行記 まえがき

キューバ旅行記 まえがき

人は「忙しい」という理由で色んなことを後回しにしてしまう。

今から20年前、2004年3月に山くんと卒業旅行でキューバのハバナに約1週間滞在した。

それから10年後の2014年3月。
その当時の僕は、こんなことを考えていた。

旅行中に毎日つけていた日記をデータ化して、写真も載せてBlogで公開しよう。
誰のためでもなく、自分のために作成して将来に見返そう。
なんなら山くんに見せながら、それを

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作家 川内有緒さんのことを書く

作家 川内有緒さんのことを書く

コロナ禍の真っ只中、2020年は10月。
僕は天王寺と四天王寺前の間にある(今はもうないが)『スタンダードブックストア』で本を買った。

本に限らずであるが、新しいものに手を出す時は少しだけ勇気のようなものがいる。

読み慣れた著者の本であっても新たな発見があるが、新しい人の本も読んでみたいというのがその時の気分だったようだ。
僕の手には、既に中川ワニさんの『中川ワニジャズブック』があったが、もう

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チバユウスケさん、ありがとう。そして、さようなら。

チバユウスケさん、ありがとう。そして、さようなら。

先日の昼間、いつもはあまりちゃんと読んでいない、とあるLINEグループに一通のメッセージが来ていた。
そのメッセージにはURLが貼り付けてあった。ニュースのタイトルには『チバユウスケさんが死去』と書いてあった。

えっ…
まじで…
そういえば食道がんで療養中だったなと。

こんなにすぐに死んでしまうなんて…

高校の時、ミシェル・ガン・エレファントと出会って、そのかっこよさに痺れた。

雑誌の写真

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あれから一年

あれから一年

あれから一年。

昨年2022年10月は半分以上、入院して過ごしていた。

以前にもBlogに書いたが、指の一部切断という怪我で入院していたのだ。

最初は個室に入れてもらえた。

一番苦労したのが、トイレで…。
足の指から手の指に移植した関係で、足の指にも深い傷があり動いてはいけない(動けない)ので、大の時はナースコールで車椅子でトイレまで連れて行ってもらう。
小の時は、自分で尿瓶にするというこ

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Blog goes on (あるコーヒー焙煎人のこと)

Blog goes on (あるコーヒー焙煎人のこと)

まずは、2020年に書いた以下の文章を読んでいただきたい。

ーー以下ーー

2020年の秋は進んでいる。

コーヒー焙煎人の中川ワニさんのことを知ったのは、高校1年生の時だった。
当時、ファッション誌の「smart」でオシャレな人の部屋紹介みたいな特集記事があった。
今でも覚えているのだが、その雑誌の表紙はいしだ壱成さんだった。
ええ。そうだったよ。

ミュージシャンや服屋さんとかの部屋が紹介さ

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再出発のようなもの

再出発のようなもの

桜もあっという間に散ってしまった。
2023年の春は進んでいる。

ふと思いたって、blogをTumblrからnoteに変えてみることにした。

何か新しいことは春にやるのがいい、などと。

怪我から半年が経ち、リハビリによって少しずつ指の稼働域が広がっていくのを感じながら、一方で消えない違和感、変な触覚、後遺症的な四十肩…など。
深刻に考えると気が滅入るので、あんまり考えないようにしている。

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