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作家 川内有緒さんのことを書く
コロナ禍の真っ只中、2020年は10月。
僕は天王寺と四天王寺前の間にある(今はもうないが)『スタンダードブックストア』で本を買った。
本に限らずであるが、新しいものに手を出す時は少しだけ勇気のようなものがいる。
読み慣れた著者の本であっても新たな発見があるが、新しい人の本も読んでみたいというのがその時の気分だったようだ。
僕の手には、既に中川ワニさんの『中川ワニジャズブック』があったが、もう
チバユウスケさん、ありがとう。そして、さようなら。
先日の昼間、いつもはあまりちゃんと読んでいない、とあるLINEグループに一通のメッセージが来ていた。
そのメッセージにはURLが貼り付けてあった。ニュースのタイトルには『チバユウスケさんが死去』と書いてあった。
えっ…
まじで…
そういえば食道がんで療養中だったなと。
こんなにすぐに死んでしまうなんて…
高校の時、ミシェル・ガン・エレファントと出会って、そのかっこよさに痺れた。
雑誌の写真
Blog goes on (あるコーヒー焙煎人のこと)
まずは、2020年に書いた以下の文章を読んでいただきたい。
ーー以下ーー
2020年の秋は進んでいる。
コーヒー焙煎人の中川ワニさんのことを知ったのは、高校1年生の時だった。
当時、ファッション誌の「smart」でオシャレな人の部屋紹介みたいな特集記事があった。
今でも覚えているのだが、その雑誌の表紙はいしだ壱成さんだった。
ええ。そうだったよ。
ミュージシャンや服屋さんとかの部屋が紹介さ