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4年の法則─続けることの一つの区切り

noteを書き始めてちょうど4年経った。
はじめての投稿が2020年の5月25日。

この投稿から4年。
毎週月曜日に投稿して209週(であってるよね?)。
休まずに投稿してきた!!

いや、よく続いたな…。

4年って、自分にとってはひとつの区切りだったりする。

大学生の頃やってたバイト。
4年続けた。
社会人になって勤めた新聞社。
4年続けた。
どっちも4年続けて、やめた。

なんとなくこの4年というのが自分の中で、いい区切りとしてある。
4年の法則のようなものだ。

1年目はひたすらがむしゃら。
ただ必死にやる。
2年目は少し余裕が出てくる。
こうやったらいいのでは?といろいろ動き出す。
3年目は混沌とする。
可能性を感じながら実力が伴わず、うまくいかない。少し病む。
4年目で先に進む。
いきなり楽になる。そして一歩先に進めるようになる。道が拓けた気がする。

バイトも新聞社の仕事もだいたいこんな感じだった。
3年目で沈んで、4年目で浮き上がる。
そして得るやりきった感。
で、卒業する。

4年の法則。
これはnoteにも当てはまる感じがする。

1年目。
とにかくがむしゃらだった。
ひたすら書いた。
最初は毎回1万字近く書いた。
そのあとも毎週、週末と月曜日をフルで使ってひたすら何かを書き続けた。
クレイジーな1年だったと思う。
毎週、こんなのもうイヤだと思いながらやっていた。
文章を書くことと発表することへの苦手意識もあって、毎週書くたびに精神を削られた。思ったように書けないストレス。そして反応も気になるし、スキがつくかどうかで、気がおかしくなりそうな反面、こんなの誰も読まないで!と懇願していたり、よくわからい状態でたぶん少し病んでいた。
でも1年は続ける。それに必死になっていた。

2年目。
1年目よりは、のびのびとできた気がする。
2年目は続け方の模索だった。
少しでも負担を減らすために、やり方を考えた。
どうやったら続けられるか、ひたすらそれを考えている時期だった。
ゆるく書くとはどういうことか?を深く考えたり、毎日noteの下書きを書いてみたり、タイトルだけストックしたり、いろいろ試した。
書くこと自体を習慣化していく時期だった。
読書の習慣をきちんと始めたのもこの頃。
読むことと書くことを定着させていく2年目だった。

3年目。
ひたすらあがく3年目だった。
気楽にやると決めた3年目だったけど、苦しかった。
二度に分けて書くと楽になるを発見したのはこの頃だ。
書くこと自体は比較的定着した。
でも、書くことがない…。
納豆の記録とか、この年、今に続くいろいろなことを始めた。
100個の習慣みたいなテーマを3日で書く荒行のようなこともした。
3万字近く書いた。
なにかnoteを形にできないかともがいていたのかもしれない。
朝のルーティーンを「朝飯前にすべてを終わらせる」に定着させたのもこの年だった。
いろいろもがくのは苦しかったけど、大きな気づきがある年でもあった。
「継続が趣味である」という発見はこの年だった。
そしてnoteに書いてきたものをなんとか形に変えられないか…。
そんなことを考えながら必死にあがいた3年目だった。

4年目。
この1年が飛躍の年だったと思う。
4年目が始まると同時に決意したのが「本を出そう」ということだった。
3年目の振り返りをしながら、「続けること」をテーマに本が書けるのではないかとぼんやり思いついた。
そこからひたすらそれに向けて動く4年目だった。
そこから全力で自分の本に取り組んだ。
そして出版したあとの展開も考えた。
出版と同時に考えた「習慣家」という肩書きで50代を生きてみようと。
これからの未来を考えるような1年だった。

4年目に大きくジャンプした。
やはり4年だった。
4年の法則。

なんだかすごい1年だった…。
怒濤の4年目が終わった。

なんかやりきった感はある。
すごくある。
とてつもなくある。

noteの投稿、たぶん、やめるなら、ここだろうな、という気がしている。

ただ、ね…。
やめる理由がない。
いまのところ。
でもちょっと休みたい。
いったん離れてみたい気もしている。

ただ、書くことで、それを続けることで何かを発見するとうことは確実にある。
だからとりあえず、どういう形で続けるかはともかく、続けようとは思っている。

実際、日々変化はあって、この数週間、書くことにものすごくストレスを感じている。ようするにいまとても調子が悪い。これも言わば変化だ。
もしかするとこれは次の段階に行こうとすることの負荷かもしれないし、単純にメンタルが落ちてるだけかもしれない。
この不調が次の変化を起こしていくかもしれないし、どうなるのかはまったくわからない。
続けながら、この不調も変化としてとらえたらいいなとは思っている。

とにかく、続ける事は趣味ですからね。
何にせよ続けるような気はしてます。
実際は来週になってみないとわからないけどね…。

とにかく4年!やりきりました!!
そして大きな変化がありました!!!

よくやった!
本当によくやった!!!!
今日くらいは本気で自分を褒めてもいいような気がします。

読んでいただいているみなさん、これまでありがとうございました。

…そして、たぶん、これからもよろしくお願いいたします!!


4年目の振り返り
個人的に印象的だった記事をいくつか。

介護雑誌で頼まれた原稿の下書きとして書いた。
ここから大幅に削って雑誌に載せたのだった。
いまでも母の部屋にはエルヴィスがかかっています。

半年に一回書いている見た映画の振りかえり投稿。
なぜか23年上半期の記事が「今日の注目記事」に選ばれました。
なぜ!?

エルデンリングを毎日やった1年でした。
毎日15分、どうしてもやめられなくて3時間くらいボスに挑み続けた日もありました。そして7ヶ月後にぶじエンディングを迎えました。
2週間くらいラスボスが倒せなくて大変な思いをしての撃破でした。
倒した瞬間、感動してボロボロ泣きましたよ。
結局年末まで2週目を遊んでしました。

8月は毎年恒例の写真展でした。
その最終日8月31日。
この日までに本の原稿を書き上げると自分で決めていた。
誰にも言わずに書いていたので、密かに自分の中だけで、感動を噛みしめつつ、最終日の飲み会でもそのことをひと言も言わず、よくガマンしました。
しかし原稿を毎日書いて、デザインの仕事もして、写真展で飲んで…
人生でいちばん濃い2023年8月だったんじゃないかな。

久しぶりにドラマの中に出てくる本の小道具についての記事を書いた。これは書いておかなきゃいけないな…と思ったのは、本の中にドラマ「婚姻届に判を押しただけなのに」に出てきた本のことを書いたから。そのために本気を出した。地味に大変な投稿でした。

毎日1冊本を読む習慣。
1000冊目に自分の本を読む!
これが本を出そうと決めた時の目標だった。
11月21日(火)に読む本が1000冊目とわかった。
この日までに本を完成させる!それが目標になった。
その前日、11月20日(月)
この日読んだのが999冊目。
そして翌日に読む本は…というnoteでした。

そして翌日、11月21日、出版の発表をしました。

40代で本を出すこと。
これも本を出す目標の一つでした。
そして迎えた50歳。
新しい仕事を始めるために本の中にある仕掛けをしたということを書きました。

本を出して数週間。
人生に変化が起きていくな…を実感しつつ、自分でも思いがけずいろいろ新しいことを始めた。このときはじめたPodcast「続けるラジオ」は今でもなんだか続いています。

1日5分踊るをいまだ続けている。
その3年目の結果発表。元日の朝に投稿。
けっこう年末年始がバタバタだったのはいい思い出です。

本を出したことでラジオ番組にゲストで呼んでいただくようになりました。
これ一つ目の時の話。これからけっこうたくさん出させていただきました。

勝手に作った肩書き「習慣家」について考えてみました。
ほんと、なんなんでしょうね!?

1日1冊本を読む。これを3年続けるとどうなるか。
1095冊の本が読めます!という記事です。

3年目に読んだ本の中で印象に残った本について書きました。
そういえばこういう振り返り1年目も2年目もやってなかった…。
だって想像以上に大変なんだもん。

勝手に始まってしまう習慣。
定着させたくないのに…結局ここで始めた習慣がずっと今も続いてます。
意識すると続いてしまう…。大変です。

休もう!と思いすぎない方がじつはきちんと休めるのでは?
というゴールデンウィークが通常運転だった自分へのエールです!?

まる1日散歩してきました!というだけの写真日記。
こういう投稿を増やしたい!

4年目、振り返ってみたらけっこういろいろと書いてますね。
やってるときは大変だけど、やっぱり気合いを入れた記事はあとで振り返ったときに面白い。

いや、ほんと、毎週よくやってるな…こんなこと。
がんばったね!ほんと、おつかれさま。

++

友人と映画について話すPodcastも継続中!
そうだ!これもこの1年で始めたことのひとつだ!!

そして今回の投稿と似たようなことを話している続いているラジオです。


おしまい。


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