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今、私たちは生きているだけでタイムトラベルしている

ドラえもんがのび太の勉強机の引き出しからやって来たときから、いつか、ああいう乗り物が出来て、恐竜が生きていた時代に行けたり、孫の孫の顔を見に行けたりするんだと私達は夢見て来た。

もしかしたら、本当にそんな日がくるのかもしれない。

ただし、その前にこの時代に生きている人々は気付かなければならない。
仮に、千年以上前から同じ住所に先祖代々住んでいたとしても。同じ何某という国で暮らしているとしても。

同じ場所に立っていたとしても、一分一秒世界は変わっている。

例えば、定点観察というものをご存知だろうか。
定期的に同じポジションから同じ構図で写真や映像を撮って記録しておくというものであるが、現在の貴方の馴染みのある駅前の近々5年間のタイムラプス映像と、同じ地点の2000年前の5年間のタイムラプス映像では、どんな比較ができるだろう。(2000年前は少々極端だったかもしれないけども...)

仮に、「時計」と「時刻」と「自転」と「公転」の関係が変わらず、今も昔も同じスピードで「時が進む」としたら、実際の時のスピードと「体感」のスピードはどのように違うだろうか。

確かに、一瞬一瞬がサバイバルで毎度迎える朝日の有難さであったり、やってくる闇の恐ろしさがあるとないとでは、命のビートは違うかもしれない。

しかし、そういう点を含めたとしても、今私達は、常に「異世界」へと時空旅行しながら生きていることは間違いない。

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