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きれいごとじゃない。社長の仕事は集客だ。


 志や夢を持って「鮪のシマハラ」をオープンさせました。しかし、いっこうにお客様は来ません。当たり前です。来るはずがないのです。

 「鮪のシマハラ」は、私が提供するマグロの評価を皆さまに問いたい。大好きなマグロの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。という想いからスタートしています。

 自身の想いを勝手にぶつけて、メニューにも一方的に想いを反映させる。あげくは、お金はかけたくないと粗末な内装で店舗を仕上げる。これでお客様に来て頂けるはずがありません。はい。もう間違いないのです。

 神風は吹かない。十分すぎるほど理解しているのです。では、私がやるべき仕事はなにか?私にしかできない仕事はなにか?

はい。集客です。もうこれしかありません。


 どんな汚い手を使っても、どんなに恥ずかしい思いや惨めな気持ちを味わってでも「鮪のシマハラ」を知ってもらわなければなりません。うちの店舗が世間的に優れているとか、どこそこのマグロより美味しいとか、そういうことはもうどうでもよいのです。

 マグロ愛がぎっしり詰まった「鮪のシマハラ」を知ってもらう。「マグロで飲食業界を変えていく。」私たちの想いと成功プロセスを知ってもらう。とにかく知ってもらいたいのです。私たちの小さな小さな挑戦のスタートを。大きな野望を。大好きなマグロのことを。

「鮪のシマハラ」を知ってもらうためならば、社長はなんだってやります。学生時代、私をボコボコにしたアイツ。告白した私をなで斬りにしたあの子。それこそ親の敵ですら集客の対象にしていきます。売名行為万歳です。

 社長関連のお客様でお店を満席にする。そのために発信も続けて行きます。待ってるだけではダメです。想いは届けにいかないと伝わりません。想い、結果、数字、失敗すべてをウソなく発表していきます。想いだけでお店が繁盛するほど飲食業界は甘くはない。よく理解しているんです。それでもやっぱり想いが先です。

 私の売名行為で「鮪のシマハラ」の想いがひろく多くの方にいきわたる。その時がお客様からの審判を仰ぐときです。審判を仰ぐ覚悟はできています。年甲斐もなく本気で挑戦しているのです。仲間だっているのです。どんな結果でも、なにも恥ずかしいことはありません。


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