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鮪のシマハラは、「アリか?ナシか?」で判断している。


 「鮪のシマハラ」の社長である私は、常に決断することが求めらています。いや、それだけが仕事であると言っても過言ではありません。今回のコロナウィルスによる休業もその一つです。

 下した決断が正しいかどうかなんて誰にも分かりません。だから難しいのだと思います。そして思い悩みます。ある時から私はこう考えるようになりました。そもそも正解が分からないものに振り回される理由なんてない。ましてや時間をかけるなんて愚の骨頂である。

 ですから、私は決断したことは振り返りません。囚われることもありません。午前に決めたことを午後に撤回するなんてことは日常茶飯事です。そして即決です。3日考えて出した答えも、3秒で出した答えも、大した違いはありません。

 では何を基準に判断するのか。それは「アリか?ナシか?」です。伝わり難いかもしれませんが、この表現が一番しっくりきます。だから仲間にもよく言います。「それは鮪のシマハラにとって、アリか?ナシか?」。「アリなら、すぐに取り掛かってくれ。以上。」

 ここにも再三書いてきましたが、「鮪のシマハラ」は飲食のセオリーを無視してスタートしています。FLコストも損益分岐も事業計画書も、そんな賢しげなものはありません。マグロが好きで集まった仲間たちが紡ぎだす生き様と物語で繁盛しようとしています。自分たちがどう生きて来て、これからどう生きるのか、それを伝える場所が「鮪のシマハラ」です。

 そんな「鮪のシマハラ」だからこそ、「アリか?ナシか?」の空気感を大切にしています。「鮪のシマハラ」らしいかどうかが重要です。統計上の数字も過去のデータも同業他社の数字も、そんなものを参考にする必要はないのです。

 新卒で入社した会社では営業を担当していました。直属の上司は、それはそれは厳しく私を育ててくれました。「主語と述語と数字で語れ。」が口癖でした。それを実践しました。2年目以降「だいたい」とか「それくらいです。」といった曖昧な言葉を使うことはなくなっていました。常に数字で考え数字で報告しました。それが結果につながったと自負しています。

 数字やデータの重要性はよく理解しているのです。それを踏まえて、あえて過去の自分に言います。そんな上司つまらないです。そんな会社おもしろくないです。あのころ毎日書いていた営業日誌くらい意味がわからないです。もう一度、過去の自分と現在の自分自身に言います。「数字をもとに判断なんてするな。」

 生き様の判断に数字や前例なんて関係ないです。あるのは、「アリか?ナシか?」つまり、らしいかどうかです。面白いかどうかです。そこから始めないと、真にトガったお店は創れません。お店に魂が宿らないのです。

 生き様を持った仲間が集まって「鮪のシマハラ」の生き方を紡いでいます。数字やデータで判断する会社ではオーラはだせません。

 仲間それぞれに、自身が考える「鮪のシマハラ」が育ち始めています。そんな彼らが「アリか?ナシか?」だけで判断する。その判断が「鮪のシマハラ」の物語のパーツになる。最高です。

 私以上に「鮪のシマハラ」らしさを理解して「アリか?ナシか?」で物事を判断する。社長の言うことに耳を貸さない。必ず結果をだす。そんな猛者が現れることを楽しみにしています。いや、もうすでに今いる仲間たちが頭角を現し始めています。


みんなへ。それでもやっぱり、まだまだだな。

 


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2004年単身上海に渡り上海天家飲食管理有限公司創業。頑固マグロおやじの店「天家」を最盛期には直営11店舗FC3店舗年商20億まで成長させる。2018年中国の事業を譲渡し帰国。日本でもマグロの魅力を多くの人に伝えるため、「鮪のシマハラ」をオープンさせる。
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