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大概のお店は名前すら知られることなくつぶれていく。


 「鮪のシマハラ」を創業し苦戦するなかで、はっきりと理解できたことがあります。それは大概の飲食店は名前すら知られることなく消えてゆくということです。味がよくないとかサービスが悪いとか以前に、場所すら知られることなくつぶれてゆくのです。

 飲食店に最も大切なこと。それは知ってもらうことです。名前と場所を認知してもらう。コンセプトや味・サービスはすべて、その先にあることなのです。「飲食店は立地がすべて。」いまならその理由も分かるような気がします。

 それでは社長の私はどうするべきか。「鮪のシマハラ」を知ってもらうために、発信を続けなければなりません。「鮪のシマハラ」に対する正直な想いを、ウソのない気持ちを、内外に発信しなければなりません。

 大御所の演歌歌手もテレビで見ない日がないアイドルも、この圧倒的「知ってもらう努力」の先にいまがあるのだと思います。ならば私もやらなければなりません。この山を越え行かなければなりません。

 ウソのない本音を発信していきます。このnoteはfacebookにもシェアしています。facebookにおける私の友人は約3,000名です。一つの記事に対して多い時には、300名以上の方が「いいね!」をしてくださいます。本当に励みになります。ウソのない「鮪のシマハラ」に対する私の想いがひろまっていると確信しています。

 うちのマグロがどこそこのマグロより美味しいとか、築地や豊洲のどこそのマグロが良いとか、そういうのは、もうどうでもいいのです。はっきり言ってしまえば、うちより美味しいマグロなんてごまんとあります。そんなことよりマグロに対するもっとピュアな気持ちを綴っていきます。

 大好きなマグロを中心に仲間とどう成長していくのか。どんな自分自身になりたいのか。「マグロ愛」なんて言っても、ただの「下手の横好き」なんです。いいんです。大好きなマグロと真摯に向き合い、自分自身の仕事に胸を張る。最高です。

 ウソのないおっさんの生き様が、多くの人の心を打ち「鮪のシマハラ」の知名度を上げていく。「鮪のシマハラ」ではなく、島原慶将が運営している「鮪のシマハラ」として有名になっていく。私自身がそんな仕事と生き方をしていかなければなりません。

 マグロはいまいち。味もサービスもぜんぜんダメ。でも島原の店だから行ってやるか。島原の店だから応援するか。そう言ってもらえるように私が成長します。仲間を引っ張て行きます。

 産地とか、生とか、天然とか、そういうことに関係なく、「鮪のシマハラ」が提供するマグロには魂を感じる。それを提供するメンバーには気迫を感じる。そう思ってもらえるように、今日も私は「ウソのない未熟なおっさんの生き様」を発信していきます。それが「鮪のシマハラ」の知名度を上げる一番の近道だと知っているからです。


みんなへ。そうは言っても、俺たちに立地なんて関係ないぜ。なぜなら「鮪のシマハラ」が、その場所を好立地に変えていくからな。




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