久保田智行 元•島暮らし

ワーケーション×剣道×コミュニケーションの組み合わせで、種子島での生活で気づいたこと、…

久保田智行 元•島暮らし

ワーケーション×剣道×コミュニケーションの組み合わせで、種子島での生活で気づいたこと、二拠点生活の働き方、人生のやり甲斐ついて考えてることを書き出します。 •東京で働きながら種子島に住んでいました。 •44歳で憧れていた剣道を始めました。 •人材•組織のコンサルタントです。

最近の記事

「宇宙留学」(種子島)での1年間の家族移住生活4分類 適応期•満喫期•揺動期•イヤイヤ期

この投稿では、種子島の山村留学「宇宙留学」制度を活用した、家族での1年間の種子島移住生活で気づいたことを記していきます。なるべく詳しく書き綴りたいのですが、まだ元の埼玉に戻って5日、心は種子島にあり。とにかく、概略からでも書き出します。 私は、16年勤めているHRD株式会社で、研修、人事コンサルの仕事で以前と変わらぬ役割を担いながら、種子島からリモートワーク中心の働き方を続けました。コロナ以前は、東京のオフィスに毎日出社していましたが、コロナ以降、リモートワーク中心となって

    • 種子島に1年住んで気づいた大事なこと:空を見上げる

      種子島に来て、満たされた気持ちになぜなっているのか考えていたら、ふと、いつも空を見上げていることに思い当たった。 •毎朝、今日の天気は?風はどちらから?と •毎夕、夕陽が綺麗だなと •海の向こうの屋久島の表情を眺めて •毎晩、満天の星空を眺めながら •ロケットの発射を待ち望みながら 種子島に来る前は、こんなに、空を見ていただろうか。東京で、今日の空の色を、風の匂いを感じて深呼吸していただろうか。宇宙との繋がりを感じていただろうか。 それよりも、日々の目の前のことを必死に

      • おかしい。久しぶりに剣道の稽古をして「右腕」が筋肉痛。

        子どもたちの夏休みに合わせて、剣友会の稽古も1カ月位お休みでした。 その間、家族であちらこちらに旅行もしたことなどもあり、ほぼ自分で竹刀を振ることもなく1ヶ月を過ごしました。 そして先日、久々に再開した稽古に参加。休みの分も取り返そうと一所懸命に打ち込みました。掛かり稽古にも子どもたちと一緒に限界まで取り組み、息が続かず失神しかけました。死ぬかと思った^^; 問題はその後日……なぜか……右腕が重い。 おかしいのです。剣道は左腕を使い、右は添えるだけ。右だけが筋肉痛になる

        • 剣道を始めて1年の節目に考える:剣の癖から、コミュニケーションの癖を知る

          昨年の7月23日に剣道を始めて、まもなく1年が経ちます。武術は、自分自身の人としての立ち方、そして他者との関係について考えるきっかけを与えてくれます。ちょうど先日、武術と人間関係構築、さらに自分の人生を生きることについて、沖縄拳法空手道6代目師範 山城美智 先生から学びました。https://note.com/okinawakenpo そこで今回は、ここまで1年間で稽古を通して学んだことを簡単に記しておきたいと思います。剣道には、その人の性格、価値観、考え方が如実に反映され

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          【離島医療の限界】アキレス腱を切った時、離島だとどうなるか

          剣道で妻がアキレス腱を切った。 種子島で、家族みんなで剣道を始めました。 私は埼玉で去年から突然思い立って始めましたが、種子島の剣友会で受け入れていただきました。そして、私が通ううちに家族も興味を持ち、全員で剣道生活をスタート。 妻は小学生の頃に剣道をやっており、基礎ができている。さらに、高校時代の空手経験もあり、筋が良い。 そこに、種子島の先生たちは、褒め上手ときました。そうなると、、、調子に乗るのが人間というもの。普段の運動不足を忘れ、気持ちよく稽古に励んでいたとこ

          【離島医療の限界】アキレス腱を切った時、離島だとどうなるか

          生活環境を変えてみた。ワーケーションとは違う、移住してテレワークする意味。

          「ワーケーション」の楽しそうなイメージ wikiによると、「ワーケーション」とは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語、とのこと。 リゾート地とかホテルとかで、遊びがてら仕事をする、みたいなイメージでしょうか。いや、切り替えてちゃんと仕事する人が多いのでしょうけども。 種子島に移住する前は、なんとなく、ワーケーション楽しそうだな、やってみよう、くらいのつもりでした。しかし、離島生活を送るうちに、バケーション(休暇)とライフ(生活)は違うんだって

          生活環境を変えてみた。ワーケーションとは違う、移住してテレワークする意味。

          人間にとって、都会生活と田舎生活、どちらが心地良いか【マズローの5段階欲求で考えてみる】

          2ヶ月前に、埼玉から種子島に移住しました。 1年間の期間限定で移住した種子島の家は、趣のある伝統的な住まいです。家の中に大きなムカデやネズミなど、虫や謎の生き物が頻繁に出現。そしてボイラーが壊れてお風呂に入れなかったり、トイレが詰まったり。ドラクエで言うなら、街の中で安心してたのに、突然敵があらわれる、そんな感じです。 いっぽう、埼玉の住まいは「そらどまの家」といって、簡単に言えば最先端かつ日本古来の良さを生かした、快適な家です。高気密高断熱、かつ外部の新鮮な空気も取り入

          人間にとって、都会生活と田舎生活、どちらが心地良いか【マズローの5段階欲求で考えてみる】

          種子島への旅路 桜島•開聞岳•大隅半島 空からの風景

          仕事のため、移住先の種子島から、一時東京(埼玉)へ帰っていました。 ※一時、家に戻ることをなんというのでしょうか。 種子島-東京間では、直行便はなく鹿児島空港を経由します。種子島-鹿児島間には、フェリーもあります。 今回は、天気が崩れていて、飛行機が欠航する恐れもありました。特に帰りの鹿児島-種子島便は、私が乗る前の便が欠航し、ちゃんと種子島に戻れるのか心配でしたが、奇跡的に晴れ間もあり、JALも頑張ってくれて無事帰宅できたのでした。 その帰りの便の40分間、雲間からい

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          離島暮らしの虫事情 ⭐︎閲覧注意

          1年間の限定移住で、海のそば、かつ山の中に住んでいます。元の住まいの埼玉県春日部市でもそれなりに自然に囲まれていますが、ここ種子島は次元が違います。ゆったりとした時間でとても気持ちが良いのですが、まあ、難しいこともあります。それは 「虫」です。 種子島に住み始めて3週間。地元の多くの方々から、虫には注意、というアドバイスをいただきました。私個人は、虫には幼い頃から触れていて嫌いじゃないのですが(父親が虫博士)、家族は大変です。住んでいる家が特にかなりの古民家で、虫さんたちは

          離島暮らしの虫事情 ⭐︎閲覧注意

          【種子島の朝の音色】ウグイスの共鳴と、微かな波音 5分間

          種子島では、1日中、びっくりするくらい、 ウグイスが鳴きまくっています 気温は15℃くらいで少し冷んやり 微かな風が頬に当たります 途中、飛行機のエンジン音?が遠くに響いてます #移住 #種子島 #自然の音 #ワーケーション #瞑想 

          【種子島の朝の音色】ウグイスの共鳴と、微かな波音 5分間

          【種子島の朝の音色】ウグイスの共鳴と、微かな波音 5分間

          【音声】種子島の波音と風音の5分間

          種子島の海(熊野海水浴場) なんの人工音もない、波音と風音だけの5分間です 瞑想のお供などにどうぞ カラッとした快晴で、気温は22℃くらい 爽やかな風が吹いています #種子島 #波音 #快晴 #癒し #休日の午後 #瞑想 #asmr

          【音声】種子島の波音と風音の5分間

          【音声】種子島の波音と風音の5分間

          種子島 珍百景 3つ

          その1 不思議な顔たち 南種子の西海沿いをドライブしてたら、突然、たくさんの顔が現れました。どうやら、趣味でやられているとの噂です。 その2 道に突然現れる窓 坂道の途中に、突然、窓だけが取り付けられていました。さらに、いつも綺麗です。理由は不明です。 その3 カラカラのフグ 「千座(ちくら)の岩屋」を散策していたら、砂浜から、カラカラのフグが登場してきました もちろん、生きてはおりません

          「宇宙留学」子どもの成長を信じる覚悟

          息子は「宇宙留学」で、種子島の海沿いの小学校に留学中です。 そもそも「宇宙留学」とは何か。いわゆる山村留学制度の南種子町独自の呼称であり、日本で一番留学生の数が多いそうです。 山村留学とは、過疎地域の活性化施策のひとつであり、子どもにとっては山や川、海といった大自然の体験や地域の関わりから学びを得られるものです。 その方式には様々あります。 その地域の協力者(里親)に1年間子どもを預ける「里親留学」 家族とともに移住する「家族留学」 親戚の家から通う「親戚留学」 我が

          「宇宙留学」子どもの成長を信じる覚悟

          種子島の美しい海と、海外のゴミ

          種子島の海は、めちゃめちゃ綺麗です。屋久島も見えます。 しかし、少し目を凝らすと、漂流ゴミだらけです。 さらによく見ると海外のからのゴミがほとんどのようです。海は世界とか繋がっていることを実感します。そして、日本のゴミも、ハワイやサイパンなど海外に流れ着いているようです。 そして、種子島でも、海洋ゴミに関する活動に取り組んでいるようです。息子も、ゴミを見てクリーン活動に参加したいと言い出しました。みなで、綺麗な海を、保ちたいですね。

          種子島の美しい海と、海外のゴミ

          44歳素人が剣道を始めた理由

          昨年2021年7月、44歳男性が突然剣道を始めました。今までサッカー経験しかありません。そんな大人が、子どもを連れることもなく、自分がやりたいからと始めるのは珍しいらしく、度々「なんで始めたの?」と質問されます。 「そんなに聞かれてもあんまりカッコ良い理由はないんだけどなあ」と正直思いつつ、でも理由はそれなりにあるわけで、今回はそれを書いていきます。 元々憧れがあった、特に武士道精神 場当たり的で口先だけの自身とは正反対の「武士道」に以前から憧れがあり、歴史小説が好きで

          44歳素人が剣道を始めた理由

          種子島移住1日目、驚き(人の優しさ、ロケット、屋久島)

          長男の宇宙留学(詳細)のため、家族に遅れること4日、ようやく種子島に漂着しました。ちょうどビッグダディも種子島移住というニュースが流れてましたので、ご縁があれば嬉しい。ということで、島で1日過ごして、驚いたことがありましたので、3つとオマケを1つ書き出します。 1.他所者に優しい土地柄 野菜をいただく 着いて初日、お隣の老夫婦が野菜を持ってきてくださいました。そして、「何もできないかもしれないけど何でもするから言ってね」と優しい言葉をかけてくださいました。都会とは違う距離

          種子島移住1日目、驚き(人の優しさ、ロケット、屋久島)