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種子島に1年住んで気づいた大事なこと:空を見上げる

種子島に来て、満たされた気持ちになぜなっているのか考えていたら、ふと、いつも空を見上げていることに思い当たった。

•毎朝、今日の天気は?風はどちらから?と
•毎夕、夕陽が綺麗だなと
•海の向こうの屋久島の表情を眺めて
•毎晩、満天の星空を眺めながら
•ロケットの発射を待ち望みながら

種子島に来る前は、こんなに、空を見ていただろうか。東京で、今日の空の色を、風の匂いを感じて深呼吸していただろうか。宇宙との繋がりを感じていただろうか。

それよりも、日々の目の前のことを必死にこなし、足元を踏はずさないように、階段で転げ落ちないように、目線を落としてばかりいた気がする。

目線は、人の気持ちの方向に大きく影響すると感じる。

下を見れば、視野は狭まり、周囲が見えなくなって自分の殻に閉じこもる。

上を見れば、視野が広がり、気付いてきなかった様々な変化を捉えることが出来るようになり、接する人に、出来事に心を開く。

自分から、天のカーテンを開けよう。上を見て、光を、匂いを、風を、感じてみよう。充実した離島•種子島生活が終わりつつあるのは寂しいのだけど、埼玉でも、東京でも、出来るはず。

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